Warning: call_user_func_array() expects parameter 1 to be a valid callback, class 'collapsArch' does not have a method 'enqueue_scripts' in /home/users/0/sunnyday.jp-100wishlist/web/wp-includes/plugin.php on line 525

Posts Tagged ‘二次試験対策’

The Japan Timesで手軽に英検1級二次対策

英検1級の二次試験対策をされている方の中には、英字新聞を利用されている方もいらっしゃることと思います。
中でも、日本の英字新聞であるThe Japan Timesは、国内ニュースを知る上で大変便利。利用されている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな The Japan Timesの中から、二次試験にすぐに使えるお役立ちパートをご紹介したいと思います。
(さらに…)

英語で雑談できますか?

私は英語の記事(The Economist や The Independent などが多いです)を読む時に必ず気をつけて行っていることがあります。それは気になる事実や数値が出てきた時に手帳にメモしておく、ということです。たったこれだけのことですが、分野ごとに抜き書きすることで英作文にも役立ちますし、英語でいろいろな分野の話題を話す時に重宝するのでお勧めです。

英語記事を定期的に読み始めるようになったのは2008年。現在はEvernoteを使ってメモを管理していますが、当初はポケットサイズの手帳にインデックスをつけて分野ごとにメモをしていました。具体的には社会、環境、教育、医療、経済、技術、というインデックスを使いました。読んでいる記事で気になる事実や数値を見つけたら項目別にメモをします。例えば、

There are roughly 1.5m home-schooled students in America, a number that has doubled in a decade. That is about 3% of the school-age population.

という文章が気になったので”教育”のページに抜き書き。

70% of Japanese women stop working when their first child arrives.

は”社会”ページに。

また、

2007年アメリカの医療費対GDP比は16%、日本は8%

というふうに日本語のメモもあります。

 

現在はEvernoteを使っています。Web上で読んだ記事の気になる部分を選択して、メニューバーのゾウさんボタンを押すことで英文とurl、日付などの情報が一度に入力されるので便利です。さらに日本語で一言書き加えることもあります。記事メモというノートブックを作りそこに一括で集めています。手書きノートと比べて一番のメリットは、複数のタグが付けられることです。

事実や数値メモの利点は、集めることでどんどん価値が増していくことです。最初はポツリポツリと関係のない事実の集まりですが、メモ数が増えるにつれ、メモ同士がつながりストーリーが出来てきます。また、英会話で雑談を苦手とする方は多いと思うのですが、話しだすきっかけとしてこのネタ帳が使えます。私はスカイプでのオンライン英会話の時はいつもEvernoteをひらいて使えそうなメモを参照しています。たとえば医療についての話題では、日米の医療費についての比較、少子高齢化に関するメモなどを参考にして、ある程度まとまりのある話をすることができます。また、メモを定期的に見かえすことにより世界で一日に消費される電力は15テラワット、一人当たりの二酸化炭素排出量はアメリカ人20トン、日本人10トン、アメリカ人で無宗教の人の割合は10-15%くらい、など大体の数字を覚えることができます。

このメモは英検1級2次試験にも大いに役立ちました。たった1分間で2分のスピーチを用意するのは大変ですが、知識のストックがあればあるほど、事実を元にして話を広げていくことができます。英語メモは一字一句、そのとおりに覚える必要はないと思います。おおまかな数値、事実を知り、それを自分なりの簡単な英語で再現できるだけで十分です。

私たちが英語を話す際に一番困るのが英語での雑談ではないでしょうか。出来るだけ多くの”引き出し”を持つことで会話の幅がぐんと広がります。私は2年半ほど意識してネタ帳づくりをしたことで話したいことが格段に増えましたし、雑談を恐れることがなくなりました。すぐに効果は実感できないかもしれませんが、英作文や英会話のネタにお困りの方には事実や数値のネタ帳を作ることをお勧めします。

自分の言葉でスピーチしよう ~”自分ネタ”のストック~

「スピーチの原稿を作る」
一見ものすごく大変で、どう取り組んでいいのか躊躇される方も多いかもしれません。

前回のエミコフさんの記事にもありましたが、いくら素晴らしいスピーチを暗記したところで、借り物の言葉では意味がありません。自分の言葉で、自分だけのオリジナルスピーチをするために・・・。

”自分ネタ”をストックしていきませんか?

”自分ネタ”とは?

例えば、「年老いた親の介護は、子供がみるべきであると思うか」というトピックがあったとしましょう。
私自身は、祖父母の介護をずっと手伝ってきたこともあり、このトピックに対して言いたいことが山ほどありました。
働く母にのしかかる負担、介護施設への順番待ち、行政の対応への要望など・・・。
現状を知っている自分にしか書けない意見を書くことができたと自負しています。

もっと身近なところにも話題は転がっています。例えば、近くのショッピングセンターでcar pooling(駐車場に自家用車を止めて、バスで駅まで行く)をしているのを知り、早速それを作文したことがあります。

また、久しぶりに訪れた大都市の駅で、環境に配慮した回数券が売られているのを知って、帰ってすぐに書きとめました。

自分が見て、心を動かされたものならば、テレビのドキュメンタリーでもいいし、本で知ったことでも構いません。

「自分」というフィルターを通して、じっくり考え、言葉にしたもの。

それが”自分ネタ”です。

どの部分に組み込むか

スピーチをする際には、決まった型があります。
簡単にまとめると、スピーチは以下のような構成で組み立てます。

  • イントロダクション (そのトピックに対する答え。)
  • ボディ (そう思う根拠)
  • コンクルージョン (もう一度、自分の主張をまとめる)

”自分ネタ”はボディの部分で使ってください。

”自分ネタ”の最もいい点は、他のトピックにも流用できることです。

例えば、先ほど書いたcar pooling, 回数券の話なら、多くの環境関連のトピックでボディの部分に組み込むことができます。
介護の話は特殊と思われるかもしれませんが、女性の働き方や、よりよい老後の迎え方など、意外なトピックにも流用できます。
自分で感じ自分で言葉にしたからこそ、パッと機転が利いて、流用することができるのです。

いつ書くか

実のところ、スピーチを一から仕上げようと思ったら、ものすごく時間がかかります。
情報収集、実際の作文、ネイティブに添削してもらう、録音する・・・等、全てを一度にやろうと思ったら、何時間、いや何日もかかることもあります。

ですが、”自分ネタ”を書くだけならば、こま切れ時間にでも取り組むことができます。

例えば、英文日記を書く習慣のある人ならば、その題材を、ちょっと時事関連、英検関連の内容を意識したものにするだけで、立派なスピーチ対策になるのです。

おわりに

スピーチだからといって、今までと全く違う対策をしなくてはいけないわけではありません。普段の地道な学習が、スピーチの成功へとつながっています。

”自分ネタ”をたくさん準備しておくことは、スピーチをする上で大きな自信になります。

構えず、気楽に・・・英文日記を書く感覚で、”自分ネタ”を集めていきましょう。

二次試験対策、丸暗記で大丈夫ですか?

普段スピーチをする機会はありますか?
なかなかスピーチをする機会がないという方はいざスピーチをするとなると構えてしまいますよね。
英検一級の二次試験では、当日いきなりトピックを与えられ、たった一分の準備時間でスピーチを考えなければいけません。

そこで必要になってくるのは何でしょうか。
広範囲の話題に対応するための背景知識と、それを論理的に構成し、表現する力ではないでしょうか。

事前にスピーチの原稿を作ることは大切な事です。数々のトピックに対する情報を集めて整理したり、スピーチの構成や言葉の選び方などじっくりと考えなければならない事がたくさんあるからです。
しかし、完璧な原稿を作ったとしてもそれを丸暗記することは有効でしょうか。

まず丸暗記をしなければいけないというプレッシャーから本来の勉強が進まなくなる可能性があります。
「ヤマが外れてしまい応用できなかった。」「一部分を飛ばしたり順番を間違えたりして論旨がめちゃくちゃになってしまった。」…と失敗例もたくさん耳にしてきました。
せっかく時間をかけて暗記しなければならない割には致命的なデメリットが多いとは思いませんか?

スピーチは人に自分の考え、想いを伝えるためのものです。暗記したものでは伝わりません。試験対策の裏技のようなものに頼るよりも、自分の言葉で、しっかりと自分の意見を伝える方が、試験のその先に目指しているものへも近づきやすいのではないでしょうか。

どうしても暗記をしないと不安だという方は、キーワードごとに自分の意見を1,2センテンスほどいくつも書き出してストックを作り、それを覚えてみたらいかがでしょうか。
ある特定のキーワードについて書いたとしても、他の話題にもつなげられることは多くあります。
流れが論理的になっているかに気を付けながら、自分のストックの中の文章を組み立てていく練習をしておけば、本番の短い準備時間に対応する訓練にもなりますね。

スピーチを丸暗記する時間を、情報収集や表現のストックとその利用のために使ってみませんか?

英検1級二次試験対策 1分間で出来ること

今週末に英検二次試験が控えていますので、今回は英検1級二次試験本番対策、特にTopicカードを渡されてからスピーチを始めるまでのシュミレーションについて考えてみたいと思います。

英検1級二次試験では5つのトピックが用意されています。試験が行われる個室に入室し簡単な自己紹介を終えた後、トピックカードを開けるよう指示されます。5つのトピックから1つを選び、構成を考えてスピーチが始まるまで、1分間の使い方を何も考えずに臨むのと、1分間で何をするかシュミレーションして臨のとでは後のスピーチの良し悪しに大きな違いが出ます。2分間のスピーチ対策だけではなく、この1分間で何をすべきか戦略を立てましょう。

 

トピック選びで注意すること

まずトピックカードを裏返したら5つのトピックに目を通します。緊張のあまり内容が上滑りして頭に入ってこない事も大いに考えられます。タイトルをみて意味が分からないトピックには拘らずに飛ばし、他のトピックに移るようにしましょう。このことを頭に入れていないと、トピックを選びきれないまま本番スタート!という最悪の自体もありえます。私の場合は、もしトピックの中に得意分野か自分の経験談から話せる分野があればそれを即選択し、後の選択肢は見ずに内容構成に集中するという作戦をとりました。

 

内容構成:鍵となるアイデアを2つ考える

スピーチの基本構成は、
1. イントロ
2. ボディ1
 →サポートアイデア1〜2個
3. ボディ2
 →サポートアイデア1−2
4. コンクルージョン
 
 です。トピックを決めたら、ボティ1と2(トピックによっては3つ)で言うべきアイデアを考えます。英語でフルセンテンス考える程の余裕はありませんので、アイデアのみでも十分です。Pros and Consタイプのトピックでは、自分が賛成派なのか反対派なのかを明確にします。〇〇問題について意見を述べよ、〇〇とは何か?というように自由に意見を述べるタイプのトピックでも、自分の意見を理由をつけながら述べるという形式に変わりはありませんので、1分間のうちにボディとなるアイデアを2−3つ考えます。
 ボティ部分のアイデアが決まっているとスピーチの導入がスムーズです。何もアイデアがないまま話しだすと、キーポイントのないグダグダなスピーチになりますし、時間配分も難しくなります。事前に練習したスピーチの型で話せるよう、スピーチの核となるアイデア2−3つをこの1分間で考えましょう。
 

まとめ

スピーチがスタートしたら、”I have chosen the (何番目の) topic, 〜〜”と言って、タイトルを読み上げてからスピーチを始めましょう。
英検サイトのバーチャル面接では、イントロは簡単に自分はこう考える、と述べるだけでボディ部分の理由付けに繋いでいますが、現状は〜〜だ、そして問題点は〜〜だ、なので私はこう考えます。理由は・・・と述べてからボディに入っても良いと思います。
 
 試験当日は極度の緊張のため、トピックカードを見た時点で頭が真っ白になった、という体験談をよく耳にします。どのトピックを選ぶべきか何度も読み返しているうちにタイムアップ!とならないよう、1分間で何をすべきかを決めて試験前に何度もシュミレーションして本番に備えましょう!
 

iPhone/iPod Touchを使ったスピーチ録音法

前回のYukoさんの記事では、聴き手の立場に立ったスピーキング、その対策法について解説させていただきました。
自分の話し方を客観的にみるためには、録音して聴くのが一番です。
(もちろん、英検1級二次試験、スピーチ対策にも不可欠です)

今回は、iPhone/iPodTouchを使った音声・スピーチ録音の方法について解説させていただきます。

録音の手順

(注)今回の画像・説明には、私の利用しているiPodTouch 2009 late edition(第3世代)を使用しました。

(↑付属イヤホンの音量調節ボタンの裏にある、1ミリにも見たない穴・・・これがマイクです)

 

自分の声を録音するためには、画面左上にあるVoice Memosというアプリを使います。(最初から入っているアプリです)

  • 録音操作その1:画面左下にある赤丸が録音ボタンです。マイク(付きイヤホン)を接続し、ボタンを押すと録音スタートです。

 

録音中の画面。声の大きさにより、下方中央のVUメーターが反応します。

  • 録音操作その2:赤丸ボタン(この時点では一旦停止ボタン表示になっている)をもう一度押すと一旦停止されます。メーターの右の三本線の入ったボタンを押すと、以下の画面が出ます。

この段階で、音声はiPod本体に保存されています。(赤枠で囲んだのが、今回録音したものです)

iTunesへの取り込み方

録音した音声を、PCやiPhone/iPodTouch内のiTunesで聴けるようにしましょう。
(iPhone/iPodTouchでは、先ほどのVoice Memosアプリで直接聞けますが、タイトルを編集したり順序を変えて聴きたい場合はiTunesを利用したほうが便利です)

同期は簡単です。PCにつなぐのみ。iTunesを開くと、ライブラリ内にボイスメモという項目ができています。

 

ボイスメモの中身を見てみると、先ほど録音した音源が同期されています。

おわりに

私が英検を受験した頃は、ボイスレコーダーを使うのが主流でしたが、今はiPhone, iPodTouchを使って手軽に音声を録音できます。
iPhone, iPodTouchは、音声録音だけでなく、リスニング・リーディングなど英語学習にフル活用でき、今や英語学習に欠かせないものになっています。(英語学習に使えるアプリはこちらからご覧くださいね)

携帯電話のキャリアごと変えるのが敷居が高い場合は、ぜひiPodTouchをご検討くださいね。私も、毎日フル活用しています。

【商品リンク更新:2012年6月11日】

スピーキング:なくて七癖

英検二次試験対策は辛くてつまらないものですが、これだけはやって良かった!と思えることがあります。それは、他人に聞かれることを意識したスピーチ練習をしたことです。

日本在住の英語学習者にとっては英語を話す機会自体少ないですし、パブリックスピーチをすることなどほとんどないと思います。英検二次試験はスピーチや質疑応答が採点の対象になりますので、どうしたら2分間で意見が簡潔に伝えられるか、流暢に聞こえるか、ということを真剣に考える良いきっかけとなりました。今回は流暢に話すために試行錯誤した過程で学んだことを紹介したいと思います。

流暢に話すために一番大事なことは、内容がしっかりしているというのが大前提なのですが、話し方自体も重要です。英検二次試験を受けることになり、自分のスピーチを聞いたり、英検受験仲間のスピーチを聞いて意識するようになったのが Filler words でした。

Filler words というのは、言葉と言葉の間に無意識に入れてしまう余計な言葉です。よくあるFiller words として挙げられるのは、uh, um, eh, you know, anyway, like・・・などです。他にも日本人英語学習者の癖としては、 えーと、えっとぉー、あのー、うーん・うーん、アー、ウー、あんどぅー(andぅー)などがよく聞かれるfiller wordsではないでしょうか。

これらのfiller wordsは、聞いている人がイライラして気がそがれる、話し手が賢く見えない、試験などでは全く以て流暢に聞こえず減点の対象になりうる、等々問題があります。しかも話し手である当の本人は気づきにくいというタチの悪いものです。”自分は絶対に言ってない!”と思った方、自分のスピーキングを録音して確認することをお勧めします。自分の脳内イメージとは程遠い現実の姿をつきつけられてがっかりすることと思います。

これらのannoyingな言葉を消し去るための第一段階は、まず自分の喋りを録音して客観的に聞くことです。多くの人は自分のfiller wordsのパターンに気づいていないそうです。自分の場合もそうだったのですが、いくつかのfiller wordsをまんべんなく使うパターンよりも、ある決まった言葉を何回も使うパターンが多いそうです。英語ネイティブスピーカーでも、”You know, like・・・”を多用する人がいますよね。この手のfiller wordsは自分のスピーチパターンにいったん組み込まれると、言っていることも意識しないままに多用してしまうようです。周囲の人はイラっとすることもあるのですが、もちろんそんなことは本人には言えません。例え英語の先生からであっても注意されると落ち込みますので、出来れば自主的に改善したいものです。

自分のなくて七癖に気づいたら、次の段階は”言わないように意識すること”です。そうはいっても言葉につまった時に咄嗟に出てきてしまう性質のものですので、filler wordsを言いそうになった時に使える代わりの言葉を用意しておくといいようです。言葉に詰まったら前の文章をパラフレーズする、”well,” を挟む(Well,自体がFillerとならないよう注意!)、一呼吸置いてから話す、などが一般的な対処法です。

特に試験を控えている方にお勧めなのですが、試験を受ける予定のない方もこの先ずっと”えっとぉ、あんどぅー”と言いながら英会話するのも切ないですので、ぜひ自分の話し方を録音し、客観的に聞いてみることをお勧めいたします。

 

英語力アップのための発音学習

皆さんは発音を学習することについてどう思われますか?

発音学習ほど、取り組む人と取り組まない人の差が極端な分野はないと思います。
「発音なんてどうでもいい。日本人英語でいいじゃないか」という意見。
そうかと思えば、発音に関する書籍がよく売れていたり、発音専門のスクールもあるほど。

今回の記事では、発音学習の意義を再検証、方法を紹介しながら、発音学習を通じた英語力アップについて考えてみたいと思います。

発音を学習する意義

私の考える発音学習の意義は以下の二つです。

  • 相手に言いたいことをスムーズに伝えられる
  • リスニング力がアップする

この二つ。考えてみれば当たり前のことかもしれません。発音=英語を声に出すこと。自分が意見を相手に伝える際にも、音声を使ってコミュニケーションをとりますし、相手からの意見を聞く際も同じことです。

「日本人英語でいい」というのは、完璧を求めて口数が少なくなってしまう人にとっては、大いに勇気づけられる意見だと思います。私自身もその姿勢自体には賛成です。

ただ、リスニングとなると話は別です。
正しい音を聴き取れる力は不可欠であり、そのためには自分も正しい発音を理解しておく必要があると考えます。

具体的な学び方

まず、発音記号を読めるようにしましょう。
それによって、辞書を見るだけで初見の語を発音することができるようになります。
(発音記号の読み方については、次項で紹介する書籍でご確認ください。)

また、以前ご紹介したオンライン辞書の一つ、goo辞書では、汎用の発音記号が表記されていて(フォントの関係でサイトによっては独自表記のところもあります)、正しい発音を聴くことができます。
記号の発音を確認した後に、新出単語や、うろ覚えの発音の単語を確認していくことをお勧めします。

発音に関する書籍

発音に関する書籍の有名どころです。私自身は、1冊目の岩村圭南先生の本を使用していましたが、気軽に取り組めるスタイルで大変おすすめです。
音読で鍛える英語の発音―読んで・聞いて・声に出す英会話練習法 (英語トレーニング・シリーズ)

英語のリスニングは発音力で決まる!

これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話

おわりに

完璧を目指して挫折してしまっては本末転倒です。発音学習の利点を踏まえた上で、戦略的に英語力アップにつなげていきましょう。

英検準1級二次試験対策講座開講!

100 WISH LIST で英検準1級二次試験向けの講座を開講することになりました。
以前より不定期開講をしておりましたが、この度正式に開講いたします。

メンバーの豊富な経験を活かし、最短で二次試験合格を達成するためのお手伝いをいたします。
模擬面接だけではなく、本番までの学習方法などのサポートもしっかりさせていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。

詳細はこちらから御覧ください。
100 WISH LIST 英検準1級二次試験対策講座

英検1級のエッセイ、スピーチを意識した記事管理&ライティング

前回はYukoさんにEvernoteを使った記事の管理について紹介してもらいました。記事をきちんと管理しておくことは、英検(特に1級)対策として皆さんが一番気にしていると言ってもよいエッセイやスピーチ対策にとても有効ですね。

今回はさらにその記事管理を英検対策を意識しながら充実させていくステップをご紹介したいと思います。

記事の要約をする

最初のステップは、前回のエントリーのように、クリップした記事の要約を日本語でメモしていくことです。ここで大切な事は、記事を読んで要約をすることを習慣付けることです。毎日少しずつでも良いので何か記事を読み、要約をする習慣を付けます。

感想を書いてみる

要約をすることに慣れてきたら、次は感想を書いてみましょう。
日本語で良いので、読んだ記事についての自分の意見を書く練習をします。ここで気を付けることは、「◯◯についてこう思った。」「◯◯はすごいと思った。」とダラダラと書いていくのではなく、エッセイやスピーチとしての構成を考えながら書いていくことです。

要約も感想も英語で書いてみる

感想を書くことに慣れてきたら、英語で書くようにしてみましょう。最初は日本語で考えたものを英訳するような形になるかもしれません。最初はそれでも構いません。しつこいようですが、大切な事は継続することです。
続けているうちに、日本語ではよく使うような言い回しでも英語では不自然だったり、同じ英単語を何度も何度も使ってしまっていることに気付くようになってきます。(これについての対策はまた別のエントリーでご紹介したいと思います。)

ここでおすすめするのが、書いた後に添削を受けることです。
いくら継続が大切とは言っても、無駄な時間を使うことは極力避けていきたいですよね。一人で10回やっても気付かないことに、一度の添削で気付くことができたりします。
添削サービスは有料かもしれませんが、間違いに早く気付くことができ、そこを復習したりすることで常に前進していけます。毎回は無理!という方でも、変な書き癖が付いてしまわないように何回かに一度は添削を受けるようにしてください。
(私は以前に紹介したLingQの添削サービスを利用しています。)

まとめ

このようにして少しずつレベルを上げながら継続していくと、試験対策!!と肩に力を入れずに1級のエッセイやスピーチの対策ができます。過去の出題トピックについて書いてみようと思った時でも、Evernoteでキーワード検索をすれば、関連記事やそれについての自分の意見をすぐに引っ張り出すこともできます。
色々な記事を読むことになるので、一次試験の長文読解のバックグラウンドとなる知識も得られますよね。

レベルアップも少しずつだから負担があまりかからないとは言っても、やっぱり挫折してしまうかもしれません。
100 WISH LIST の活動の一環としてなぼむしさん主催のヴァーチャル英語部があります。ここでは皆でやる気をシェアしながら英語学習をしていこうという趣旨の企画をいくつか行っています。
その中に「ライティング強化企画」もありますので、ぜひご参加ください。

1 2 3