ヴァーチャル夏休みが始まって二週間。
皆様良いスタートは切れたでしょうか。
本日はヴァ夏の課題に追加もできそうな、簡単なものを反復して基礎を固めたいという方向けの書籍を2冊ご紹介したいと思います。
定番!瞬間英作文トレーニング
ひと通りのことは理解しているけれど、運用するとなるとなかなか難しいという方におすすめなのはこちら。
もう有名で何種類も出版されているのでいまさら感はありますが、この本が出た当初に中学生にこちらの教材を使ってしっかり基本の文章を言えるように繰り返し繰り返し練習をさせたら英語の成績がぐっと上がったので、中学生だけでなく大人の学習者の方の基礎がためにもおすすめしています。
見開きの左側に日本語、右側に該当の英文が描いてあり、瞬間英作文をしていきます。
こちらは中学1年の範囲から順番に内容ごとに章をまとめてあるので、苦手な項目だけ集中して取り組むことができます。
文章を見ると簡単なんですよね。
つい「こんなの分かるよーー。」と思ってしまうのですが、いざパッと英語を言おうとしても出ないという場合があります。
結局は日本語→英語という形で英訳をするような感覚なので、完全に英語脳で考えるというスタイルとは違いますが、とにかく基礎を身体で覚えたいという方にはピッタリだと思います。
細かく丁寧に簡単なものをひたすら反復
もうひとつはこちらの中学生向け問題集です。
文法の説明が少々あり、3パートに分かれた練習問題があるという構成です。
Q1は文章のキモになる部分を選択肢で選ぶ問題、Q2は並べ替え英作文、Q3はすべて自分で書くという進め方です。
それぞれの問題は違うのですが、主語が違うといった微妙な違いだけです。それぞれ5問ずつで15問解くわけですが、章の分け方が結構細かいです。例えば現在進行形であれば、まず普通に進行形、次の章はing形にする時につづりが変わる動詞(makeはeを取ってmakingにする…といったタイプのもの)ばかりの章、否定文の章、疑問文の章…とそれぞれ15題ずつあるわけです。
とにかく反復反復で数を打って覚えるタイプの問題集です。
中学1〜3年、それぞれ一冊ずつ出ているのですべて解けばそれなりの問題数になるはずです。難しい単語は出て来ませんし、同じ単語が見開き内で使いまわされるので辞書も必要ないです。簡単なものを数多く解くにはピッタリです。スピーキングやライティングの基礎練習としてもいいですよね。
8月上旬に高校英語をまとめたものも発売されるので期待しています。