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Posts Tagged ‘スピーキング’

オンライン英会話を利用した英文添削

 英文添削サービスを利用していて感じたことですが、添削者によって、添削の質がかなり異なります。添削を受けた後は、どこに出しても恥ずかしくない立派な英文に生まれ変わるわけではありません。お金さえ出せば、素晴らしいサービスが受けられるというわけでもなく、数万円出して添削してもらった仕事用の英文レポートが、”要英文添削”で返却された、という人もいます。添削者のレベルもあるでしょうが、出来上がりの質は、自分が書いた元の文章のレベルに左右されるため、しかたのないことかもしれません。元の英文が何を言いたいのか分からず、類推も不可能なレベルの時など、表面的に冠詞やスペルミスを直す程度の添削者もいます。このような添削を受けてしまうと、文法的な間違いは直してもらったのに、全体的に何を言っているのか分からないレポートが出来上がってしまうのです。

 添削者を指定できるサイトであれば、いい添削者に当たるまで色々な人を試すことも出来ますが、こちらから指定できない場合もあります。せっかくお金を払って添削を受けるからには、ちゃんとした添削を受けたいものです。スペルミスや冠詞の間違いだけでなく、不自然な言い回しを自然な表現に直してくれ、意味不明な文章があった時に無視せずに、”この部分は何を言っているか分からないから書きなおして下さい”とちゃんと教えてくれる人を探すと良いと思います。

 オンライン英会話を受けている人であれば、Skypeで会話しながら添削をお願いするという手もあります。ちょっとした日記や感想文、英検対策の作文であれば、オンラインでの添削を引き受けてくれる先生もいます。予め文章を用意しておいて、レッスン中に読んでもらい、どういうことを意図した文章なのかを説明すると、より自然な文章になり、何を言いたいのか分からない文章がスルーされる可能性が低くなります。

 
 または、オンラインスピーキングで話した内容についてレポートを書き、それを次回のレッスンで添削してもらう方法もあります。スピーキング担当の先生が英文添削を引きうけてくれるのであれば、別料金でオフラインで添削を受けるとよいと思います。私はスピーキングの後に簡単なレポートを書き、オフラインで添削を受けています。別料金なのでお金はかかりますが、スピーキングで言えそうで言えなかった表現を調べたり、会話中に教えてもらった表現を盛り込んで英作文を書くと、新しい表現の定着率も上がります。難しく考えると書けなくなってしまうので、”This essay is based on what we talked about yesterday.” や、”In the previous discussion, we talked about …” など、書き出しは簡単にし、スピーキングで話した内容をまとめ、感想を書き添えれば、ちょっとしたカンバセーションレポートが出来上がります。レッスン中にはペラペラと気持ちよく話したつもりでも、いざ内容をまとめてみると、繰り返しの表現が多かったり、結論がなかったりと、気づくことがたくさんあります。特に頻出トピックなどは、スピーキングレッスンを受ける→同じ先生に添削を出す→見なおした添削内容を元に、違う先生と同じトピックでもう一度スピーキングレッスンをする、と3段階経れば、そのトピックについてある程度正しい表現で話すことができるようになります。

  
 ライティングでなかなか思ったように伝わらないとお悩みの方は、オンライン英会話で対話しながらの英文添削を試されてみてはいかがでしょうか。

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ネタ帳作りで会話上手に

本日はちょっと英語学習から離れてしまいますが、私が普段やっていることで、英語を使う上でもちょっと役に立ったことをご紹介します。

言葉を知っていても話すことがなければ話せない!

英会話のレッスンでフリートークで無言になってしまったことはありませんか?先生や他の生徒さんが出してくれる話題に相槌を打っているだけではちょっともったいないですよね。
それに、いくら英語を話せるようになっても、話すネタがなければせっかく習得したものも活かすことができません。

ネタがなければ話ができないというのは、母国語であろうが外国語であろうが関係ありませんよね。
普段誰かと話をしていてもなかなか上手く話題を見つけられない時はありませんか?
あまり普段からお付き合いのない方とはお互いの趣味などもわかりませんし、共通の話題がなかなか見つからないことがあります。相手の方がおしゃべり上手な方だと会話も弾むのですが、毎回そうとも限りません。

気になることはメモ

そんな時のために、私は普段から気になることや、本やTV、雑誌で目についたことを小さなノートにメモしています。

例えばこのメモですが、TVでエベレスト特集をしていた時にちょこちょこと調べたことをメモしておきました。

その後、山に興味がある方とお話しする機会があり、このような番組を見たことや、登山料って高いんですね!と盛り上がり、おすすめの本を紹介していただいたりもしました。その本が面白かったので、英会話レッスンの時に話題に出したりもしました。

ほんの少し調べたような情報で知ったかぶりをするためではなく、話題を広げるきっかけになればいいなと思ってやっています。
「へ〜!」と思ったことをメモしておくだけで、意外と頭の隅に残っています。メモしておかないと、すごいな〜と思ったことすら忘れてしまったりしませんか?

楽しそうなことを詰め込む

こうやって山ネタを書いているかと思えば、カリフォルニア大学って何校があるの?とか、クルーズ旅行ってどんなコースがあるの?世界で一番◯◯なものシリーズ…などと、ノンジャンルで書きなぐっているのでまとまりはありませんが、読み返すと面白いものです。
ネタのためというよりも、自分がちょっと興味を持ったものをクリップしていく感覚です。

色々なことにアンテナを張るようにしてみると、世の中には面白いことがたくさんあるのだなと思います。
そして、英語が理解できることでその情報収集の範囲はとても広がります。
英検のスピーチやディスカッションの時に情報収集するのとはまた違う感覚で楽しいネタを集めてみてはいかがですか?

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発音確認できるサイト howjsay

英文を読む時やスピーキングの際、”あれ、この単語ってどう読むんだっけ?”と疑問に思うことはありませんか?一昔前は辞書で発音記号を確認しましたが、現在は無料のオンライン辞書で発音を聞くことが出来ます。数あるオンライン辞書の中でも発音に特化した便利な辞書、howjsay.com を紹介します。

howjsay.com は、成長し続けるオンライン辞書です。現在約15万語が収載されています。この辞書の良い点は、合成の音声ではなく本物の人が読み上げた音声であることです。基本はイギリス英語の発音ですが、アメリカ英語と違いがある場合は両方読み上げられます。

 

使い方は簡単です。発音を確認したい語彙を入力してsubmitボタンを押すだけ。

 

イギリス英語独特の発音を心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、発音にバリエーションがある単語の場合は、イギリス発音、アメリカ発音が続けて発音されます。試しにvase, schedule など、イギリス、アメリカで明らかに発音の違う単語を入力してみてください。

 

howjsay の長所は、専門用語が充実しているところです。通常の辞書であれば、一般的な単語の発音を聞くことは出来ても、化学や生物学などで使われる専門用語の発音を聞くことが出来ないことが多いです。例として apoptosis (細胞の自然死)という単語を検索してみてください。この単語にはいくつかの発音バリエーションがあるのですが、howjsayでは4つの発音を聞くことが出来ます。また、cholecystitis (胆嚢炎)、diastema (すきっ歯)、atherosclerosis (動脈硬化) などの病名や、thioglycollate (チオグリコール酸)、methyl salicylate (サリチル酸メチル) などの化学薬品名の発音も聞くことが出来るのは素晴らしいです。日常生活においては、これらの専門用語の発音が必要になることはあまりないとは思いますが、病名などはほんの少し発音が違っただけでも分かってもらえない事がありますので、話す機会がある際はこちらのサイトで確認すると良いと思います。

 

howjsay のもう一つの特徴は、人名、地名の発音も充実しているところです。例えば英文記事を読んでいて、ウラジミール・プーチンの読み方が分からなかったとします。vladimir と入力すると、英語読みとロシア読みの両方を読み上げてくれます。また、Dinka という地名がどこか分からない時は、Dinka と入力すると、”ディンカ、スダーン” と国名と共に読みあげてくれます。他にもサンクトペテルブルク “Saint Peterburg” など、日本語発音と英語が似ても似つかないような発音である場合もこの辞書が役立ちます。英文を脳内音読していて、人名・地名の読みが分からなくて”ウ、ウラなんとか・プーチン”などと適当に流してしまっている事も多かったのですが、こちらの辞書でしばしば目にする人名、地名の正確な発音を確認するようになってからは、英文記事読解のストレスを少し減らすことが出来ました。

 

有料ですが、iPhone (350円)やアンドロイド版アプリもあります。オンライン版は無料で利用出来ます。発音のみに特化した辞書ですが、いつもの辞書の補助として活用するとよいのではないでしょうか。

 

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アウトプットしながら文法を学ぶ

文法をいくら詳しく知っていても、実際に使えなければ意味がない、と感じた出来事について。

 

私は2006年からオンライン英会話で週2回ほど、グループレッスンを受けています。自分と似たようなレベルの人が集まりますので、”人の振り見て我が振り直せ” で、自分の分だけでなく、一緒に参加している学習者さんたちの英語からもたくさんの事を学びました。その中で共通していたのが、三単現のSなどの簡単な文法ルールさえ、実際に話す時は正しく使えない!ということです。

 

特に英会話を始めたばかりの頃は、話すだけで精一杯で細かい文法まで気が回りませんし、細かいことは気にせず、どんどん話すべきだと思っています。それにしても、She don’t know, I walks there,  など落ち着いて考えれば間違いようのない凡ミスを連発してしまうのです。また、単数形/複数形も間違いやすい項目の一つでした。複数形すべて s が抜けていたというミスも目立ちました。冠詞についても、a, the についてのルールを覚えただけでは、実際の会話に活かすことは出来ませんでした。例えば、海につく冠詞は通常 the であるというルールは知っていましたが、英会話で今日の出来事を話した時に、I went to sea today. と言ってしまい、先生に”See who? ” と返されて間違いに気付きました。the をつけ忘れたせいで、”I went to see 誰々” と発音が一緒になってしまったのです。文法書で、sea, river, island などの冠詞ルールを暗記したにもかかわらず、会話に活かせないのがとても残念でした。

 

これらのミスは、会話を進める上では取るに足らない間違いで、内容を把握するのに何ら問題はないかもしれません。ただ、三単現のSや、単数/複数の概念をよくわかっていないと思われるのは残念です。文法書を読んでルールを確認しつつ、実際に使ってみる経験が重要だと思います。

 

文法書を学ぶ際、日本語で書かれた文法の説明を理解して暗記するのに時間をかけすぎて、実際に英語に触れる時間が減ってしまわないよう気をつけねば、と思った出来事でした。このような経験を繰り返した後、Grammar in Useを2冊仕上げ、定期的にオンライン英会話に参加したことで、文法の凡ミスはかなり少なくなりました。参考書や問題集で学んだら実際に使ってみる→間違えやすい箇所を参考書で確認する、というサイクルが重要だと思います。

 

 

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オンライン英会話 グループvsマンツーマン

オンライン英会話のサービスもどんどん増えてきていますね。
多くの方がご利用になったことがあるとは思いますが、皆さんはどのような観点でスクールを選ばれているのでしょうか。

いくつかのオンライン英会話スクールでレッスンを受けてきましたが、現在はELEでの週二回のグループディスカッションをメインにしています。一つは週ごとに記事についてのディスカッションをしたりプレゼン練習をしたり…というもの、もう一つは一冊の本をメンバーで少しずつ読んで感想などを話し合ったりするという内容です。
どちらも3人のグループで行なっています。
英検の2次試験前にはELEやLingQでマンツーマンレッスンもしていました。

という訳で、今日はグループ、マンツーマンそれぞれの良さや気になる点について私の経験から考えてみました。

マンツーマンレッスン

スクールにもよるでしょうが、マンツーマンレッスンでは自分の希望する内容で自分のペースに合わせて進めてもらうことができます。
英検の2次試験を控えているのでそのようなレッスンをして欲しいとお願いしたり、先生は独り占めなので質問したいことは誰に遠慮することもなく何でも質問できます。
他に誰かがいると恥ずかしくて話ができない、話に入っていけない、質問をしたくても「こんな質問してもいいのかな?」と不安になる…というような方はマンツーマンなら先生とじっくり話をすることができるので安心です。

ただ先生と一対一なので、常に話をし続けなければいけません。何を聞かれても、「はい」「いいえ」だけでは会話も途切れてしまいます。先生はそのような状況にも慣れているのでどんどん話題を変えたり答えやすいような質問をしてくれるでしょうから、それでもなかなか話せない時は、聴き取れないのか、内容についてよく分からないのか、言葉が見つからないのか等でもいいので何かを伝えましょう。一人なので誰に気兼ねする必要もありません。

このように緊張感を持って毎回レッスンに臨むことは上達に繋がります。「今日はダメダメだった…。」と落ち込んだりせずに、「今回は言えなかったけれど次はこう言ってみよう。」「今度はこの表現を使おってみよう。」と予習復習をしてプラスの方向へ持って行ってください。(ディスカッションノートについてはYukoさんの記事も参考にしてください)

あえてマンツーマンで残念な点を挙げるとすれば、他の受講者との会話ができないことです。
グループレッスンの場合は他の受講者の方とも会話ができるので、その方が外国の方の場合はその国の文化なども知ることができたりして楽しかったりします。
国籍を問わず「英語を習得したい」という同じ志を持っている方々と、たとえレッスンの間だけでもお話をすることはとても刺激になります。その機会を逃すのは少し残念な気もします。

価格については最近では格安のマンツーマンレッスンなども増えてきているので、以前程デメリットではなくなってきたのではないでしょうか。

グループレッスン

グループでのディスカッションでは色々な意見を聞くことができます。先生と二人きりの場合よりも議論も盛り上がります。
英検前に関連トピックについてのディスカッションを何度かしてもらいましたが、自分が思いつきもしなかったような考えを他の参加者の方々からたくさん聞くことができました。これはとても参考になりましたし、ネイティブである先生以外の人に自分の話していることを理解してもらえるようにと努力することはプラスにつながります。
自分一人ではなかなか話が思い浮かばないという方には、誰かの一言がきっかけになって会話がはずむこともあるので、レッスン自体がいい方向へと流れていきます。

気を付けなければいけない点は、ちょっと控えめにしていると、黙っていてもレッスンが終わってしまうということです。
喋らなければ損!!!くらいに思って、どんどん話していかないと置いていかれてしまいます。特に日本人以外の学習者の方はとても積極的に話をされることが多いので、存在を忘れられないようにがんばりましょう。「負けないように喋って喋って喋りまくろう!」という目標を立てれば、このデメリットもメリットとして活かすことができますよね。
どうしてもダメだという場合はマンツーマンレッスンに切り替えるのも一つの選択肢です。

グループディスカッションは参加人数も考慮する必要があります。
もう5,6年ほど前の話ですが、あるオンラインレッスン(飛び込み参加自由)に参加した時に10人ほど参加者がいたために、自己紹介だけで45分のレッスンがほとんど終わってしまったことがありました。
グループレッスンなら、1時間のレッスンを4人程度(一人15分換算)程度が丁度良いなというのが私の中の印象です。

自分に合ったスタイルを見極める

マンツーマン、グループ、それぞれに良いところがあります。
予算の都合や自由がきく時間帯もあるので、なかなかグループとマンツーマンの両方を組み合わせるのは難しいかと思います。自分の今の状況や目標としているものをハッキリとさせ、自分に合ったスタイルは何なのかということを考えてみてください。

グループであれマンツーマンであれ、先生との相性もあります。無料でお試しができるところも色々とあるので、どんどんチャレンジしてみてくださいね。こういうお試しはなかなか実際の教室には行きにくいかもしれませんが、オンライン英会話では割と気軽にできますよね。

新年度ももうすぐ始まります。
まだオンライン英会話は未経験という方も、是非一度体験してみてはいかがですか?

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ディスカッションノートを作ろう!

スピーキングレッスンを受けた後、ちゃんと復習をしていますか?オンライン英会話のおかげで廉価で気軽に英会話レッスンが受けられる分、数をたくさんこなすだけで精一杯になっていませんか?せっかく20−30分の時間を割くわけですから、きちんと復習してオンラインレッスンの成果を最大限に活かしたいものです。今回は、オンライン英会話の復習方法の一例を紹介させて頂きます。

 

私は2006年にオンライン英会話を始めて以来、ディスカッションノートをつけています。これまで通算8冊、ディスカッションの準備や復習をノートにまとめてきました。走り書きメモや、スピーキング案でごちゃごちゃしていますが、レッスン中に教わった英語表現を書いたり、ノートを見ながらカンバセーションレポートを書いて、チューターに後日提出して添削してもらったりする際の参考になるので重宝しています。

 

レッスン中のメモはこんな感じ。日本語と英語、その時に書きやすかった方法でメモを取っていきます。

 

そしてこちらは、ディスカッション後に書いた英作文の草案です。この時はグループディスカッションだったので、他の方が話したトピックについて、メモを元に英作文の下書きをしています。この段階では間違いを気にせず、単語がわからない部分は日本語でもいいので、考えを遮らずに書いています。

 

ディスカッション中は話すことに集中していますし、会話のスピードも早いので、単純な表現を多用したり、適切な単語がパッと出てこなかったりします。ディスカッション後に”あの時こう言えば良かった・・”と反省した内容を元に、改めて言いたかった事や意見を英作文にします。先ほどのノートの走り書きや、ディスカッション後にブレインストーミング的に書きだした内容を下書きにします。可能であれば、ディスカッションをしたチューターに英作文を添削してもらうとなお良いと思います。一回話した内容なので、先生もこちらが言いたいことを分かってくださっていますし、レッスン中、言葉に詰まってしまった部分を重点的に見てもらうことができるからです。カジュアルなレポートなので、私は”This essay is based on what we talked about yesterday.” や、”In the previous discussion, we talked about …” など、前置きは簡単にしています。あまり難しく考えると書けなくなってしまいますし、先生にもディスカッションの補助として、うまく言えなかった部分を改善する手助けをして欲しい、と頼んでおくと気軽に書くことができます。

 

オンライン英会話を受ける際に気を付けなければいけないのは、受け身の授業ばかりを取らないこと。”先生が教えてくれる”のを期待するのではなく、自分が勉強した事を使う場であることを自覚し、レッスン中の反省を次回に繋げることが大切なのではないかと思います。数をこなすことも大事ですが、1つ1つのレッスンをおろそかにせず反省を最大限に活かすためにも、ディスカッションノートはお勧めです。

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同時通訳者の頭の中身って?

書店に立ち寄るとつい英語学習本のコーナーに立ち寄ってしまうのは私だけではないと思うのですが、今回ご紹介する本もついタイトルが目に飛び込んできて思わず手にとってしまいました。


同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

この書籍では同時通訳者の頭の中ということでビジネスシーンでよく使うフレーズが取り上げられており、日本語にありがちな曖昧な表現などが上手く英語に訳してあります。その訳を導くまでのプロセスが細かく書いてあり、こういった日本語をとっさに自然な英語するためにこのような考え方をしているのだなぁということがよく分かります。

このタイトルにもある「リプロセシング」というのは、日本語を英訳しやすいように、英語の表現に近い日本語にいったん変えてから英訳するというものです。
イラストなどもなく、説明がギュッと詰まっている感じなので読みにくいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、同時通訳者養成クラスで行われている方法で変換のプロセスを丁寧に説明してあるので細かくなるのは仕方ないかもしれません。

例えば、

お車を回しておきました。

これを、「私たちは車を持っている。そしてその車は外であなたを待っている。」といったように、日本語における曖昧な部分をはっきりとさせ、英語に近い形の日本語に変換し、

We have a car waiting for you outside.

と英訳するわけです。
実際にはもっと詳しいプロセスが書いてあるので、丸暗記をしていたら応用が効かないものも、考え方を覚えることで応用がききそうですよね。

この続編に同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術 リプロセシングドリルというものもあるのですが、こちらは初めの方で文の種類と定型をいくつか覚えてしまい、その後の章の練習問題で、まずその文章はどういう文なのか(依頼しているのか?など)、主語は誰なのか、動詞は何か…とプロセスに沿って効率よく練習できるようになっています。

日本語と英語の違いを理解して、英語の感覚をつかんでいく良い練習になると思いました。
同時通訳者を目指していなくても、つい日本語にとらわれて不自然な英語を話したり書いたりしてしまっているのではないか?と思っている方にも良いのではないでしょうか。

Amazonの画像で中身を少しだけ見られるので、興味のある方はご覧下さい。

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Skype英会話で現状を正しく把握しよう!

英語学習を開始した頃に始めておいて良かったことの一つに、Skype英会話があります。Skypeを使えば、自宅で気軽に英会話レッスンを受けられますし、フィリピン系のオンラインスクールは安価で良いサービスを提供しています。それでも、”もうちょっと上手くなったら英会話を始めよう”と思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。今回は、早めにSkype英会話レッスンを始めるメリットについて考えてみます。

 

その”知識”は使えますか?

英語は”知っている”だけではだめ。使えなければ意味がありません。学生時代にある程度英語を勉強していても、実際にまとまった会話をしようとすると、自分の脳内イメージよりも数段会話力が劣っていることにまず気づくと思います。例えば三単現のS。ペーパーテストで問われれば絶対にわかるのに、初心者のうちは、いざ話してみると三単現のSをかなり間違います。単数/複数もそうです。頭ではわかっているのに口から出ない、知っているのに間違っている!このようなことは、実際に話してみなければなかなか気づきません。Skype英会話などで定期的に話す機会を設けて、英語の知識が実際に使えるレベルであるかどうかを確かめてみてください。

 

コミュニケーションがとれますか?

Skype英会話のもう一つの利点は、対面でないぶんジェスチャーや、なんとなく雰囲気でわかる・・などという誤魔化しがきかないことです。相手の言っていることが聞き取れなければ返事が出来ませんし、こちらが自信なさげにモゴモゴ言うと、”なんて言っているのか分かりません”と言われてしまいます。これは独習ではなかなか気づきにくい事だと思います。教材とは違う生身の人間のカジュアルな会話を聞き、自分も相手にわかってもらえるように話すには、なるべくたくさん場数を踏む必要があります。

 

学習の成果を発揮する場

Skype英会話は、”先生が教えてくれる”のではなく、”自分が学習した内容を使う場”と心得ましょう!記事を読んで、先生の質問に Yes, I think so. などと簡単な返事で答え、後は先生が useful expressions などを教えてくれ、”へー、そうなんだ!”と感心して終わり、では勿体ないと思います。英語をたくさん読んだり聞いたりするうえで出会った新しい表現を実際の会話の中で使ってみたり、自分の意見をうまくまとめて述べ、相手の反応を引き出すことなどを意識してみてください。

 

Skype英会話で自分の実力を正しく把握し、何が不足しているかが分かったらそれを普段の学習にFeedbackすることが大事です。”もうちょっと自信がついてから”などと言わず、早い段階から学習に取り入れるとよいのではないかと思います。

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Podcastで学ぶスピーキングのコツ

英検2次試験や、英語プレゼンテーションの前に聞いておきたいPodcast、Quick and Dirty TipsThe Public Speaker を紹介します。

 

The Public Speakerは、コミュニケーション専門家の Lisa B. Marshall さんがホストを務めるスピーチのコツや、コミュニケーションスキルに関するPodcastです。自己紹介の仕方、プレゼンのオープニング、終わり方に関するコツ、スピーチ前の緊張に対応する方法など、より良いスピーチを行うためのコツがぎっしり詰まっています。無料で視聴でき、英語スクリプトもついているので、英語のリスニングをしながらスピーキングを改善する方法も学べます。

 

スピーチの内容が充実していることが大前提ですが、話し方や、聞きやすいスピーチのテンポ、声の出し方など、スピーチの”魅せ方”を学ぶことで、自信を持って英語プレゼンテーションに臨めるようになるのではないかと思います。

 

過去のPodcastエピソードリストはコチラ。2週間に一度の更新で、一回8分程度なので負担にならずに聞けると思います。私はプレゼンの予定が決まった時、まとめて聞くようにしています。当面の間、スピーチの予定がない方でも、話し方のコツを学ぶことで、対人関係全般に応用出来るコミュニケーション能力を磨くことが出来るのではないでしょうか。

 

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英検1級二次試験対策講座を開講します。

この度100 WISH LISTで英検1級二次試験対策講座を開講することになりました。

我々三人が自分たちの経験と集積してきたデータを元に、指導経験の豊富なネイティブ講師とともにプライベートレッスンをさせていただきます。

詳しいレッスンの内容はこちらでご案内しておりますので、興味を持って頂いた方は下記のリンクより詳細を御覧ください。

100 WISH LIST 英検1級二次試験対策講座

引き続き準1級の二次試験対策講座も行なっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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