Archive of ‘学習モチベーションの保ち方’ category

習慣化するためのコツとは

8月になりました。ヴァーチャル夏休みが始まって10日ほど過ぎましたが、毎日参加していただいている皆様のつぶやきを拝見しながら「私もがんばるぞー!」とパワーをいただいております。

私自身は計画していたペースよりも遅れ気味なのですが、徐々にペースがつかめつつあります。
私はこのヴァーチャル夏休みを9月以降に定着させたい学習内容の習慣付け期間として利用しようと思っていたので、少し古い記事ですが、以前にクリップしていたこちらの記事をご紹介します。

習慣化させるための18の方法

18 Tricks to Make New Habits Stick

人気のあるサイトの記事なのですでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、習慣付けるための18の方法が書かれています。

ヴァーチャル夏休みを習慣化に使うという観点で数点挙げてみると…

Commit to Thirty Days

30日という区切りが良いとありますが、ヴァーチャル夏休みも夏休み期間という気持ちの上での一区切りがつけやすいという点と42日という長さも習慣付けに丁度良いと思いました。

Get a Buddy

ヴァーチャル夏休みにはこれが一番合っていると思ったものです。仲間と直接会える訳ではありませんが、twitterでハッシュタグ#vana4を見ればいつでも同じように目標を設定してがんばっている方々の様子が分かるのでモチベーションを維持できます。
ただ、うっかりtwitterを見たついでにネットサーフィンしてしまったりすると “Remove Temptation “には当てはまらなくなってしまうのですが…。

Form a Trigger

これはかなり肝となるものだと思うのですが、例えば「今からこれをやる」というようにつぶやいてしまうことも一つのtriggerになるのではと思います。

人生を豊かにする習慣

習慣化には関係ないのですが私的なことを少し。

ヴァーチャル夏休みの密かな課題として、毎日をちょっとだけ良い気分にするようなことをしてみようと思い、暮らしのヒント集の中からその日の気分に合うものを一つ実践してみたりしています。
(twitterでこの本のbotがありますので興味のある方はフォローしてみてください)

同じようなものが海外にないかと探してみたところ色々見つかりましたが、こちらをご紹介します。

50 Life Secrets and Tips


Think positive thoughts.


Figure out what your goals and dreams are.


Be mysterious.


Do what you love.

などなど…できそうなものを少しずつ実践してみるだけで何か変わってきそうな気がしませんか?

今回は英語学習とは少し離れたトピックでしたが、最後に私の好きな言葉で締めたいと思います。習慣付けを上手くして、良い人生にしていきたいですね。

“Your beliefs become your thoughts,

Your thoughts become your words,

Your words become your actions,

Your actions become your habits,

Your habits become your values,

Your values become your destiny.”

― Mahatma Gandhi

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【英語学習×ノート術】その1. 学習継続のカギはノート作りにあり

皆さんは、英語学習にどのようなノートを使っていらっしゃいますか?
そして、中身にはどのようなことを書いていますか?

巷には、「ノート術」の本があふれています。
英語学習に特化したノートの作り方に関する本・特集なども出ているほどです。

私自身も、ノートの作り方には、自分なりのこだわりがあります。そして、このノートの存在があったからこそ、英検1級合格、そして国連英検への挑戦が継続しているといっても過言ではありません。

今回からのシリーズでは、私が実際にどのようにノートを使っているかについて、書かせていただこうと思います。第1回目の今日は、ノートの実物の画像をもとに、学習が継続した秘訣をご紹介させていただきます。

私が実際に使用したノート

私が使用しているのは、どこにでも売っている普通の大学ノート(B5判)なのですが、ノートそのものではなく、中身(使い方)の方にこだわりがあります。

私は、英語学習に関するノートを、1冊にまとめています。

英検1級の受験を意識した頃から、そのスタイルでノートを取り始め、現在29冊目。(※約7年間)

このノートに書いていることに関しては、復習は全くしないので、中身を見直す機会はほとんどないのですが、自分自身を元気づける(「これだけやった」、だから「これからもやれる」と自信を持つ、モチベーションを上げる)ため、手元に残してあります。

基本は、上の画像のような「英語”何でも”ノート」で学習を進めているのですが、1冊にまとめておいたほうがいい内容に関しては、専用のノートを作ることもあります。

最初から、ノート作りの方針(=学習方針)がバッチリとあって、英検1級の学習をスタートしたわけではありません。それを物語るのが、「何でもノート」の”ゼロ冊目”です。

これまでのノート作りにみる、英語学習継続の秘訣

上の項目で画像の解説を書きこみながら、自分自身「これがよかった・効いたのだな」と思う点が3つありました。

(1)ノートを通して、自信を高めていけたこと

(2)見返すためのノート作りをしなかったこと
「復習をしなかったこと」、「”ノートにまとめる”という作業をしなかったこと」

(3)最初からこの方法と決めずに、使いながら方法をどんどん改良していったこと

特に、(1)と(2)に関しては、このノート作り(=英語学習の方針)の重要なカギとなるポイントですので、それぞれ記事を改めて書きたいと思います。

是非、これからのシリーズ記事をご期待ください。

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【学習ハック】 スキマの見えないログ(記録)の取り方

学習を継続するには、記録をとるとよい。
以前にも記事で「記録」の大切さについて、数回にわたって書かせていただいています。

「記録」と一口にいっても、その方法はさまざまです。
取り方によっては、自分自身のモチベーションがぐんと上がったり、自信を積み重ねるのにものすごく大きな役割を果たしてくれます。

今日は、モチベーション・自信アップに効く「記録」の取り方をご紹介したいと思います。

キーワードは「スキマ」

最初にタネ明かしから始めます。
ここでのキーワードは「スキマ」です。
スキマといっても、「スキマ学習」のようにポジティブなイメージではありません。
記録をとっていく中で、予想以上に私達のモチベーションを下げてしまうのが、この「スキマ」なのです。

以下の画像をご覧ください。

これは、以前ご紹介したアプリ、Daily Deedsでとったオンラインスクールの参加記録です。

「スキマ」・・・寂しくないですか?

もちろん、「毎週金曜日に出席できている」ということは分かります。それだけでも、この記録をとる意味は充分にあるとは思うのですが、せっかくならば、「もっと自分の積み重ねたものを実感したい」、そう思われる方も多いのではと思います。

そういう時には、このDaily Deedsのようなカレンダーを埋める形式を選ぶよりも、累積回数・時間をカウントするようにしましょう。

例えば、回数ならば、以下のような「ラジオ体操カード」形式の表を作って、参加した時に色を塗るようにする。

時間を計測するならば、手帳や日記に書いてもいいですが、時間計算の手間が省けるように、PCやiPhoneアプリなどを利用するとよいですね。

(以前ご紹介したDAYTUMなどもおすすめ。私自身は、時間計測にはDaily TrackerというiPhoneアプリを利用しています)

カレンダー式のよさ

では、スキマが見えてしまうカレンダー形式の記録は、避けた方がよいのか?
必ずしもそうではありません。
カレンダー式こそ、適している学習項目があります。

それは、「毎日続けたいこと」です。

例えば、自分自身の例でいうと、「英字記事を読む」がそれにあたります。
読む能力というのは、たった数日、間をあけただけで確実に落ちていきます。
そして、私は世界情勢についてよく読むのですが(例えば「シリアについて」など)、毎日読んでいれば、話の流れにつけていたものが、間をおくと分かりにくくなってしまうのです。

こういう項目こそ、カレンダー式で、毎日の習慣をつけたいものです。


↑↑ 流れを途切れさせたくない!頑張りたい!!

おわりに

現在、100 WISH LISTでは、第4回ヴァーチャル夏休みという企画を主催しています。

毎日の学習を記録することで、「ヴァ夏」の学習も、より充実したものとなると思います。

是非、気軽に、そして楽しく、「記録」に挑戦してみてください。

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【今回記事内で紹介している、カレンダー形式のアプリ】
Daily Deeds: Track Your Habits – Spoonjuice, LLC Daily Deeds: Track Your Habits - Spoonjuice, LLC

※モチベーション・記録に関する記事は、「学習モチベーションの保ち方」カテゴリーでご覧ください。

注:記事内で使用している画像・表は、記事の説明のために作った架空の例です。アプリや自作シートは自分自身、実際に使用しているものですが、現物ではないことをご了解ください。

3年めの100 Wish List

2010年7月、海の日の3連休初日。100 Wish List ブログは、”自分だけではなく、他の人とも一緒に英語力を伸ばしていけたらいいね”、という私達3人の共通の願いから生まれました。

 

私は英語学習を始めた頃、実際に勉強するよりも、英語学習法に関する本や、ブログの体験談を読むことに大半の時間を費やしてしまいました。○○が良いと聞けば早速飛びつくものの、挫折を繰り返した日々。読んだ学習本も数知れません。なおみさん、えみこさんも同様に試行錯誤を繰り返しながら、自分に最適な学習法を模索されていました。そこで、私達3人の体験を元に、オススメの学習素材や学習法を皆さんと共有することが出来たら、という思いで100 Wish List ブログを開始し、現在もその思いはかわっていません。

 

英語学習の目的や基礎学力は、個人個人によって異なりますので、”誰にとっても一番効率的な英語学習法”というものはないと思っています。英語学習はかくあるべき、と主張したいわけではありません。それでも、このブログを読んでくださっている方にとって、何か一つでもお役にたてる記事がありましたら幸いです。

 

インターネットのおかげで、たくさんの英語学習仲間と知り合いました。情報交換をしたり、切磋琢磨することで、単調になりがちな英語学習を心から楽しむことが出来ました。今後も英語学習を通じて、”以前は出来なかったことが出来るようになる喜び”を共有することができたら、と思っています。

 

今後ともよろしくお願い申しあげます。

 

 

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3000時間学習への道

英語学習を軌道に乗せるにはどのくらいの時間が必要なのでしょうか。英語資格三冠王へ! (アスカカルチャー) に、英検1級取得までにおよそ3000時間かかると書かれていました。誰もが英検1級を目指して勉強する必要はありませんが、ある程度の時間をかけないと上達しないということは当てはまると思います。

 

3000時間はあくまでも一つの目安であり、どんな3000時間を過ごしても同じような効果が得られる訳ではないでしょう。また、3000時間に到達するまでに何年かかったのか、というのも重要な要素なのではないかと思います。1日3時間なら3年弱、1時間で8年、一日15分で33年かかります。1日15分でも毎日続ける事は立派なことですが、英語学習初期の頃にはまとまった学習量が必要だと思うのです。

 

例えば、一日3時間学習した場合と、1時間学習した場合を比較してみます。単純に考えれば3倍の時間差ですが、これが1年、2年と続くとどれくらいの差になるのか、具体的に考えてみます。1日平均3時間で2年間学習すると、約2200時間、1日平均1時間を2年間で730時間、その差は2年間で1470時間です。では、1470時間で何が出来るのでしょうか。

 

・150語/分のスピードで多読したとすると、およそ1300万語読むことが出来ます。

・30分の英会話に参加したとすると、2900回分です。

・1冊10時間のオーディオブックを聞いたとすると洋書147冊分のリスニングです。1つ15分のTEDなら5800ビデオです。

・30分で150語の英文を書くとすると、2900回のライティングで44万語書くことが出来ます。

 

この計算はあくまでも理想論で、1470時間全てを多読のみまたはライティングのみに費やす人はいないと思いますが、どのくらいの差になるのかという大体のイメージはつかめるのではないでしょうか。実際は、集中していない時間が含まれていたり、効率的でない勉強法を試して無駄が生じたとしても、この差は大きいです。

 

学習スタート時点での基礎学力が違うので、他人と比べることにはあまり意味がありませんが、毎日1時間学習した自分と3時間学習した自分の2年後をシュミレーションすることで、モチベーションが上がるのではないかと思います。ご自分の状況に合わせて、例えば30分学習を1時間に増やしたらどのくらいの差になるのか・・・と計算されてみては。

 

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今すぐ英語学習に集中できるようになる7つの方法

「英語学習をしようとして、机の前に座ったのに、なかなか始めることができない。」
「いざ始めても、違うことが気になって、集中力が途切れてしまう」

英語学習をしている中で、そのようなことにお困りの方はいらっしゃいませんか?

今日は、「今すぐ英語学習に集中できるようになる7つの方法」と題し、日ごろ私が英語学習の中で実践している方法をご紹介したいと思います。

学習に取り掛かれない/集中できないパターンとその対処法

今回の記事では、それぞれパターン別に、始められない/集中ができない原因と、その対処法について書きたいと思います。

【違うことを始めてしまう】

英語の学習にネットを利用されている方は多いと思いますが、ぼんやりと立ち上げてしまうと、違うことを始めてしまいがちです。

ネットでの第一学習項目を決めましょう。 (方法 その1)

できれば、1〜3分くらいで気軽にできる単語テストなどで、自分の中の英語学習のスイッチを入れるようにするといいですね。(ウェブリオの単語テストタンゴリキなどがお勧めです。)

【今していている学習に集中できない】

この場合、二つの理由が考えられます。

まず一つ目。

学生時代にも、「試験勉強をはじめると部屋の掃除がしたくなる」など、違うことがやりたくなってしまうことがなかったでしょうか?
何かしたいこと、やらなくてはいけないことが思い浮かんだとき、それを忘れてしまうのが嫌で、ついついその場で取り掛かりがち。
勉強を始めて、何かほかにしなくちゃいけないことが思い浮かんだら、まずはあとからそれをできるように、メモ帳でも何にでもいいので、書き出しておきましょう。 (方法 その2)

そうしておくことで、学習が終わってから取り組むことができます。

二つ目は、学習項目自体に不信感がある場合です。

「これをやっていて、本当にいいのだろうか?力が伸びるのだろうか?」
そう感じてしまうと、他の学習方法(項目)に目移りして、目の前の学習に集中できなくなってしまいます。
先ほどの例と同じように、気になった項目をまずは書き出しておくのも一つの手なのですが、こちらのほうはより問題が深刻です。

このような場合、自分の学習計画(試験期間までなど、1〜数ヶ月単位の中・長期計画)をしっかりと見直し、「今はこの項目に集中していて大丈夫」と、自分を納得させてあげる必要があります。 (方法 その3)

【何に手を付けていいのかわからない】

これは、現在、国連英検の試験対策という、初めてのことに取り組んでいる私が、リアルタイムで感じていることです。

今の時点で、自分がしていることは以下の2つです。

一つ目。まずはとにかく学習を始めてみること。 (方法 その4)

どのように計画、方針を立てたらいいのかわからない場合、いくら頭の中で考えていても、素晴らしいアイデアは出てきません。

何か一歩踏み出すことで、その関連の分野でなにをすべきかなど、数珠つなぎで出てくるものです。

(1つも何をしたらいいのか分からなければ、合格者のブログや書籍を参考にし、その中の項目から始め、自分なりのアレンジをして行くのも良いと思います。)

そして、二つ目は、毎朝その日の学習項目を、todoリストに書き出すこと。 (方法 その5)

一つ目で書いたように、手探りで学習項目を探っている状態ですので、やらなくてはいけないことはかなりぼんやりとした状態です。

毎日、それを具体的な学習項目(どの記事を読む、どのテーマで英作文をする、どの本に何ページ取り組む)に落としこむ必要があります。

【手元に学習の用意が揃っていない】

学習用の蛍光ペンがない、あの本はどこへ行った?など、手元にないことで、時間のロスをするのはもったいないです。

学習グッズの定位置を決めてあげましょう。 (方法 その6)

【スキマ時間を活かすことができない】

スキマ時間に学習をしようと思った場合、「何からやろうか」から考えていると、結局手を付けられずに時間終了となってしまいがちです。

「3分ならこれ」「10分ならこれ」など時間別、または「PC前ならばこれ」「移動中ならばこれ」など場所別に、スキマ学習専用のリストを作っておくのもいいですね。 (方法 その7)

おわりに

今回見てきた通り、スムーズな学習を阻むいろいろなハードルが、存在しています。
それらは、「やる気さえあれば勉強できる」「とにかく頑張ろう」など、精神力だけでは乗り越えてはいけません。

「何をしたらいいのか分からず、気づいたら試験が間近にせまっていた」

試験対策をしている中で、それで時間のロスをしてしまうのが、一番もったいないことです。
(もちろん、試験対策中でない方にとってもそうです)

自分が集中できない原因を見つけて、対策法を練る。

今回の記事が、皆さんのヒントになれば幸いです。

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英語をめぐる冒険

 

英語学習を始めた頃、思うような効果が得られず、モチベーションが上がらない時期がありました。始めて2〜3ヶ月かそこらで目に見える成果が上げられなくても、焦らずにじっくりと学習を続けられればいいのですが、初心者の時ほど自分のやり方に自信が持てずに悩みました。そんな時、岩村圭南先生の”英語をめぐる冒険”を読み、焦らず、悩まず、諦めずに英語を続ける勇気をもらいました。

英語オタクだった学生時代

英語をめぐる冒険 は、NHKラジオで英語の講座を担当していらっしゃった岩村圭南先生の自伝的エッセイです。”徹底トレーニング英会話”は2ヶ月程度で挫折してしまったのですが、”英語はトレーニングだ!”と毎回繰り返されるメッセージに心惹かれ、この本を手に取りました。

アメリカのテレビドラマが大好きだった小学生時代から、言葉そのものに興味を持ち始めた中学生時代、愛読書は英文法本だったという高校時代まで、英語オタクの名にふさわしい没頭ぶりです。”好きこそものの上手なれ”と言いますが、何か打ち込めるものを見つけた時のエネルギーたるやスゴイものを感じます。当時はネイティブスピーカーの英語を聞く機会などなく、浅草の仲見世でアメリカ人観光客の尾行をするくらいしかネイティブスピーカーと接触するチャンスはなかったそうです。

 

大学院留学〜本当の冒険の始まり

大学を卒業してすぐ、ミシガンの大学院への留学が決まり、英語漬けの日々が始まります。聞いて、話して、読んで、書く、その全てが英語という生活です。大学院の授業だけでなく、身の回り全てのことに興味を持ち、なんでも英語で言えるようになる。猛烈なやる気、モチベーションに圧倒されました。本物の”努力”がどういったものであるのかを知ることが出来ました。努力というと、”血の滲むような努力” と涙なしでは語れないど根性系のイメージがありますが、岩村先生の英語に対する取り組みは、好きなことに没頭した結果であり、辛さは微塵も感じられません。教科書や文法書にとどまらず、なんでも興味を持って、好奇心を刺激する英語の学習法を見つけるということが大事だと感じました。

 

中学・高校教員時代

使える英語力を身につける、をモットーとしていたものの、筋金入りの文法オタク。つい長々と文法の説明をしてしまい、生徒はただ聞いているしかありません。いくら文法的なしくみが分かったとしても、使えなくては意味がないと実感してからは、例文を声に出して読み、繰り返し書く練習をさせる、トレーニングタイプの授業に変わっていきます。次々と新しいアイデアを試し、自作の英会話カセットを自宅学習用として生徒に配布したり、生徒の自宅に電話をかけて英会話をしたりと、13年間の間に実に様々な試みをされています。授業での説明だけに留まらず、あの手この手で生徒たちに英語を使ってもらう、使える英語力を身につけてほしい、という強いメッセージが感じられるエピソードでした。

 

練習は決して裏切らない

岩村先生は、”自分らしい英語。自分の気持ちや考えを自分らしい言い方で表現できる英語”を目指すことを勧めていらっしゃいます。実際のラジオ番組でのメッセージがいくつか挙げられていますが、その中で特に印象に残ったのが、

・毎日努力すれば毎日上達します。

・空き時間がある時は必ず練習しましょう

・もう言い訳はいりません。練習すればいいのです。

・練習する時には集中しましょう。

という言葉です。”頑張っている(つもり)けど、なかなか上達しない・・・”と悩んだ時。悩んでばかりで実際には集中して勉強していないのではないか。練習を怠ってはいなかったか。うだうだ悩んでいる暇があったら練習しよう!と思わされるメッセージです。

 

焦らず、悩まず、諦めず

先生から読者へのメッセージは、焦らず、悩まず、諦めず。少し練習したくらいで、すぐに結果が出ると思ってはいけない。悩むくらいなら練習しろ。せっかく始めた練習を途中で投げ出すのが一番よくないので、短時間でもいいのでとにかく毎日続ける。この3つを心に留め、モチベーションが低下した時に思い出すと良いのではないかと思います。

 

私は英語学習初期にこの本を読んで、自分がたいした努力もしていないのに悩んでいた事に気づきました。

もし、モチベーションの低下に悩まされているのなら、この本を読んで岩村先生の熱意に感化されてみては。

 

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国連英検特A級を受験して (その2) 受験準備でおとずれたブレークスルー

”国連英検特A級を受験して”。
2回目の今日は、受験準備を通して私の身に訪れたブレークスルーについてお話ししたいと思います。
実は5月の初めに、「ブレークスルー」についての記事を書いているのですが、今回、こんなにもすぐに自分がそれを再び体験することになろうとは思ってもみませんでした。

3週間でブレークスルー?

今回、試験対策として、勉強をそれ用に切り替えたのはゴールデンウィークに入ってから(4月29日、30日頃)のことでした。

そこから約3週間。

たった3週間でブレークスルーなど訪れるのだろうか?
そもそも、対策を開始した時には、ブレークスルーを起こそうなどとは意識していませんでした。

それが、実際にやるべきことが分かり、それをどんどんこなしていくにつれて、毎日の学習量(と、その密度)が今までにないほど膨大なものになっていきました。

前回も書きましたが、やるべきことが分からずそれを模索しながら(迷いながら)だと学習はなかなかスムーズに進みません。ですが、やるべきことが分かりさえすれば、あとはそれを実際に行動するかどうか、それだけの問題なのです。

今回、遅くなりはしましたが、「やるべきことが分かったこと」、そして、「もう時間がない」と背水の陣に立たされたことで、「そのやるべきと決めたことを、猛烈なスピードでこなす」日々を送ることができました。

訪れたブレークスルーとは

行った学習項目はいろいろとありますが、今回のブレークスルーに効いたと思うのは、(1)記事を読む量を2~3倍に増やしたことと、(2)その記事内でわからなかった単語を、読後、即座に調べ、(3)その単語についてフラッシュカードでかかさずチェックを行ったことです。

具体的には、それまでは1日に1~3個しか英字記事を読めていなかった(正直、最も忙しい時期には1記事も読めない日も多くありました)のが、この集中期間に、3~5記事読むようになりました。
最高で1日9記事読んだ日もあります。

これに合わせて、問題集で分からなかった単語、そしてBASIC WORD LISTの単語を確認していく作業を並行して行いました。

こうして訪れたのが、今回のブレークスルー、「英字記事が前よりもスラスラと読める」という手ごたえでした。

実は、私自身、英検1級の受験準備・合格を通して、それまで読むことができなかったTIMEやThe Economistなどをスムーズに読めるようになったという経験があります。今回の3週間で、その時よりも、確実に「スラスラ」のレベルが上がったのを実感しています。

その時からは約5年たっていますが、この間に、今回ほど読解力の伸びを感じたことはありませんでした。

そして、その読解力により、以前は手も足も出ないと思っていた国連英検特A級の問題を、時間内に最後まで解き切ることができたのです。これは、私にとって、本当に大きな収穫・今後につながる自信となりました。

おわりに ~資格受験の意味とは~

資格のための勉強というと、身構えてしまう方も多くいらっしゃると思います。

「受けてもそれを仕事に活かすわけではない」
「楽しむために英語を学ぶのに、また学生時代と同じような試験勉強は嫌だ」
「○○さん(有名人・学識者)が、○○(試験名)なんて取ってもしょうがないと言ってた」
やらない理由を挙げるのは簡単です。

私は、資格受験(特に英語に関する資格)の意味は、自分自身で持たせるものだと思っています。

今回、受験を通して、このような大きなブレークスルーを得られたこと。それが何よりの収穫だと思っています。

「ブレークスルーを感じたい」。
そう思って、すぐに叶うものではありません。何をすればいいのか。どの力をどれくらい伸ばすべきなのか、自分で考えているだけでは答えが出ないこともあるでしょう。

ブレークスルーを感じたいと思っていらっしゃる方が、その機会を作ろうと思った時、資格試験ほど「手軽」なものはないと思います。

期限を決め、大量の英語に触れる。その機会として、資格受験を利用してみるのはいかがでしょうか?

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国連英検特A級を受験して (その1) 受験準備を通して発見したこと 

2012年5月20日(日)。
国連英検特A級を受験してきました。
私にとって、初めての特A級受験。
図らずも、先日記事にした「ブレークスルー」を感じる機会となりました。
今回から2回に分けて、受験準備で学んだこと、そして受験をして得られたブレークスルーについて、皆さんにお伝えしたいと思います。

スタートは出遅れたけれど・・・

今回、特A級の受験を決めたのは、1月にA級の合格を手にして、すぐのことでした。
(間をあけると、その分、覚えた知識も忘れていきますし、モチベーションも下がります。)

受験自体はすぐに決心できたのですが、そこから先、仕事関連で新しく始めたこと、環境の変化などがあり、思うように学習は進みませんでした。
以前から習慣にしていた、英字記事読みと語彙強化は続けていましたが、試験対策としてグッとエンジンがかかったのは、ゴールデンウィークに入ってからのことでした。

始めるのは遅くなってしまいましたが、そこから先に集中して学習できたことに悔いはありません。

正直、もう、「あと1ヶ月もないのか・・・」と気分は暗かったです。
けれど、これで「今回は諦めて、次回また頑張ろう」だけは、絶対に避けたかった。
そこで諦めてしまえば、そこから先、1ヶ月弱で伸びるはずの可能性まで失くしてしまうのです。

そこでエンジンをかけられたことで、もしそこで諦めてしまっていたら決して気づくことのなかった、大きな発見をすることとなりました。

やるべき課題は、やってみないとわからない

その発見とは、「やるべき課題は、やってみないとわからない」ということ。
そして、「課題が分かれば、あとは身体が自動的に動いていく」ということです。

時間も限られているし、とにかく最低限やるべきことだけ挙げて、それだけはやるようにしよう。
そうして書いたのが、以下のチェックリストです。

実は、最初に書きだしたのは、ページの半分くらい。ほんの少しでした。
それが、最終的には2ページに渡るほど、やるべき課題が増えていきました。

実際に課題を解いてみると、どんどん他にもやるべきことが見えてくるのです。

例えば、

「○番の問題を解く」だけだったのが、解いてから、ちゃんと復習をしなくてはいけないな・・・と気づき、「○番のわからなかった単語調べをする」をリストに加える。

「国連知識の問題を解いてみる」と、ある機関の設立年度が聞かれていたので、「その機関だけでなく別の機関の設立年度も調べる」をリストに加える。

・焦って、手当たり次第に世界各国の記事を読んでいたのを、「ある一定の国(事象)のことだけ集中して読んでみる」と、抱えている問題点や背景などがより詳しくわかるようになり、そこからまた、「別の国ではどうなのだろうという視点で、記事を読む」ようになる。(その結果、じっくりと多くの国(事象)についての見識を深められた。)

逆に、最初、なんとなくで設定していたことは、どんどん削って行きました。
「もう時間はない」とすっぱりと諦めがついていたというのもあって、いらないものを潔く削って行けたのも、結果的にはよかったと思っています。

悔しさを次回につなげたい

こうやって諦めずに集中できたこと自体は、本当によかったと思っています。
ただ、正直なところ、「まずやってみる」という段階を、もっと早くにしておけばよかったという悔しさがあるのは事実です。

一旦、こうやって「やるべきことが分かる」段階に来てしまえば、あとはそれを淡々とこなしていくのみ。それは、ある意味、とってもラクなことなのです。

やるべきことをはっきりさせないまま、とりあえず「記事読みと単語かな」で学習を進めるのと、目的意識を持って進めるのでは、得られる知識には格段の差が出てくると思います。

受験を決めた1月末の段階で、今回のように集中的に学習する期間を設け、課題発見ができていたとすれば、その後の忙しい日々の中にも、やるべきことをうまく組み込んでいけたかもしれません。それは、しっかりと反省すべき点だと思っています。

今回できなかったことを、次回につなげられるか。それが今の自分にとって、最も大事なことです。
つなげることができれば、今回感じた悔しさも無駄ではなかったということができると思います。

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次回は、今回の国連英検特A級受験を通して感じたブレークスルーについて書きたいと思います。

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スキマ時間がないなら作る

以前からスキマ時間を利用して学習時間を増やそうという記事は何度も書いていますが、今日は具体的に一例を上げてみたいと思います。

まず、スキマ時間というと受動的な感じがしますが、これを積極的に作っていくことを意識してみましょう。

日々のスケジュールを細かく立てる

私はスケジュールは手帳に書き込んでいます。Google CalendarやiCalも併用していますが、仕事柄iPhoneなどの携帯電話の使用を制限されることがあるのでメインは手帳にしています。
自分の活動時間に合わせたバーチカルタイプでしっかりと時間軸を意識するようにしています。(私は土日も同じ大きさであり、9時ー24時をカバーしているという基準で手帳を選んでいます。)
30分から1時間を目安として、仕事や作業にかかるものをパズルのようにはめ込んでいきます。この時点で空き時間をしっかりと視覚的にとらえることができます。なるべく細かく記入します。

私のように自分で仕事のスケジュール管理ができる場合は日中でもそのように時間を確保できますが、そうでない方も多いかと思います。
そういう場合でも、仕事以外の日常の細々としたものもスケジュールに組み込んでしまいます。
移動時間や家事など細かいこともどんどん組み込んでしまってください。

時間単位でやることリストを作る

そうすると、30分かかると思っていたものが20分で終わった場合に空いた時間を空白の時間として別のことに使えます。
ここで上手に時間を使えるように、10分空いたら単語チェックをするというように時間ごとにやることを決めておくと効率が良いです。
GTDのように、これは机の前でしかできない、これはどこでもできる…といったコンテキスト分けもしていくとさらに便利です。
本来別のことをやろうと思っていた時間に5分でも学習ができたり、5分の時間を作るために予定していた事をサッと終わらせる工夫をしたりと、ダラダラしてしまいがちなものほど効率的になります。

余分に何かできてしまうと気持ちにも余裕ができますし、ちょっとした達成感を味わうことができます。
このちょっとした達成感の積み重ねがモチベーションの維持につながりますよね。

ノルマ表の活用

このようにして、積極的にスキマ時間を生み出すということも学習時間を確保しにくい方にはおすすめです。

100 WISH LISTでおすすめしているノルマ表があります。
自分でやろうと決めたことをリスト化していきますが、その項目に必要な時間も一緒に書きこんでみてください。
「ニュース記事チェック(1本10分)」のように必要時間も一緒に書きこんでしまえば、ちょっと空いた時間にやろうと決めていたことをサッとやってしまうことができます。「PC」や「iPhone」などコンテキストによって色を変えてみても分かりやすいかもしれません。
10分あればできるんだ!と思うと、無駄に過ごすのがもったいなくなりますよね。

学習記録としてだけでなく、スキマ時間を有効に活用するためのリストとしても使ってみてくださいね。

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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

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