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国連英検特A級1次試験 対策法について

2013年5月19日(日)。
国連英検特A級の1次試験を受験してきました。
1次試験の受験は、A級の頃も合わせると5回目となります。
国連英検は、過去問などの問題集が本当に少なく対策が非常に立てにくいのですが、現在までの受験経験の中で発見したこと、どのように対策してきたか等を思いつく限り挙げてみたいと思います。

過去問の少なさを補うために

国連英検のホームページで紹介されていた、2013年度版過去問題集がいよいよ発売になったようです。

(※公式ホームページのほうでは販売開始。
Amazonでは記事を書いている5月20日現在では予約受付中販売中となっています)

今回ようやく新しい過去問題集が発売されましたが、国連英検の問題集というのは数自体とても少なく、「問題集を解きながら力をつけていく」という方法が取りにくいです。

そのような中お勧めしたいのが、”英字記事を読む”という対策法です。
あとから詳しく書かせていただきますが、国連英検に立ち向かうための語彙力・読解力をつける上で、非常に有効なやり方です。

「どの媒体を読めばいいか?」ということについてですが、もし問題(過去問)を手元にお持ちの方は大問3、大問6の問題をGoogleで検索してみてください。
そうすることで、どのような媒体の文章を読めばいいか、かなり出題傾向がつかめるはずです。

圧倒的な語彙力が必要

A級と特A級は問題形式はほぼ同じなのですが、特A級になると語彙の難易度が格段に上がります。
私は単語本はBasic Word Listを使い、覚えるべき単語がどのようなものか知るために、チェックリストとして活用するようにしました。

以前、BASIC WORD LISTへの挑戦・実況中継 ~経過報告第1弾~という記事を書かせていただいたことがあり、1周目に552語、2周目に594語と増えてきていました。

今回、試験の直前にもう1周してみて語彙の伸びを測りましたが、785語にまで増えていました。
前回の1次合格から少しタイムラグがあり、また、「785語あれば必ず合格する」という意味ではありませんが、一つの目安にしていただけると幸いです。

また、単語は単語本を見ているだけでは定着しません。覚えるべき単語を知った上で、実際に長文の中で出会っていくことが大事です。

そういった意味では、利用しているカナダの英語学習サイトLingQにて、記事読解を通してアップしていくKnown Words(知っている語彙)の数が、A級合格時の9000台から2倍の19000を越えられたということのほうが、自分の中では大きな意味があると思っています。

I Am Learning English online with LingQ.

圧倒的な読解量が必要・・・だけれども

国連英検特A級では、かなり長い量の長文が5題(各10問の設問あり)出題されています。
120分という試験時間の中で200~250語のエッセイも書かなければいけないことを考えると、読むスピードも相当上げなくてはなりません。
そういった意味で、普段からまとまった長さの英字記事を、テンポよく読んでいく訓練が必要です。

ただ、今回の受験では一つ発見がありました。
今回1次免除期間中だったため、試験の取り組み方について少し実験的なことも行ってみました。
その中で気づいたのが、「長文問題の中には全てを読まなくても解けるものもある」ということです。
例えば大問8は、前後の文脈で考えて選ばなければいけない問題ですから、これはきちんと読まなくてはいけません。
ですが、大問7に関しては、語句の意味の同義語を選ぶ問題なので、必ずしも長文全部を読まなくても(選択肢の前後だけでも)解くことが可能なのです。

決して「絶対に読まないほうがいい」と強制するわけではありませんが、最後まで問題を解き切れない、エッセイまで辿りつかない等の場合には、このようにして削れる時間を削っていくのも一案だと思います。

おわりに

以上が、私が今までにとってきた対策法です。
全ジャンル触れることはできませんでしたが、受験直後の今だからこそ実感する「ここが効いた」、「こうしたほうがよかった」ということについて、ランダムに書き出してみました。

少しでも、今後受験される方のお役にたてれば幸いです。

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2012年第2回国連英検特A級 受験結果のご報告と今後について

先日、昨年12月に受験した国連英検特A級2次試験の受験結果が届きました。
学習の過程をこちらで書かせていただく中で、ブログを通して多くの皆さんに応援を頂き、ここまで学習を続けることができました。改めまして、厚く御礼申し上げます。

今日は試験結果と、その結果から考えた今後の学習方針についてご報告させていただきたいと思います。

試験の結果

今回の試験は、残念ながら不合格となりました。

総合評価は6.
(6点が付いている項目が4項目、7点が付いている項目が3項目)
合格点が8以上なので、この先、合格までまだまだクリアしなくてはいけない点がたくさんあるということが分かりました。

今後の試験対策について

結果を踏まえ、今後の各分野の学習について考えました。
試験直後から「今後のために」と、試験についての覚え書き、課題となる点、思うところなどをブログ記事に残していましたので、それらを参考にしながら以下のような方針をたてました。

※カッコ内は今回の得点です。

Comprehension (6)
これに関しては試験直後の受験記の中でも書かせていただいた通り、「一人の試験官の方の質問がいくつか聴き取れず、何度も聞き返してしまった」という致命的なミスがあります。

聞き返しをうまくやる(今回も意識したつもりなのですが、「(ちゃんと分かっているけど)こういう意味ですよね?」というような確認)というのも一案なのですが、面接で話す内容自体にも改善の余地があるのでは?と考えています。

漠然としたことを話していたのでは漠然とした質問しか来ず、相手の聞きたいこと・意図が読めない可能性があると思います。
これに関しては、今すぐ具体的な方策が浮かびませんが、心に留めておきたいと思います。

Speaking (下記4項目)
・Pronunciation (6)
発音に関しては二つ改良点があると考えています。
まず、今回の試験で反省したのが、地名や専門用語の発音のミスがいくつかあったことです。(ユーゴスラビアを間違えて発音しました)
そのような失敗を防ぐために、「ニュースを音声で聞く」、「気になった発音は辞書やネットで確認する」という方法をとりたいと思います。

もう一つは、全般的な発音について。
今まで「限られた時間では伸びない」という諦めと、「そこまでひどくはない」という思い込みにより、対策を避けていた部分でもあります。
よくよく考えれば、いつもオンラインレッスンでrとlを含む単語を指摘され続けていて、決して「ひどくない」ことはなく・・・。逆に考えれば、伸ばす余地がある部分でもあります。
幸い、現段階ではかけられる時間もたっぷりあります。今後、オンライン英会話の発音レッスンへの参加を検討しています。

・Fluency (7)
この部分に関しては、A級を初めて受験した際に5点が付いていた部分だったので、今回7点に伸ばせたことがすごく嬉しいです。
これに関して思い当たる点は、直前にオンライン英会話への参加回数を増やしたこと(一次試験の結果が分かった後の約2週間、毎日もしくは1日2回参加)と、記事読みを増やしたことが考えられます。
(私の場合、「たくさん読むとその分話すのがスムーズになる」という感覚を今まで何度となく経験しています)

これに関しては、同じ対策をとるとして、適切な回数・記事数を自分で測っていきたいと思います。

・Structure (6)
今振り返ると、「私はこう思う。なぜなら~」の理由の部分が弱かったように思います。
記事を読んで事実を知るだけでなく、それに対し自分はどう思うか、どうしてそう思ったのか適切な理由を言えるようにしたいです。
そのために、記事を読んだ後に、英作文や、(まずは)日本語でもいいので意見をまとめるようにしていきたいと思います。(先日より自身のツイッターで、記事の要約、思ったことなどをつぶやき始めています)

・Vocabulary (6)
これに関しては、少し前に記事に書いた通りの対策をとって行きたいと思います。

効率よいボキャビルのために:コロケーションを意識する

FluencyとVocabularyは自分の中で混同しがち(「言葉を知っていたらペラペラしゃべれる」みたいに)だったのですが、ここは別々の対策をとるべき部分だと思います。
「専門用語を知っているだけでなく、それをどの単語と一緒に使うか」、必ずそれをセットで覚えたいと思います。

Communication (7)
これに関しては、どのようなポイントを採点されているのか、正直なところ手探り状態です。
コミュニケーションを前向きにとろうとする姿勢(質問をうまく聞き返したりすることも含む)や、挨拶をはじめとするマナー等が見られていると予想しています。
漠然とした項目なのかもしれませんが、具体的にできること(「質問のレパートリーを増やす」や「挨拶」の再確認)は確実に行っておきたいと思います。

Knowledge (7)
国連英検を受験するに至った理由の一つは、「学生時代学び残してしまった国際情勢についてしっかり理解したい」と思ったことでした。
この項目に関しては、受験前も、そして対策中も力を入れていただけに、正直もっと点数が取りたかった、まだまだだな・・・と落胆している部分でもあります。

今回、直前の2週間では対策しきれなかったことを、時間をかけてもう一度やり直したいと思っています。
情報源については、前回の記事に書いたようにKindleを用い原書で読むことを心がけつつ、歴史的な背景、総合的な背景知識を日本語書籍を通して学び直すことも並行して行っていきたいと思っています。

おわりに

これが現在考えている、今後の学習方針です。

現時点で不合格判定を受けた私が考えたものですので、これ自体そのまま「完成形」として皆様にお勧めできるものではないことをご了承ください。
これから次回の受験まで、実際に学習をしていく中で改良を加えつつ、「どのようにすれば力が伸びるのか」見つけ出していきたいと思っています。そのために、この「仮説」の段階からご報告させていただきました。

今後、自分が学習するなかで、「やっぱりこうすればよかった」、「この方法はすごくいい」など感じることがありましたら、随時ご報告させていただきたいと思います。

今後も諦めずに、国連英検特A級取得に向けて学習を続けていきたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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たくさん英字記事を読めば、自然と自分の意見が言えるようになるか?

国連英検特A級の対策をする中で、「英字記事をたくさん読むこと」、それを学習の中心においていました。
実際、そのおかげで語彙が増え、読解スピードも上がり、一次試験を通過することができたのですが、二次試験対策はそれだけでは不十分だった、試験が終わった今そう感じています。

今回の記事では、「自分の意見を英語で言える」ようになるために、どのような方法で取り組めばよかったのか、自分自身の反省をもとに書いてみたいと思います。

読めば自然と「固まってくる」と思っていた

同じトピック、テーマの記事をたくさん読んでいれば、自然と大事な部分、論調が見え、そのうち自分の意見ができてくる。
二次対策を始めた当初は、そのように思っていました。

実際、同じ単語が何度も出れば、それが大事な言葉だということが分かります。
「あ、これ、前に読んだ記事と同じ意見/反対の意見だな」、それだけなら、ただ読んでいるだけでも気づくことができます。

問題は最後のステップ。
「こういう言葉がある」「こういう意見がある」、じゃああなたが考えていることは何?
例えば、オンライン英会話で自分が学習したテーマについて話していても、自分の意見を聞かれると全然スムーズに出てこないのです。
「こういうことがあったと英字記事で読んだ」、その説明ばかりが上手くなっていき、自分の意見のほうになるとたどたどしいまま。
そのような日々が続きました。

「核」は自分で作り出さねばならない

私は、学習をする際、いつも心がけていることがあります。

それは、”まず「核」を作り、それにどんどん肉付けをしていく”スタイルをとること。

例えば、文法を勉強するならば、中学レベルの基礎となるものを最初に学んで、それを「核」とし、あとから高校文法で詳細を補っていく。
国際情勢など、自分があまりなじみのないことを学ぶ時には、まずは新書を読んで大まかなところ(=「核」)を理解し、そのあとに専門的なもの、難易度の高いものを読んで、知識を補完していく。
今までずっと、そのように取り組んできました。

そして、今回二次対策を開始した当初も、たくさん読んでいればそのうちに「核」ができてきて、読めば読むほどその「核」に肉付けされていく、そのように考えていたのです。

それが間違いだということに気付いたのは、試験対策もだいぶ佳境に入ってからのことでした。

まず「核」は自然にできてくるものではありません。

そして、私がここで「核」にしなければいけなかったのは、「単語」や「他の人の意見」ではなく、「自分の意見」です。たとえ拙くても、自分の意見という「核」が先にあって、それを補足するために、どんどん記事を読んでいく、そのようにすべきだったと今は思います。

攻めの「記事読み」

自分の意見が最初にあれば、これは英語で何と言うのだろう?と自分から表現を探しに行く読み方ができます。

自分の意見がしっかりしていれば、それとは違う意見の記事を読んだ時にも慌てません。逆にそれを活かして、「○○のような意見もあるけれど、それには~~のような欠点がある。だから私はこう思う」と自分の意見をサポートするために使うことも可能です。

もちろん、最初から立派な意見を持っているわけではありません。
(そのために必要な英字記事を、今から読むところなのですから)
ですが、たとえ拙くても、下らない意見に思えるとしても、それを持って読むのとそうでないのとでは、自分の中に吸収される知識、情報量が大きく違ってくると思うのです。

これからの学習に活かしたい

自分自身、今回の試験対策で、それに気づけたのは本当に直前になってからです。
そして、試験の合否はまだ出てはいませんが、そのような読み方が完全にマスターできたかといえば全くそうではなく、これからその方法をアレンジ、より具体的な方法へと落としこんで行かねばならない段階だと思っています。

今回、自分が試験対策を通して発見した、「このようにすればいい」という方法。それを今後の学習に活かしていくことこそが、試験を受験した大きな意義の一つだと思います。

来年度以降の課題をこうして見つけることができ、本当に良かったです。

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国連英検特A級 二次試験受験記

2012年12月16日(日)。
国連英検特A級の二次試験を受験してきました。

今回は、当日の様子、試験内容など今回の受験に関することを余すことなくこちらにご報告させていただきたいと思います。

会場・受験までの様子

今回の二次試験は、大阪会場(大阪学院大学)で受験してきました。
大阪でも特A級の試験が受けられるようになったのは、確か1年ほど前のこと(それまでは東京会場のみ)
中部地区に住んでいる私にとっては、大変便利になりました。

A級受験のときの教訓から、受付の順番が遅くなるとそれだけ面接の順番が遅くなり、待っている間に緊張が高まることが分かっていたので、早めに受付に行くようにしました。そのおかげで、今回は待ち時間なく受験することができました。

面接では、A級・特A級ともにあらかじめ面接シートというものに記入をします。10個の質問で構成されていて、答えたくないものに関しては記入する必要がありません。(詳細はこちらの書籍でご確認ください)

ここをいかに書くかで、面接で話す内容が決まる、つまり合否を左右すると聞いていたので(注:ここに書いた内容自体は採点の対象にはなりません)、書く内容には細心の注意を払いました。
(「書き過ぎ!」と急いで消したり、直前まで試行錯誤しました)

いよいよ試験

名前を呼ばれ、いよいよ試験本番です。

試験官はネイティブの男性と日本人の女性のお二人でした。

(試験前に受付の方から「今日はオブザーバーの方がみえますが気になさらないでくださいね」と伺って、内心ドキッとしていたのですが、いつからいらっしゃったのか、実は記憶がありません。最後、退席するときになって、自分から向かって左側にお二人座っていらっしゃるのに気づきました。)

質問内容、それに対する答えの内容について、記憶している分を書かせていただきます。

(最初は男性試験官から)
・試験会場まで迷わなかったか?

大丈夫でした。自宅から会場まで少し遠いので早起きしなくてはなりませんでしたが、学生時代関西方面に住んでいたので、こちらに来るのが楽しみでした。

・(学生時代の話の流れで、)なぜその学部で学ぼうと思ったのか?

旧ユーゴの紛争で子供たちが戦闘でひどい傷をしているドキュメンタリーを見て、なぜ人がこのように宗教や文化などの違いで争わなくてはいけないか疑問に思い、この学部を選びました。

・それからずっとこの勉強をしていたのですか?(これを書いている今、ハッキリと覚えていないのですが確かこのような内容だったと思います)

いえ、違います。でもこのようにもう一度勉強をする機会を与えてもらえて嬉しかった。知れば知るほど、自分にとっても何かができるのではないか、たとえ小さなことでも・・・と思うようになりました。

(このあたりで、「私の同僚からも質問があります」と女性試験官にバトンタッチされました)

実は、ここからの質問については、ひとつひとつハッキリとは覚えていません。
各質問について、女性試験官のおっしゃっていることの一部分が聴き取れず、3回ほど聞き直してしまったように記憶しています。

女性とのやり取りは、ほぼ大部分「パレスチナ問題」についてのことでした。

自分が答えた内容で覚えているのが、

・先月総会でパレスチナが「オブザーバー国家」になったこと。

・イスラエルがそれに対し、入植地にもっと建物を建てると言っていて、それは平和的解決の進展を邪魔してしまうこと。

・パレスチナ・ガザ地区の人々は、狭い地域に閉じ込められ、外とのアクセスも制限されているが、外からでも何か手伝えることがあること
(eラーニングで、大学生と国連機関が協力して、パレスチナ内の人々に教育の手助けをしていることを例にあげました)

・ユニセフなどが実際にパレスチナ内の子供たちを助けているが、予算不足が原因で仕事をコンプリートできないことも多い。
これらの機関(ユニセフやUNHCRなど)は国連と予算が別なので、それはよくないと思う。

(この辺りでまた、男性試験官にバトンタッチされました)

・国連がしていることについて何か意見はありますか

国連は実際に多くの人を助けている。でも、拒否権の問題で事態がうまく進展しないことも多い(昨年のパレスチナの国家申請がアメリカの拒否権でダメになったことを例に挙げた)

(この辺りでタイマーがなりました。「続けて」と促され)

拒否権がなければ、もっとスムーズに事が進むことが多い。だから、拒否権についてもう少し考える必要があるのでは。

以上が、試験のやり取りの内容です。
(忘れないうちにと思いだしながら、一気に書いたため、文体に統一感がなく申し訳ありません)

書きながらふと気になったのが、「試験官の質問内容を今ハッキリと覚えていない」ということです。その時その時で、質問内容を取り違えてはいけないと思い聞き返すようにしたので、質問を理解していないということはないと思うのですが、こうやって思い返すと少し不安になります。

この後、「ここに来られて大変光栄でした」と告げ、Thank you very much.を繰り返し(ここでオブザーバーの方に気づく)、教室をあとにしました。

試験会場の建物から出たのは、集合時刻から30分をちょっと過ぎた頃。
面接自体もあっという間、試験自体(前後の時間)もあっという間で、「試験が終わった」ということを、にわかに信じることができませんでした。

これからのこと

以上が、試験当日の振り返りです。

これからどのように勉強するかについては、今自分がこちらに書かせていただいた振り返りを元に、じっくりと組み立てていきたいと思います。
(現時点で、全体を振り返った大まかな反省点としては、「国際情勢に関することを説明・自分の意見を言おうとすると流暢さが落ちる」、「専門用語が即座に出てこない、コロケーションがまずい」などが頭に浮かんでいるので、その問題意識を今後の学習に活かしたいと思っています)

一受験者としては、もちろん合格であって欲しいというのが本音なのですが、講師として「自分で自分自身の弱点を見つけ、それを伸ばす対策を立てる」、その実践の場としての国連英検受験でしたので、もし不合格であったとしても、それを「弱点を見つけられた」「今度はその弱点を伸ばすいい機会だ」と受け止め、今後の英語学習・講師としての指導に活かしていきたいと思っています。

そういった意味で、「今日から合格発表まで」と「合格発表以後」の勉強の仕方は、(どちらに転んでも)大きく変わってくると思うのですが、その内容もまた今後のために記録していきたいと思います。

長くなりましたが、今回、記事を読んでいただき、ありがとうございました。
そして、国連英検受験を応援してくださった皆様に、厚く御礼を申し上げます。
今回の経験により、これからも学習者、指導者として英語に関わり続けていきたいと自分の気持ちを再確認することができました。
これからもぜひ皆様に見守っていただけると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

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【直後の記録】 国連英検特A級一次試験受験記

2012年11月4日(日)。
私事ですが、国連英検特A級を受験してきました。
英語資格の受験に関しては、英検・TOEICも含めると何十回受けたか分かりません。
直近1年半の国連英検A級、特A級受験だけで考えてみても、今回の試験は本当に得るものが多かったと大変満足しています。

まだ解答速報も出ておらず、一次試験の結果が出るのも1ヶ月ほど先の話なのですが、今回の試験を通して、自分が得られたことをここに書き記しておきたいと思います。

今回の試験対策から得られたこと

今回の試験準備期間を通して得られたことはいくつかあるのですが、中でも一番大きかったのが、英字記事読みの習慣をつけることができたことです。

私自身、2012年の目標として、「年間に1000本(一日あたり約3本)英字記事を読みたい」と考えていたのですが、実際にはひと月30~40本がいいところ。一本も読まない日も結構あるという状態でした。

これではいけないと今回立てたのが、「一日5本英字記事を読む」という目標。普段の自分から考えたら、はっきり言って不可能な数字でした。
最初は深く考えずに、「いつもより多く・・・だったら、5か?」と決めたのですが、この5という数字に大きな意味があるということに、実際に始めてみて気づいたのです。

国連英検特A級では、8つのマーク式問題のうち5つが長文問題です。英作文に必要な時間を考えると、一問あたりにかけられる時間は決して長くはありません。

できる限り5本をまとめて読む、それも夜寝る前の、頭が疲れ切っている時間に読むようにしたことで、今までより記事を読むスピードが上がり、そして多くの文章を目にしてもうろたえない・食らいついていく「体力」が付いたと思います。

直前対策はうまく行ったか

前回の記事では、自分が直前1週間にすること、しないことについて書きました。
その結果を簡単に振り返っておきたいと思います。

まず英作文は、思った通り1週間では足りず、焦るだけの結果となってしまいました。ただ、今回ギリギリながらも取り組んでみて、「ああ・・・こうすればよかったのか・・・」と、方法が見えてきたように思います。次回があるのかないのか分かりませんが(運良く、なかったとしても、インタビュー対策で書いておく必要があります)、今回思いついた方法を早めに試していきたいと思います。

それ以外の、「する」「しない」と決めた項目に関しては、学習面・精神面ともに、とてもうまく実行することができたと思います。試験前でも切り捨てなかったメニューというのは、今後の学習の根幹になる内容だと思うので、これらを軸に、これからの学習方針を立てていきたいと思います。

復習の重要性

これはとても大事なことなので、一度記事を改めて書きたいと思うのですが、試験を受けた直後の復習は、本当に、本当に大切です。
受験しっぱなしで、点数だけ確認するのでは、あまりにももったいない。
私自身も、翌日のうち(解答速報が出るまで)に自力での復習を終え、今後の方針を立てるのに活かしています。

今後の方針

一次をもう一度受験することになるか、それとも次へ駒を進めることができるかで、多少方針にも違いが出てくると思うのですが、以下の2つのことについては、必ず実行しようと思っています。

・The Economist, Zite以外のソースでの記事読み
具体的にはThe Wall Street Journal, The Financial Times, The Washington Post, The New York Timesの記事についても、読む量を増やしていきたいと考えています。

・話すための記事読み
特定のトピックについて、「話す」ことを意識した記事読みを始めたいと思います。具体的には、用語だけではなくコロケーションも意識して表現を拾っていきたいと思います。

おわりに

以上が、試験を終えた直後の生の感想です。

実のところ、今はもう二度と受けたくないと感じるほど、力を出し切って、ふらふらになっているような状態です。
それでもやはり、「試験を受けるのは、英語力を伸ばすために、とてもいい」ということ。
それだけは胸を張って言うことができます。

今回得られた力(英語力そのものだけでなく、習慣を続ける力も)を糧に、これからも英語学習を続けていきたいと思います。

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国連英検受験まで1週間足らず: 試験直前にすること・しないこと

2012年11月4日(日)。私事ですが、国連英検特A級を受験します。
受験までちょうど1週間となった今日(※)、この1週間でしようと考えていること、逆にしないでおこうと考えていることをスケジュール帳に書きだしています。

あと1週間を最大限有効に活用し、望む結果に手が届くように。
自分の今までの経験から編み出した計画(作戦)について、真剣勝負をかけた生の記録を、こちらに記しておこうと思います。

(※)この記事は10月28日(日)に執筆しています。

試験直前の1週間にすること、しないこと

【する】毎日記事読み5本
9月下旬から、毎日英字記事を5本(週末などは除く)を実行してきました。これにより読解のスピード、体力もついたと感じています。この1週間は、5本をバラバラに読むのではなく一気に、そしてできる限り試験と同じ時間帯(午後2時ごろ)に読めるようにしたいと思っています。

【する】新しい語彙は少々、今までの語彙を再確認
Basic Word Listを使って、10月半ばからボキャビルの詰め込みを始めました。(詳細は別ブログ記事にて)
開始した当初は、試験直前まで同じペースで新出語彙を覚えるつもりでいたのですが、ここから先、同ペースで新しい単語を覚えるのは苦しそうです。
それよりも今までに覚えた単語を確実にするために。復習の方に力を入れたいと思っています。

【する】手書きでエッセイを書く
いつもエッセイに関しては、思うような対策ができない私です。
もっと本数を書けていたら・・・との後悔もありますが、それは今更の話。
今からできることと言えば、試験の時と同様に、手書きで1本仕上げてみること。
時間もしっかり測って、他の問題との時間配分も考えようと思います。
トピックは、尖閣諸島の問題をもとに、領土問題に関して書きたいと思っています。

【する】「国連知識」の読み込み (暗記箇所の直前詰め込み)
指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界―国連英検指定テキスト」を用いて、今まで解いた問題から考えた「狙われそうな場所・年代」を再確認します。

【しない】読書(和書)
二次試験では「貧困」について話したいと思っていて、夏あたりから、日本語でも貧困に関する本を読み続けていました。
ですが、一旦これは休止。試験に関わる内容ではありますが、目の前の一次試験の内容に集中したいと思います。

【する】オーディオブック、洋書を読む
どちらもモチベーションに関する本で、試験の内容には全くと言っていいほど関連はありません。
先ほどの基準でいえば、「試験に関わらない内容はしない」はずなのですが・・・これに関しては続けます。
今まで自分が苦手としていて続けられなかったことが、最近になって続けられるようになってきたので、これは自分に自信を持つためにも、普段通り行いたいと思います。

【する】ウォーキング、ヨガ
「1分1秒でも惜しまず試験勉強したほうが・・・」、そんな声も聞こえてきそうですが。
リフレッシュするだけでなく、心の健康・強さを保つためにも、運動を心がけたいと思います。(量を普段より極端には増やしたりはしませんが、「毎日」するようにしたいと思います)
冗談みたいに聞こえるかもしれませんが、ヨガの腹式呼吸を習い、それをオンライン英会話の前に行ったら、とても集中でき、いつもよりも英語がスムーズに出てくるようになったのです。
運動の効果を実感したからこそ、これらは是非ともしたいと思っています。

【しない】飲酒
これもふざけているように聞こえそうですが、普段飲酒の習慣のある自分にとっては、かなり大きな課題です。
先週は「減酒」をし、うまくいったのですが、直前の1週間はゼロにするつもりで頑張りたいと思います。

まとめ

今日こちらに書いた内容は、とてもパーソナルなものであり、この方法が全ての方に当てはまるとは実は思ってはいません。
(特に学習内容に関わる部分は、試験それぞれに特徴があるので、比率は参考になさらないでください。)

極端な話、「自分自身が満足できる方法で過ごす」、それさえ満たせばでどのような方法でもかまわないと思っています。

私自身、方法を考えるにあたっては、

・試験に必要なカンを鈍らせない・磨いておくこと

・学習項目において、直前にすべき内容・しない内容をはっきりさせること

・精神面での安定を心がけ、自分に自信を持てるようにすること

これらのことに気をつけています。この3つさえ守ることができれば、中身はどのようなものであっても大丈夫だと思います。

自分自身にそのように言い聞かせながら、残り1週間を有意義に過ごしたいと思います。

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国連英検特A級を受験して (その2) 受験準備でおとずれたブレークスルー

”国連英検特A級を受験して”。
2回目の今日は、受験準備を通して私の身に訪れたブレークスルーについてお話ししたいと思います。
実は5月の初めに、「ブレークスルー」についての記事を書いているのですが、今回、こんなにもすぐに自分がそれを再び体験することになろうとは思ってもみませんでした。

3週間でブレークスルー?

今回、試験対策として、勉強をそれ用に切り替えたのはゴールデンウィークに入ってから(4月29日、30日頃)のことでした。

そこから約3週間。

たった3週間でブレークスルーなど訪れるのだろうか?
そもそも、対策を開始した時には、ブレークスルーを起こそうなどとは意識していませんでした。

それが、実際にやるべきことが分かり、それをどんどんこなしていくにつれて、毎日の学習量(と、その密度)が今までにないほど膨大なものになっていきました。

前回も書きましたが、やるべきことが分からずそれを模索しながら(迷いながら)だと学習はなかなかスムーズに進みません。ですが、やるべきことが分かりさえすれば、あとはそれを実際に行動するかどうか、それだけの問題なのです。

今回、遅くなりはしましたが、「やるべきことが分かったこと」、そして、「もう時間がない」と背水の陣に立たされたことで、「そのやるべきと決めたことを、猛烈なスピードでこなす」日々を送ることができました。

訪れたブレークスルーとは

行った学習項目はいろいろとありますが、今回のブレークスルーに効いたと思うのは、(1)記事を読む量を2~3倍に増やしたことと、(2)その記事内でわからなかった単語を、読後、即座に調べ、(3)その単語についてフラッシュカードでかかさずチェックを行ったことです。

具体的には、それまでは1日に1~3個しか英字記事を読めていなかった(正直、最も忙しい時期には1記事も読めない日も多くありました)のが、この集中期間に、3~5記事読むようになりました。
最高で1日9記事読んだ日もあります。

これに合わせて、問題集で分からなかった単語、そしてBASIC WORD LISTの単語を確認していく作業を並行して行いました。

こうして訪れたのが、今回のブレークスルー、「英字記事が前よりもスラスラと読める」という手ごたえでした。

実は、私自身、英検1級の受験準備・合格を通して、それまで読むことができなかったTIMEやThe Economistなどをスムーズに読めるようになったという経験があります。今回の3週間で、その時よりも、確実に「スラスラ」のレベルが上がったのを実感しています。

その時からは約5年たっていますが、この間に、今回ほど読解力の伸びを感じたことはありませんでした。

そして、その読解力により、以前は手も足も出ないと思っていた国連英検特A級の問題を、時間内に最後まで解き切ることができたのです。これは、私にとって、本当に大きな収穫・今後につながる自信となりました。

おわりに ~資格受験の意味とは~

資格のための勉強というと、身構えてしまう方も多くいらっしゃると思います。

「受けてもそれを仕事に活かすわけではない」
「楽しむために英語を学ぶのに、また学生時代と同じような試験勉強は嫌だ」
「○○さん(有名人・学識者)が、○○(試験名)なんて取ってもしょうがないと言ってた」
やらない理由を挙げるのは簡単です。

私は、資格受験(特に英語に関する資格)の意味は、自分自身で持たせるものだと思っています。

今回、受験を通して、このような大きなブレークスルーを得られたこと。それが何よりの収穫だと思っています。

「ブレークスルーを感じたい」。
そう思って、すぐに叶うものではありません。何をすればいいのか。どの力をどれくらい伸ばすべきなのか、自分で考えているだけでは答えが出ないこともあるでしょう。

ブレークスルーを感じたいと思っていらっしゃる方が、その機会を作ろうと思った時、資格試験ほど「手軽」なものはないと思います。

期限を決め、大量の英語に触れる。その機会として、資格受験を利用してみるのはいかがでしょうか?

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国連英検特A級を受験して (その1) 受験準備を通して発見したこと 

2012年5月20日(日)。
国連英検特A級を受験してきました。
私にとって、初めての特A級受験。
図らずも、先日記事にした「ブレークスルー」を感じる機会となりました。
今回から2回に分けて、受験準備で学んだこと、そして受験をして得られたブレークスルーについて、皆さんにお伝えしたいと思います。

スタートは出遅れたけれど・・・

今回、特A級の受験を決めたのは、1月にA級の合格を手にして、すぐのことでした。
(間をあけると、その分、覚えた知識も忘れていきますし、モチベーションも下がります。)

受験自体はすぐに決心できたのですが、そこから先、仕事関連で新しく始めたこと、環境の変化などがあり、思うように学習は進みませんでした。
以前から習慣にしていた、英字記事読みと語彙強化は続けていましたが、試験対策としてグッとエンジンがかかったのは、ゴールデンウィークに入ってからのことでした。

始めるのは遅くなってしまいましたが、そこから先に集中して学習できたことに悔いはありません。

正直、もう、「あと1ヶ月もないのか・・・」と気分は暗かったです。
けれど、これで「今回は諦めて、次回また頑張ろう」だけは、絶対に避けたかった。
そこで諦めてしまえば、そこから先、1ヶ月弱で伸びるはずの可能性まで失くしてしまうのです。

そこでエンジンをかけられたことで、もしそこで諦めてしまっていたら決して気づくことのなかった、大きな発見をすることとなりました。

やるべき課題は、やってみないとわからない

その発見とは、「やるべき課題は、やってみないとわからない」ということ。
そして、「課題が分かれば、あとは身体が自動的に動いていく」ということです。

時間も限られているし、とにかく最低限やるべきことだけ挙げて、それだけはやるようにしよう。
そうして書いたのが、以下のチェックリストです。

実は、最初に書きだしたのは、ページの半分くらい。ほんの少しでした。
それが、最終的には2ページに渡るほど、やるべき課題が増えていきました。

実際に課題を解いてみると、どんどん他にもやるべきことが見えてくるのです。

例えば、

「○番の問題を解く」だけだったのが、解いてから、ちゃんと復習をしなくてはいけないな・・・と気づき、「○番のわからなかった単語調べをする」をリストに加える。

「国連知識の問題を解いてみる」と、ある機関の設立年度が聞かれていたので、「その機関だけでなく別の機関の設立年度も調べる」をリストに加える。

・焦って、手当たり次第に世界各国の記事を読んでいたのを、「ある一定の国(事象)のことだけ集中して読んでみる」と、抱えている問題点や背景などがより詳しくわかるようになり、そこからまた、「別の国ではどうなのだろうという視点で、記事を読む」ようになる。(その結果、じっくりと多くの国(事象)についての見識を深められた。)

逆に、最初、なんとなくで設定していたことは、どんどん削って行きました。
「もう時間はない」とすっぱりと諦めがついていたというのもあって、いらないものを潔く削って行けたのも、結果的にはよかったと思っています。

悔しさを次回につなげたい

こうやって諦めずに集中できたこと自体は、本当によかったと思っています。
ただ、正直なところ、「まずやってみる」という段階を、もっと早くにしておけばよかったという悔しさがあるのは事実です。

一旦、こうやって「やるべきことが分かる」段階に来てしまえば、あとはそれを淡々とこなしていくのみ。それは、ある意味、とってもラクなことなのです。

やるべきことをはっきりさせないまま、とりあえず「記事読みと単語かな」で学習を進めるのと、目的意識を持って進めるのでは、得られる知識には格段の差が出てくると思います。

受験を決めた1月末の段階で、今回のように集中的に学習する期間を設け、課題発見ができていたとすれば、その後の忙しい日々の中にも、やるべきことをうまく組み込んでいけたかもしれません。それは、しっかりと反省すべき点だと思っています。

今回できなかったことを、次回につなげられるか。それが今の自分にとって、最も大事なことです。
つなげることができれば、今回感じた悔しさも無駄ではなかったということができると思います。

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次回は、今回の国連英検特A級受験を通して感じたブレークスルーについて書きたいと思います。

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