Archive of ‘ボキャブラリ’ category

単語学習に対する、一英語講師の思い (その1)

先月から数回に渡り、単語学習に特化した記事を書かせていただいています。
自分が講師をしていること、そして自分が長年やってきた学習内容と合わせて、「単語学習ばかりをプッシュする」ことには、一種の葛藤がありました。

今回の記事では、その理由について、一度じっくりとお話しさせていただきたいと思います。

単語本の暗記に時間をかけ過ぎない

私が以前予備校で教えていた時、英語がすごく苦手な生徒さんの共通点が、単語本を開いて、それに出てくる単語を書いたり眺めたりして覚えようとしていることでした。
何から手をつけていいのか分からずに、「とにかく単語を覚えれば、文が読めるようになるのではないか」、そう思っていたのだと推測します。

もちろん、”すごく苦手”と限定したお話です。こちらにわざわざお越しくださる、志のある皆さんが学習していらっしゃることを、いきなり彼らのしていたことと同じと決めつけるようなことはしません。

ですが、誤解を恐れずに言えば、実際に単語本を利用していらっしゃる大人の学習者の方々の中にも、単語本での学習自体に時間をかけ過ぎているパターンが多く見受けられるのです。

一度、じっくりと考えてみてください。
「単語さえ覚えれば、自分のしたいこと(読む、書く、聞くなど)ができるようになる。」
そう思ったことはありませんか?

例えば、資格試験の勉強では、専用の単語本が数多く販売されています。
これらの単語さえ覚えれば、試験に合格できるものでしょうか?
その試験に必要な文法力・読解力・リスニング能力・・・等全てをバランスよく向上させてこそ、真に太刀打ちできる英語力が身につくのではないでしょうか。
「単語を覚えれば、全ての能力も自動的に上がってくる」という幻想を私は信じません。

そして、以前から書かせていただいているとおり、単語の習得は決して単語本だけでは完結しません。
単語本でチェックした単語に、実際読んでいる文章のなかで、生きた形で出会ってこそ、本当の意味で身についたと言えるものです。
(そういった理由からも、全ての分野をバランスよく勉強していくことをお勧めしています。)

例えば、一日の中でまとまって集中できる時間(貴重な時間)を、単語本単体での学習ばかりに使っている方がいるとしたら、本当にもったいないと思うのです。

「そんなことを言ったって、そんなふうに出会うことなんて、早々あるものではないし」

単語本の単語に出会うことが少ないということは、実際に生きた形で出会うこと(読解など)にかけている時間が少ないということを、皮肉にも証明していることにはなりませんか?

関連記事: 単語学習を楽しもう  ~”1冊をじっくり”からの解放~

おわりに ~次回予告~

「単語本だけでなく、(単語に別の場所で出会えるように)他分野と並行して学習をすべきである」

これが私が英語学習者の皆さんに一番伝えたいことの中でも、最も重要な事項の一つでした。(それはこれからも決して変わりません)

講師として、そしてブログで英語学習について書く者として、単語ばかり学習している印象を与えることはしたくない。
それもあり、単語に関する記事が続くのを避けていた。そんな裏事情がありました。

ですが、実は今、私は(期間限定ではありますが)単語学習に特化しようとしています。

それに当たっては、講師として、そして今度は、国連英検特A級に挑戦する者として、責任を持って自分のすること、その意図についてお話しする義務があると感じています。

次回の記事では、「英単語の習得(ボキャビル)に力を入れるべき時」というテーマで、自分のこれからすることについてご説明させていただこうと思っています。

次回の記事もよろしくお願いいたします。

【予告】 ボキャビルに使っていく本はこちらです。
Basic Word List

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単語学習を楽しもう  ~”1冊をじっくり”からの解放~

「学習本は1冊をじっくりやったほうがいい」
英語に限らず、何かを学ぶ際の鉄則の一つとして、皆さんもよく耳にされることだと思います。

私自身それを否定はしません。特に基礎固めの段階では、弱点を見つけ、その穴をしっかり埋めていく上で大切なことだと思います。

ですが、必ずしもそれが真理ではない場合もあるのです。
どうも学習がはかどらない。思うように力が付いていかない。
そんな方は「1冊をじっくり」の神話にとらわれていないでしょうか?

「1冊をじっくり」ではいけないジャンル

「1冊をじっくり」ではいけないジャンル。
それは、単語学習です。

例えば1冊の単語本を完璧にしようとする。
その本のCDを繰り返し聴く。音読する。書き移す。
それがダメとは言いません。
ですが、それらに時間をかけ過ぎて、(時間がかかるがゆえに)”やった”気になるのは、大変危険なことです。

単語を覚えることは、その単語を使って「文を読んだり、書いたり、聞いたりできるようになるため」のはず。それが、いつまでたっても、単語本のループから抜け出せないのでは悲しすぎます。

「気づく」喜び

皆さんは、「その単語を覚えた」という区切りをどこでつけますか?
単語本でそれらを見ている段階では、本当に身に付いたとは言いません。別の場所で出会って、「○○という意味だな」と「気づく」ことができて初めて、その単語が身に付いたと言えるのです。
他の場所で出会う機会を持たずして、その1冊で全てを終わらせることはできません。

また、この「気づく」感覚。
英語学習の初心者であろうが、上級者であろうが、この感覚を軽んじてはいけません。

「あの小説に出てきた○○という単語だ!」

その時、再び出会えた嬉しい気持ち。小さな感動とともに、しっかりと頭の中に刻まれる。私はこの「小さな感動」の力をものすごく大事にしています。

「気づく」場面を増やす

単語本1冊を中途半端で投げだすべきだというわけではありません。
その1冊を辞めろというわけではなく、他に出会う場面=「気づく」場面を増やして欲しいのです。

例えば、以下のような方法があります。

・問題集

・オンラインの英語クイズを利用する
【単語学習サイト】WORD DYNAMO
ボキャビルサイト  SAT Vocabulary on Vocab Test.com

・メルマガを利用する

今年はいくつ積み重ねる?

・実際に文章を読んでみる

最も理想的な方法は、実際に文章を読んでみることです。
生きた形で使われているのを見てこそ、その単語を理解したと言えるからです。
ですが、これ自体にも欠点はあります。意味のわからない単語を調べながら文章を読むことはかなり骨が折れることであり、それ自体にものすごく時間がかかってしまうため、「出会う」絶対量に限界があるのです。

なので、問題集・クイズ・メルマガなどの手軽に出会えるものと、文章でじっくり出会うもの。これらを組み合わせながら、学習を進めていくことをお勧めします。

選択肢を増やしておくと、飽きてきたときに別の項目を選ぶことができて、気分転換にもなります。

まとめ

「1冊をじっくり」の反対は、「何冊もを適当に」ではありません。
その1冊を今すぐ投げ出して、別のものに手をつけるべきだという意味ではなく、その1冊にかけている時間を、半分でも、他の場面で「出会う」=「気づく」機会にまわしてみてください。

「あ!こんなところで使われている!!」という喜びとともに、単語がグングン身についていく感覚を実感していただけることと思います。

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VocabGrabberで単語リストを作成

単語を登録する時、辞書の例文ではなく自分が実際に読んだ文章からの例文を保存することが出来たら、単語の定着率も上がりそうですよね。VocabGrabberは、Visual Thesaurus 辞書の有料機能(年19.95ドル)の一部で、コピペした英語の文章から単語と例文を抜き出すことが出来る便利なツールです。

 

まずは、単語を抜き出したい英文をコピーして、”Enter text to look up” と書いてあるボックスの中にペーストします。上限は200000文字までです。

 

好きな文章をペーストしたら、Grab Vocabulary!という緑のボタンを押します。

 

そうすると、使用されている語彙の数、分類、トレンドなどが出てきます。右端にある、Create Word Listをクリックします。

 

ワードリストに名前をつけてください。名前の下、Include an example…と書いてある部分にチェックを入れてください。このワードリストを他人から見られたくない場合は、Share this word listのチェックを外してください。

 

 

タイトル画面の下には文章中の単語のリストがずらっと並んでいます。保存したい単語にチェックマークを入れます。そしてSave Word Listをクリックします。

 

こちらが作成されたワードリストです。単語または、左側にある単語ツリーをクリックすると辞書が立ち上がります。また、Also appears in〜という赤で囲った部分は、他の人が作成したリストでも使われている事をあらわしています。

 

シソーラス辞書が立ち上がった画面です。スピーカーマークのついているものは音声も確認できますし、意味の近い単語を簡単にチェックすることができます。

 

単語の意味は右側に表示されています。上のメニューバーにあるMy Word Listをびろーんと下に引っ張ると、格納されている単語リストが表示されます。またこちらで複数の単語リストを切り替えることが出来るようです。

 

 

残念ながら、集めた単語をフラッシュカードにしたり、単語テストをすることはできません。これだけに年間19ドルは高いかもしれませんが、ライティングの時にこのビジュアルシソーラスは重宝しますし、他にもWord of the Dayという、単語をメールしてくれる機能(紹介記事はコチラ)や、スペリングビーという、単語の音声を聞いてスペリングを打ち込むゲームなども利用できます。2週間の無料お試し期間がありますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

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【アプリレビュー】ジャパンタイムズで英単語 FREE

先月末にJapan Timesの記事から楽しく単語を覚えよう!というコンセプトのアプリがリリースされておりました。
私は、単語は単語集でガリガリ覚えるよりも、できるだけ新聞などの記事から使い方のニュアンスも含めて覚えていこうという考えでやってきているので気になってダウンロードしてみました。
正式版が今春リリースということで、それまでにまず雰囲気をわかってもらうためのFREE版とのことです。


ジャパンタイムズで英単語 FREE – Cocone
ジャパンタイムズで英単語 FREE - Cocone

機能

さっそく起動してスタート。

このカレンダーから記事を選びます。

最初に記事をチラ見することもできるようです。単語チェック前に「チラ見」という表現になっているということは、まず単語からチェックせよという順番なのでしょう。

では単語ゲームスタート!

記事と一緒に意味を覚える単語だけオレンジ色になって表示されるので、適切だと思う訳を下の3択から選びます。

制限時間が設けられており、速ければ速いほどスコアが高くなるようです。

ちょっと悩んで残り時間がなくなってくると、このように選ぶ単語以外の部分の日本語訳が現れました。

答えるとこのように全訳が表示され、表示されている英文を聞くこともできました。

すべて答え終わるとこのようにメダルが貰えます。ポイント数によって表示されるメダルの種類が変わってくるようです。

最後に出題された単語のリストが表示され、それぞれ個別に意味や音声もチェックできました。

記事全体を読むこともでき(それがないと意味ありませんが)英語だけの表示か英語と日本語同時表示か切替できます。(右画像が同時表示)
記事の音声も再生でき、再生中の箇所はきちんとハイライトしてくれています。
読みあげのスピードもゆっくりなので、リスニングが苦手な方はリスニングの練習にもなるのではないでしょうか。

そして記事中のどの単語でも長押しすると意味を表示してくれます。
知らない単語はクイズに取り上げられた単語だけとは限らないので、この機能はうれしいですね。
上記画像の画面左下にある「教えて編集長」をタップすると質問を投稿できるようです。

クリアすると最初に選択できなかった「編集長からの質問」も見られるようになります。てっきり読解のテストかと思っていたのでちょっと拍子抜けしましたが…。

これを回答すると「パズルのピース」なるものがゲットできまして、「スクープ写真」がどんどん完成していくようです。

これは全部揃えて何になるのかしらと一瞬思ってしまいましたが、やはり写真を完成させるという達成感を得るというものでしょうか。

単語帳もあるのですが、これはテストしたものが表示されるようです。
ここで☆にチェックしておくと、お気に入りのところに表示されるので、覚えられてないものだけお気に入りに入れて、覚えてしまい次第チェックを外していく感じの覚え方になりますね。

TOPの相談室から、さきほど「教えて編集長」に投稿されたものの一覧も見ることができます。こうやってアプリ上で個別に質問をして回答が来るというのは面白いですね。このアプリの製作会社が作っている他の英語学習アプリとの共用のようです。

感想

成績によってメダルの色が変わるシステムはついついムキになって何度もチャレンジしてしまいそうですね。解答時間が短いほど評価が高くなるのは良いですが、Excellentを取ろうと思うとパッと見てパッと選ぶ必要があります。せっかく文章を表示してあってもついついハイライトしてある単語だけ見てしまったりも。せっかく制限時間と文章の一部が表示されるので、速読を意識して文章全体を追ってみるのもいいかもしれませんね。

全体的な印象としてはかなりゲーム性が高いと思いました。
楽しく遊びの要素を入れながら学習したい方には良いと思いますが、記事もガンガン読んで単語もガンガン覚えたいという方にとっては余分に感じるものもあるかと思います。それを見極めるためのお試しFREE版なので、本番リリースの前に気軽にお試ししてみてもいいかと思います。

教えて編集長やココラウンジといったコーナーで質問などを投稿して、アプリを使用している他の人たちとやり取りできるというのもiPhoneアプリであることを活かしていて良いなと思いました。

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The Japan Times NEWS DIGEST 2012.1 Vol.34 (CD1枚付き)


The Japan Times NEWS DIGEST 臨時増刊号 3.11大震災・福島原発を海外メディアはどう報じたか  The Tohoku Earthquake and Tsunami, the Fukushima Nuclear Reactor, and How the World’s Media Reported Them

【単語学習サイト】WORD DYNAMO

本日ご紹介するのは以前に Word of the dayのサービスを提供しているサイトとしてご紹介していたDictionary.com の最近始まった単語学習サービスです。

毎日送られてくるメールのヘッダに広告が載っていたのですが、同じ広告を毎日見ているとただの飾り物としてしか認識しなくなり、毎日スルーしていました。
ふとよく見てみると”How many words do you know? Find out!”と書いてあるではないですか。「うんうん、知りたい!」とリンク先を見てみることにしました。

WORD DYNAMO

どんなサイト?

ポップで元気が出るようなデザインが目に飛び込み、ちょっと楽しくなってきます。
サインアップは新規でもFacebookのアカウントでもできます。

最初にChoose your gradeと出てきたので、控えめに…と一番やさしいElementary school レベルから始めてみました。

まずは4択クイズをやってみました。

クリアすると次のレベルのロックが解除されてこのような画面になりました。

どうもスコアによっては飛び級になるみたいです。

右上に Word Scoreが表示されます。
これは今何語知っているかという目安の数字のようです。

どんどん次のレベルにチャレンジできるのですが、4択クイズだけではありません。
クロスワードパズルや発音チェック、フラッシュカードもあります。

フラッシュカードでそのテーマで出題される単語をチェックして、発音チェックして、4択で意味を把握し、クロスワードでスペルもチェックするという順番でやると完璧になりそうです。

このセットですが、テーマごとに単語が集められています。
このように自分の興味のあるテーマを選べるようにもなっています。

辞書に載っている長ーーーい単語というテーマもあっておもしろいです。

GMATやGRE、SAT、TOEFLなどのテストのレベルの単語もあります。

自分のアクティビティーもリストで見られるようになっています。

自作リストも作成可能

そして、準備されているコンテンツを受身でこなすだけではなく、自分でリストを作ることもできます。
タイトルを決めて、単語を入力すると、入力候補が表示されるので、それを選択することで右側に意味が自動的に表示されます。

最後に公開か非公開かを選んでサムネイル画像を選択して完了。

自分のページのメニューにリスト名が表示されます。これでこのリストも同じように4択テストなどができるようになりました。

感想

iPhoneのアプリなどはないようなのでコンピューターに向かっている時にしかできませんが、最近はコンピューターを立ち上げたらこれを一つやってみるというように決めてチャレンジしています。
まだベータ版のようなので、これからもっと充実していくのが楽しみなサービスです。

私は試していませんが、French、Latin、Spanishもあるようです!

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積み重ねの一歩はまず始めることから。

前回の記事で、毎日送られてくる単語で毎日の学習にちょこっとプラスしようということを書きましたが、ちょっとした時間に効率よくそれらの単語を見直す一例を今日はご紹介したいと思います。

コツコツ積み重ねることの大切さを分かっていても、最初の一歩をなかなか踏み出せないことがあります。
まず毎日の習慣にするための環境を作ってしましましょう。
これなら続けられるかもしれない…という環境を作り、最初の一歩を踏み出しましょう。

前回の記事をご覧になっていらっしゃらない方は、まずそちらの方から読んでみてください。

Gmailを活用する

メールの一覧から届いたその日の単語メールをチェックしてもいいのですが、スキマ時間を活用しようと思うとなるべくさっとメールを見つけたいですよね。

Gmailにはラベル機能があるので、単語メール用のラベルを一つ作ってそこでまとめて見られるようにします。
新規ラベルはGmail画面の左側メニューの「新しいラベルを作成」という所から作ります。
※ラベルが表示されているところの一番下に「他◯個のラベル▼」というところの▼をクリックしてみてください。
(これは後からでもできます)

まず該当メールを開いて右上の▼をクリックします。
開いたリストから「メールの自動振り分け設定」をクリックします。

そうするとそのメールの差出人が振り分け対象になります。

次に、その差出人からのメールをどのように振り分けるかを設定していきます。

ここで最初に作っておいたラベルを指定します。(ここでも新規ラベルは作成可能です)
ここではメールの転送も設定できるので、私はEvernoteにも転送するように指定しています。

そして「フィルタを作成」クリックすると、もう指定したものにはそのラベルが付きます。
該当するメールは以前に来ていたものも画面に表示されるので、「フィルタを作成」の右側の「このフィルタを下記の ◯ 件のスレッドにも適用する」にチェックを入れておけば、過去にすでに受け取っているものも振り分け対象になります。

すると、付けたラベルをクリックすれば、

このようにまとめて表示されます。

これだけでもメールを探す手間が省けて随分楽になります。過去のものも探しやすいですね。

iPhoneも併用する

iPhoneをお持ちの方はiPhoneからGmailを開き、このラベルをクリックすれば手軽に単語メールだけ一覧で見ることができます。
ちょうど一覧では単語だけ見えて、タップすると本文中の意味や例文などが見られるのでちょっとしたフラッシュカードのような使い方もできますね。

補足:Gmailでのメール転送設定

私はこの単語メールををEvernoteに転送して、単語帳として一つノートブックを作っています。
単語メール以外にもオンラインの辞書で検索したものなども、このノートブックにクリップしています。

このメール転送設定はとても簡単です。

Gmail画面右上にある歯車のアイコンから設定に入ります。

メール転送の所で転送したいメールを入力します。

設定したメールに確認コードが入ったメールが届くので、そのコードを入力すれば設定完了です。

まとめ

コツコツと続けられない理由の中に、「手間がかかる」「面倒」というものがあります。
ちょっとした工夫で手間を減らせて手軽に出来る方法があるのなら、やってみる価値はありますよね。

同じ方法を使ってニュースサイト等からの通知メールを振り分けて、「これだけは今日絶対読む記事」というものを作ってみたりと活用法は色々とあると思います。
まずは始めてみる。

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今年はいくつ積み重ねる?

皆様今年の英語学習の目標はどのようなものを設定したのでしょうか。
私もいくつか目標を作りましたが、その中で語彙数を増やすというものがあります。今までは読んでいる記事中に知らなかった単語が出てきても、「よく出る単語ならまた出てくるだろうから、何度か調べていたらそのうち覚えるだろう。」というようにゆるく構えておりましたが、今年はもう少し積極的に覚えていこうと思っています。

辞書サイトを利用してみる

記事から覚える以外に単語を覚える手段として毎日メールで単語が送られてくるものに登録しています。

Merriam-Webster Online

こちらは有名な辞書サイトですが、 Word of the Day という毎日一単語ずつピックアップして紹介しているコーナーがあります。
サイト上で見られるのですが、メールアドレスを登録しておくとその単語がメールで送られてきます。

登録するとこのようなメールが毎日届きます。

これはPodcastでも同じものを聞くことができます。

メールやウェブサイトをチェックするのもいいですが、耳で説明を聴けるのはとても助かります。

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Dictionary.com

こちらもお役立ち辞書サイトですね。
ここも登録するとこのようなメールが来ます。

ちょっと見づらいですね。

このサイトにはワードゲームなどのコンテンツも準備されています。

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Visual Thesaurus

ここはタイトル通りシソーラスをビジュアル的にもわかりやすく調べられるサイトです。ビジュアルにこだわっているだけあって、サイトのデザインもとてもスッキリして洗練された感じがあります。
無料会員では使用の制限がありますが、Visual Thesaurus Word of the Dayというメルマガには無料で登録でき、毎日単語のメールが届きます。

メールの中のリンクをクリックするとトライアル版ですが、このように単語を表示してくれます。

ここでは普通のWord of the Dayの他に、Elementary school, Middle school, High school(SAT), College(GRE)用のWord of the Dayも登録できます。

これらのサービスの利点

良い点としてはノンジャンルであるということです。
自分が読む記事からではどうしても偏りが出てくることがありますが、このように配信されるとバランスが良いですよね。

これを語彙増強のメイン学習にするにはあまりに少なすぎますが、ほんの数分メールに目を通したり、Podcastを聞いたりして普段の学習にちょっとだけプラスするという気軽な気持ちでいられます。

そしてこちらのやる気度などお構いなしに毎日送ってくるので、メールをチェックするという作業だけで単語学習の機会ができるという事も日々の日課として取り入れやすい点ではないでしょうか。

まとめ

特にこのようなサービスではなくても、一日1つで一年で300以上、一日3つで一年で1000以上余分に覚えることができます。
たった一つと思わずにコツコツ積み重ねていくと、今年の終わりには一つの成果として感じられるはずです。

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Urban Dictionaryでスラングを学ぶ

ドラマやYouTubeの英語コメントなどを読んでいると、辞書に載っていない単語に出くわすことがありませんか?俗語や新しい若者言葉など、次々と移り変わる単語は紙の辞書や電子辞書には殆ど収載されていません。英辞郎 on the WEBを調べても載っていない時に役立つのが、Urban Dictionaryです。

Urban Dictionaryは無料で使えるオンライン辞書です。この辞書の特徴は、スラングや新しい若者言葉などの語彙が豊富なことです。ドラマに出てきた単語で、普通の辞書には載っていない言葉も、ここを探せば出てくることが多いので重宝しています。例えば、

Maybe we got some bad shwag.

というあるドラマに出てきたセリフで shwag が分からなかった場合、一般的な辞書には載っていません。Urban Dictionaryによると、

 

定義2の、質の悪いマリファナ、というのがこのセリフのシチュエーションに一番合っていそうです。

 

単語を定義しているのは、一般の人々です。だからこそ、若者たちが使っているシチュエーションがよく説明されているのではないかと思います。面白いのは、同じ言葉でも人によって微妙に定義が違うことです。例えば、cougerという単語。これは、若い男を好む年配女性を意味していますが、Urban Dictionaryによると、女性の年齢の定義が50-80歳、または40-55歳と違います。

単語の横には親指マークが描かれており、同意した人数の数はup, そうは思わない、という意見の人はdown マークで記されています。同意者の数を参考にしてみるのもいいかもしれません。

 

 

英英辞典ですが、平易な言葉で書かれているので分かりやすいと思います。ドラマのスクリプトを使って英語学習をする時などによく用いています。俗語は、自分で積極的に使うことは殆どないとは思いますが、ドラマに出る俗語くらいは、聞いて意味がわかるようにしておきたいものです。

 

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毎日単語!

皆さん、単語学習どうされてますか?単語力があればあるだけ英文も読みやすくなるし、リスニングの虫食い状態も改善するはず・・。そうとはわかっていてもボキャビルは面倒くさいですよね。そこで、毎日数分だけでもボキャビルを続けることで、いったいどれだけ効果があるのかを、自分の体験をもとに考えてみたいと思います。

私が使っているのはLingQというサイトですが、使うのはiKnow!でも、単語力でも、Weblioでも、手作りの単語帳でも何でも構わないと思います。とにかく手軽に始められて、自分にとって使いやすいのが一番です。LingQのフラッシュカードだとこんな感じです。

私は1回に25単語ずつフラッシュカードで復習しています。単語を見て意味が分かるかどうかを確認し、例文を音読。これを2セットで約6−7分です。毎日の単語チェックをノルマにしています。余裕がある時は朝晩の2回。パソコンを開けた後、メールチェックやネットサーフィンを始める前にやってしまうのがミソです。たった数分の単語チェックですが、いったん他のことをし始めてしまうと、やりたくなくなってしまうからです。逆に朝イチの単語チェックが習慣になってしまうと、まずは単語をすることで英語学習モードになり、朝のダラダラ時間を短縮することができます。

 

たった一日数分のボキャビルですが、これだけでも1年間に約1000個の単語を覚えることができました。過去5年ほどフラッシュカードを利用していますが、だいたい毎年1,000個前後です。多読で自然に覚えた単語は数えることが出来ませんが、フラッシュカード以外で覚えた単語もあるので、実際は年に1,000以上ずつ語彙は増えていると思います。

 

ボキャビルの習慣がない方は、2年前からどれだけ意識的に単語を増やしてきたか思い返してみてください。2年前より語彙は増えていると自信をもって言えるでしょうか。たった数分でも毎日やれば1年間で30−40時間になります。1ヶ月で1000個覚えるのは大変ですが、毎日ちょっとずつ継続すれば1−2年後には大きな違いになると思います。

 

 

 

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ドラマのスクリプトから英語表現を学ぶ

海外ドラマのスクリプトを使った英語学習法です。 海外ドラマを使った英語勉強法として、同じものを少なくとも5回は観ること、と勧められているのを見たことがあります。私は観たいドラマがありすぎて1話を5回も観る時間が惜しかったので、なんとかドラマ視聴を英語学習に活かせないかと考えた結果、インターネットでスクリプトサイトを探し、LingQにインポートするようになりました。するとこれが意外に良かったのです。

良かった点は、

・ドラマを観るときには字幕を出さずに英語音声のみで観るようになったため、音声のみに集中出来るようになった
・スクリプトのト書きを読むことで、人物の動きや状況を説明する単語をたくさん覚えることが出来た
・映像が頭の中に残っているため新出単語をイメージでとらえる事ができ、単語の定着率が上がった

ことです。

字幕に頼って”分かったつもり”になってない?

洋画や海外ドラマを英語字幕で観ると、実際は聞き取れていないのに分かったような気になりませんか? 私はしばらく英語字幕でドラマを観ていて結構聞き取れているつもりになっていたのですが、いざ英語音声のみで観始めると会話丸ごと聞きとれない箇所がかなりあることに気づきました。特に英語字幕だと、けっこうな早さで字幕が流れていくので目で追いつつ耳も同時に鍛えるというのは難しいです。いったん字幕を見てしまっていると、簡単な単語なのにリエゾンで聞きとれなかった・・など細かい不明点がわかりにくくなります。この点、観終わった後にスクリプトチェックをすることにして、視聴している間は英語音声に集中すれば、どこが聞きとれないのかしっかりチェックすることが出来ます。

状況を説明する方法を学べる

ドラマのスクリプトにはト書きがあります。これは登場人物の行動や、状況をあらわす文章です。例えば、”Gwen enter the bar in the middle of a brawl.”は、Gwenが喧嘩を仲裁するためにバーに入っていくシーン。”Rain pelts down on the body and on the crime scene.”は、殺人現場に冷たい雨が降りしきるシーンの説明。”You wasted your time by rifling through my things.” は自分の部屋を家宅捜索された女性が文句をいうシーンです。in the middle of a brawl, Rain pelts down on the body, rifling through my things. などはコロケーションも含めてそのまま覚えるように単語カードに登録します。ト書きは端的に行動をあらわす文章が多いうえ語感がいいので例文として優れていると思います。これらの文章を覚えると英会話の時に使える語彙が広がります。例えば、捜し物をしていて部屋を引っ掻き回した時に、rifle through something でもいいし、rummage through も使える。言葉のバリエーションが広がります。

新出単語をイメージでとらえる

3つ目の利点。2番目とも少し重なるのですが、ドラマの映像が頭の中に残っているうちにスクリプトを読むことで、新しく出た単語をイメージとしてとらえやすくなります。単語とイメージが結びつけば記憶に残りやすく、単語の定着率が上がりました。

例えばこのシーン。

王様の怒りに触れたマーリンが罰として、子供たちに腐った野菜やフルーツを投げつけられるシーンです。”Merlin in the stocks, pelted with rotten fruit and vegetables by children.” と説明されています。偶然にもThe Economistの記事にも”The LDP should be in the stocks, being pelted with Fukushima’s radioactive vegetables, not relishing a return to government.”、”LDPは福島の放射能で汚染された野菜を投げつけられるべきだ”とドラマと同じ表現が載っていたことがありました。現代日本では馴染みのないシーンですが、西洋では昔、罪人にpillory(さらし台)という手枷をつけて公共の場にさらし、群衆が腐った野菜や石を投げつけるという刑があったようです。例文中のstocksは足かせのような道具のことです。一度映像と結びつけて”pelt with” を覚えてしまえば、次に同じ言葉が出てきた時に記憶の引き出しから言葉を取り出しやすいです。

これは極端な例かもしれませんが、他にも相手が見ていない間にアルコールに毒を混ぜることをlace somethingと説明されていれば、lace=靴紐 という一対一対応ではない方法で単語を覚えることが出来ます。

 

人気のドラマであれば、ドラマ名とscript で検索をかければ英語ネイティブの熱心なドラマファンの方がスクリプトを上げてくれています。これをLingQにインポートし(インポート方法はコチラ)、知らない単語を登録、フラッシュカードで繰り返し復習する、という流れです。手段が面倒になると長続きしませんので、音声はアップロードせず文章だけを登録しています。45分のドラマだと、スクリプトの語数はだいたい5000語、多い時は8000語ほどあり読み応えもあります。楽しむためのドラマでももちろんいいのですが、スクリプトを読むことで新たな発見がたくさん見つかります。ぜひ試してみてください。

 

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