この度100 WISH LISTで英検1級二次試験対策講座を開講することになりました。
我々三人が自分たちの経験と集積してきたデータを元に、指導経験の豊富なネイティブ講師とともにプライベートレッスンをさせていただきます。
詳しいレッスンの内容はこちらでご案内しておりますので、興味を持って頂いた方は下記のリンクより詳細を御覧ください。
引き続き準1級の二次試験対策講座も行なっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[ad#blogmura]
英語学習情報サイト
この度100 WISH LISTで英検1級二次試験対策講座を開講することになりました。
我々三人が自分たちの経験と集積してきたデータを元に、指導経験の豊富なネイティブ講師とともにプライベートレッスンをさせていただきます。
詳しいレッスンの内容はこちらでご案内しておりますので、興味を持って頂いた方は下記のリンクより詳細を御覧ください。
引き続き準1級の二次試験対策講座も行なっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[ad#blogmura]
7月も残り数日となりましたね。この時期、子供の頃の夏休みの香りのようなものを感じたりしませんか?大人になるとあの頃ほど夏休みなどありませんが、子供たちは夏休みに入りました。先週告知をさせていただきましたが、今年もヴァーチャル夏休みを実施しております。詳しくはこのエントリーを御覧ください。
今回は読んで、聴いて、元気が出るようなスピーチがまとめてあるサイトをご紹介します。
自分のスピーチの向上のためだけでなく、目標を立てたものの、ちょっとくじけそうになったりした時にも効果のあるサイトです。
American Rhetoric: Top 100 Speeches of the 20th Century by Rank
タイトル通り、20世紀のTOP100として選ばれたスピーチが掲載されています。
スクリプトが掲載されているだけではなく、きちんと音声も聞くことができます。
このように動画を見ることができるものもあり、より臨場感を感じることができます。
良いスピーチを聞くことで、自分のスピーチにも活かすことができます。スピーチの組み立て方、リズム、見せ方など参考にできるものがたくさんあります。そして、やはり力強いスピーチを聞くことで勇気づけられます。
このページの一番最後までスクロールしていくとこのようなBOXがあります。
ここにあるMovie Speechesでは、有名な映画でのスピーチのシーンが音声とスクリプトで楽しめるので、こちらも是非覗いてみてください。
[ad#blogmura]
今月5月21日に行われた TEDx Tokyo 2011 イベントをご覧になりましたでしょうか? 当日Ustreamで同時放映されていましたが、Websiteのほうにも日本語版、英語版がアップされています。
TEDxとは、アメリカのTEDと同様の形式で、世界各国の地域で運営されるイベントです。今回のTEDx Tokyoは、Enter the Unknown 、地震後の日本を再建し再生させる現実的で独創的な方法と、日本の国民の心意気を高めることがテーマとなっています。本家TEDも素晴らしいお話ばかりですが、TEDx Tokyoは、日本に関連する話題が多いため、より興味を持って聞きやすいと思います。また、日本人のスピーカーが多いので、日本人の話す英語を聞いて、目標や参考にするのも良いと思います。
Kyung Lahさんの、地震後の取材に関するトークは英語も聞き取りやすく、とても感動的な内容でした。プレゼンテーションのGuruとして知られている、Garr Reynolds さんのトークは、日本の自然を讃え、日本人の気質を竹にたとえて説明しています。シンプルで印象的なスライド、ユーモアを交えながらの話はさすが、 Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery (Voices That Matter) の著者だけあって、素晴らしいと思いました。
2009年度、2010年度分もあり、とても見応えがあります。
日本のことを英語で説明する時の参考にされてみてはいかがでしょうか。
[ad#blogmura]
シャドーイングとは、英語を聞いたそばからそっくりそのまま真似をしながら発音していく方法です。耳で聞いた音をそのまま口から出す負荷の高い方法ですが、リスニングだけではなく、スピーキング、表現力アップにも役立つ方法です。
音読との違いは、聞こえる音に忠実に、発音、リズム、区切りなど全てを真似するということです。初級者のころ間違った方法で音読をすると、かえって悪影響を及ぼすことがあります。お手本なし、または音源つきの教材があっても1−2回しか聞かず、ひたすら日本人発音のまま、まるで素読か何かのように読み上げてしまうと、変な癖がついてしまう恐れがあります。抑揚が平坦だったり、母音の発音が日本語のままだったり、イントネーションが間違っていたり…。そんな自分の読み上げを繰り返し聞いて、質の悪い自分の音読を音源としてリスニングをすることが良いこととは思えません。
その点、シャドーイングの良い点は、お手本をそっくりそのまま真似することで、まず英語らしいリズム、イントネーションが身につくことではないかと思います。すぐに細かい発音まで同じように発語するのは難しいですが、英語らしいリズムになるだけでも随分と英語らしい話し方になります。日本人の英語は平坦で抑揚がないために聞き取りづらいと言われますが、シャドーイングで英語の音を身につけることで、この弱点を補うことができると思います。
もし一生懸命音読をしている割には、たどたどしさが改善しないという場合は、シャドーイングに力をいれてみてはいかがでしょうか。最初は口まわりの筋肉が思うように動かず、ついていくのが大変だと思います。ゆっくりめの素材で口慣らしから始めてみてください。私の場合は、効果が感じられるまで数ヶ月かかりましたが、諦めずに続けているとあまり負担は感じられなくなりました。ちょっとやってみて”出来ない!”とあきらめないでくださいね。
私は英語の記事(The Economist や The Independent などが多いです)を読む時に必ず気をつけて行っていることがあります。それは気になる事実や数値が出てきた時に手帳にメモしておく、ということです。たったこれだけのことですが、分野ごとに抜き書きすることで英作文にも役立ちますし、英語でいろいろな分野の話題を話す時に重宝するのでお勧めです。
英語記事を定期的に読み始めるようになったのは2008年。現在はEvernoteを使ってメモを管理していますが、当初はポケットサイズの手帳にインデックスをつけて分野ごとにメモをしていました。具体的には社会、環境、教育、医療、経済、技術、というインデックスを使いました。読んでいる記事で気になる事実や数値を見つけたら項目別にメモをします。例えば、
There are roughly 1.5m home-schooled students in America, a number that has doubled in a decade. That is about 3% of the school-age population.
という文章が気になったので”教育”のページに抜き書き。
70% of Japanese women stop working when their first child arrives.
は”社会”ページに。
また、
2007年アメリカの医療費対GDP比は16%、日本は8%
というふうに日本語のメモもあります。
現在はEvernoteを使っています。Web上で読んだ記事の気になる部分を選択して、メニューバーのゾウさんボタンを押すことで英文とurl、日付などの情報が一度に入力されるので便利です。さらに日本語で一言書き加えることもあります。記事メモというノートブックを作りそこに一括で集めています。手書きノートと比べて一番のメリットは、複数のタグが付けられることです。
事実や数値メモの利点は、集めることでどんどん価値が増していくことです。最初はポツリポツリと関係のない事実の集まりですが、メモ数が増えるにつれ、メモ同士がつながりストーリーが出来てきます。また、英会話で雑談を苦手とする方は多いと思うのですが、話しだすきっかけとしてこのネタ帳が使えます。私はスカイプでのオンライン英会話の時はいつもEvernoteをひらいて使えそうなメモを参照しています。たとえば医療についての話題では、日米の医療費についての比較、少子高齢化に関するメモなどを参考にして、ある程度まとまりのある話をすることができます。また、メモを定期的に見かえすことにより世界で一日に消費される電力は15テラワット、一人当たりの二酸化炭素排出量はアメリカ人20トン、日本人10トン、アメリカ人で無宗教の人の割合は10-15%くらい、など大体の数字を覚えることができます。
このメモは英検1級2次試験にも大いに役立ちました。たった1分間で2分のスピーチを用意するのは大変ですが、知識のストックがあればあるほど、事実を元にして話を広げていくことができます。英語メモは一字一句、そのとおりに覚える必要はないと思います。おおまかな数値、事実を知り、それを自分なりの簡単な英語で再現できるだけで十分です。
私たちが英語を話す際に一番困るのが英語での雑談ではないでしょうか。出来るだけ多くの”引き出し”を持つことで会話の幅がぐんと広がります。私は2年半ほど意識してネタ帳づくりをしたことで話したいことが格段に増えましたし、雑談を恐れることがなくなりました。すぐに効果は実感できないかもしれませんが、英作文や英会話のネタにお困りの方には事実や数値のネタ帳を作ることをお勧めします。
「スピーチの原稿を作る」
一見ものすごく大変で、どう取り組んでいいのか躊躇される方も多いかもしれません。
前回のエミコフさんの記事にもありましたが、いくら素晴らしいスピーチを暗記したところで、借り物の言葉では意味がありません。自分の言葉で、自分だけのオリジナルスピーチをするために・・・。
”自分ネタ”をストックしていきませんか?
例えば、「年老いた親の介護は、子供がみるべきであると思うか」というトピックがあったとしましょう。
私自身は、祖父母の介護をずっと手伝ってきたこともあり、このトピックに対して言いたいことが山ほどありました。
働く母にのしかかる負担、介護施設への順番待ち、行政の対応への要望など・・・。
現状を知っている自分にしか書けない意見を書くことができたと自負しています。
もっと身近なところにも話題は転がっています。例えば、近くのショッピングセンターでcar pooling(駐車場に自家用車を止めて、バスで駅まで行く)をしているのを知り、早速それを作文したことがあります。
また、久しぶりに訪れた大都市の駅で、環境に配慮した回数券が売られているのを知って、帰ってすぐに書きとめました。
自分が見て、心を動かされたものならば、テレビのドキュメンタリーでもいいし、本で知ったことでも構いません。
「自分」というフィルターを通して、じっくり考え、言葉にしたもの。
それが”自分ネタ”です。
スピーチをする際には、決まった型があります。
簡単にまとめると、スピーチは以下のような構成で組み立てます。
”自分ネタ”はボディの部分で使ってください。
”自分ネタ”の最もいい点は、他のトピックにも流用できることです。
例えば、先ほど書いたcar pooling, 回数券の話なら、多くの環境関連のトピックでボディの部分に組み込むことができます。
介護の話は特殊と思われるかもしれませんが、女性の働き方や、よりよい老後の迎え方など、意外なトピックにも流用できます。
自分で感じ自分で言葉にしたからこそ、パッと機転が利いて、流用することができるのです。
実のところ、スピーチを一から仕上げようと思ったら、ものすごく時間がかかります。
情報収集、実際の作文、ネイティブに添削してもらう、録音する・・・等、全てを一度にやろうと思ったら、何時間、いや何日もかかることもあります。
ですが、”自分ネタ”を書くだけならば、こま切れ時間にでも取り組むことができます。
例えば、英文日記を書く習慣のある人ならば、その題材を、ちょっと時事関連、英検関連の内容を意識したものにするだけで、立派なスピーチ対策になるのです。
スピーチだからといって、今までと全く違う対策をしなくてはいけないわけではありません。普段の地道な学習が、スピーチの成功へとつながっています。
”自分ネタ”をたくさん準備しておくことは、スピーチをする上で大きな自信になります。
構えず、気楽に・・・英文日記を書く感覚で、”自分ネタ”を集めていきましょう。
普段スピーチをする機会はありますか?
なかなかスピーチをする機会がないという方はいざスピーチをするとなると構えてしまいますよね。
英検一級の二次試験では、当日いきなりトピックを与えられ、たった一分の準備時間でスピーチを考えなければいけません。
そこで必要になってくるのは何でしょうか。
広範囲の話題に対応するための背景知識と、それを論理的に構成し、表現する力ではないでしょうか。
事前にスピーチの原稿を作ることは大切な事です。数々のトピックに対する情報を集めて整理したり、スピーチの構成や言葉の選び方などじっくりと考えなければならない事がたくさんあるからです。
しかし、完璧な原稿を作ったとしてもそれを丸暗記することは有効でしょうか。
まず丸暗記をしなければいけないというプレッシャーから本来の勉強が進まなくなる可能性があります。
「ヤマが外れてしまい応用できなかった。」「一部分を飛ばしたり順番を間違えたりして論旨がめちゃくちゃになってしまった。」…と失敗例もたくさん耳にしてきました。
せっかく時間をかけて暗記しなければならない割には致命的なデメリットが多いとは思いませんか?
スピーチは人に自分の考え、想いを伝えるためのものです。暗記したものでは伝わりません。試験対策の裏技のようなものに頼るよりも、自分の言葉で、しっかりと自分の意見を伝える方が、試験のその先に目指しているものへも近づきやすいのではないでしょうか。
どうしても暗記をしないと不安だという方は、キーワードごとに自分の意見を1,2センテンスほどいくつも書き出してストックを作り、それを覚えてみたらいかがでしょうか。
ある特定のキーワードについて書いたとしても、他の話題にもつなげられることは多くあります。
流れが論理的になっているかに気を付けながら、自分のストックの中の文章を組み立てていく練習をしておけば、本番の短い準備時間に対応する訓練にもなりますね。
スピーチを丸暗記する時間を、情報収集や表現のストックとその利用のために使ってみませんか?
皆さんは英語で自己紹介をする機会はありますか?
オンライン英会話を利用している方は、比較的頻繁にその機会があるでしょう。
今週末の英検で、まさにするところだという方もいらっしゃると思います。
今回は、上手な自己紹介の方法について考えてみたいと思います。
「あなたについて話してください」
オンライン英会話に参加すると、よく聞かれる質問です。
なかなか抽象的な質問で、どの程度話せばいいか迷うところでもあります。
与えられた時間やその場の状況によって使い分けられるよう、数パターン準備しておくとあわてなくて済みます。
私自身、今取り組んでいるのが、自分のことを説明する語彙の洗い直しです。
出身地・職業・家族構成・趣味。多くの場合、話す内容は決まっています。
時には、「出身地はどのようなところなの?」と聞かれたり、「(英語の先生をしているというと)誰に教えているの?」と質問が広がることがあります。
そんな時、しどろもどろにならないように。
“I’m from ~.” “I am a/an 職業名.”だけに終わらない、自分を説明する語彙・文章をストックしておきたいと思います。
(堅苦しく考えるのではなく、日々の英文日記で自分のことを書く癖をつけておくと、ネタに困りません。)
英検の自己紹介も、緊張することはありません。
いつもと違うのは、自分のことばかり聞かれることでしょうか。
家族構成や信じている宗教など、あまりパーソナルな内容をいきなり聞かれることはありません。
具体的な質問内容に関しては、Yukoさんの記事、英検1級 二次試験対策 その5:当日の流れにも記載があります。
私が受験した際は、「なぜこの試験を受験したか」でした。
自己紹介は、必ず相手があってするものです。
自分の言ったことに対して、どのような質問が来るか(またはどんなことを聞いてほしいか)予想して準備しておくと、あわてずに済みます。
逆に、相手の自己紹介に対しても、どんどん質問するようにすれば、より会話が弾むことと思います。
英語でよりよいコミュニケーションをとるために・・・ぜひ準備しておきたいですね。
前々回、前回と自分のスピーチを録音することについてご紹介してきました。今回は英検二次試験直前ということで、直前に見直しておきたいことについて書いていきたいと思います。
英検1級、準1級の二次試験の準備をしていて気になるのはスピーチの長さです。
1級は1分間の準備時間の後に2分間のスピーチを、準1級は1分間の準備時間の後に2分間のナレーションをする必要があります。決められた時間内に短すぎず長すぎないスピーチをしなければなりません。
タイマーを見ながらスピーチをする訳ではないので、「よし!決まった!」と思っても計測係の人が無表情でまだ時間を測っていたり、まだ結論に行き着いていないのにタイマーが鳴ったり…と、ドキドキした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで普段からどの程度の文章をどの程度の時間で話せるのかを意識して練習しておく必要があります。
果たして原稿を読んで(または暗記して)録音した二分間のように、当日いきなり与えられた課題にたいして同じようにできるでしょうか。
なかなかそういう訳にはいかないと思います。
即興のスピーチを録音してみて、自分が一つの意見を言うのにどれくらい時間がかかっているかを測ってみましょう。3,4本測ってみるとだいたいの自分のスピードが分かってきます。
事前に原稿を作ってみたものと比べて内容はどうでしょうか。同じボリュームで話そうとすると制限時間を超えてしまったりませんでしたか?
スピーチ前に与えられた1分間で、時間内に自分が言い切れる範囲で構成を考えましょう。これは無駄なことをダラダラと述べず、簡潔にしっかりと意見を伝えるということにも繋がっていきます。
しかし内容を削りすぎるのもよくありません。
スピーチのスタイルを保持するために必要なものはしっかりと盛り込んでくださいね。
イントロ→サポート意見1→サポート意見2→コンクルージョンという流れをしっかり意識した上で、どの程度の肉付けをしていけば自分のペースでの2分になるかを事前にチェックしておきましょう。
私が受験した時は、イントロ20秒、サポート意見40秒×2、コンクルージョン20秒という目安を作り、どの程度話せばどれくらいの時間がかかるのかを事前に把握しておきました。
準1級の場合は、4コマを2分間で説明するので、1コマ30秒と考えて、状況説明と動作や感情の説明を1,2文ずつ入れられるようにするといいですね。
今回は直前の対策として、現在の自分のスピーキングのスピードに内容を合わせる方法をご紹介しました。本来ならば言いたい内容を2分間でスラスラと口から出てくるように普段から練習するのが一番なので、期間に余裕がある方はコツコツと言いたいことをスムーズに表現できるように練習してくださいね。
英検二次試験対策は辛くてつまらないものですが、これだけはやって良かった!と思えることがあります。それは、他人に聞かれることを意識したスピーチ練習をしたことです。
日本在住の英語学習者にとっては英語を話す機会自体少ないですし、パブリックスピーチをすることなどほとんどないと思います。英検二次試験はスピーチや質疑応答が採点の対象になりますので、どうしたら2分間で意見が簡潔に伝えられるか、流暢に聞こえるか、ということを真剣に考える良いきっかけとなりました。今回は流暢に話すために試行錯誤した過程で学んだことを紹介したいと思います。
流暢に話すために一番大事なことは、内容がしっかりしているというのが大前提なのですが、話し方自体も重要です。英検二次試験を受けることになり、自分のスピーチを聞いたり、英検受験仲間のスピーチを聞いて意識するようになったのが Filler words でした。
Filler words というのは、言葉と言葉の間に無意識に入れてしまう余計な言葉です。よくあるFiller words として挙げられるのは、uh, um, eh, you know, anyway, like・・・などです。他にも日本人英語学習者の癖としては、 えーと、えっとぉー、あのー、うーん・うーん、アー、ウー、あんどぅー(andぅー)などがよく聞かれるfiller wordsではないでしょうか。
これらのfiller wordsは、聞いている人がイライラして気がそがれる、話し手が賢く見えない、試験などでは全く以て流暢に聞こえず減点の対象になりうる、等々問題があります。しかも話し手である当の本人は気づきにくいというタチの悪いものです。”自分は絶対に言ってない!”と思った方、自分のスピーキングを録音して確認することをお勧めします。自分の脳内イメージとは程遠い現実の姿をつきつけられてがっかりすることと思います。
これらのannoyingな言葉を消し去るための第一段階は、まず自分の喋りを録音して客観的に聞くことです。多くの人は自分のfiller wordsのパターンに気づいていないそうです。自分の場合もそうだったのですが、いくつかのfiller wordsをまんべんなく使うパターンよりも、ある決まった言葉を何回も使うパターンが多いそうです。英語ネイティブスピーカーでも、”You know, like・・・”を多用する人がいますよね。この手のfiller wordsは自分のスピーチパターンにいったん組み込まれると、言っていることも意識しないままに多用してしまうようです。周囲の人はイラっとすることもあるのですが、もちろんそんなことは本人には言えません。例え英語の先生からであっても注意されると落ち込みますので、出来れば自主的に改善したいものです。
自分のなくて七癖に気づいたら、次の段階は”言わないように意識すること”です。そうはいっても言葉につまった時に咄嗟に出てきてしまう性質のものですので、filler wordsを言いそうになった時に使える代わりの言葉を用意しておくといいようです。言葉に詰まったら前の文章をパラフレーズする、”well,” を挟む(Well,自体がFillerとならないよう注意!)、一呼吸置いてから話す、などが一般的な対処法です。
特に試験を控えている方にお勧めなのですが、試験を受ける予定のない方もこの先ずっと”えっとぉ、あんどぅー”と言いながら英会話するのも切ないですので、ぜひ自分の話し方を録音し、客観的に聞いてみることをお勧めいたします。