英検のエッセイやスピーチの準備をする際、英字記事を使ってネタ探しをしたり、使える文をストックしたりします。
私が受験準備をしていた頃は、英字記事をプリントアウトして、切り取ったり、蛍光ペンでアンダーラインを引いたりしていました。
ですが、今はもうそのような手間をかけずに、簡単に記事保存、使いたい表現をストックしていくことができるのです。
記事タイトルにもあるとおり、Evernoteを使用するのですが、さらに簡単、見やすく保存ができる方法をご紹介したいと思います。
Google Chromeの拡張機能、Clearlyを使った記事保存法
もちろん、Evernoteのアプリ単体でも、上で書いたことを実行することはできます。
読みたい記事を直接保存(or テキスト部分のみコピペ保存)して、文字色を変えたり、アンダーラインを引いたりすることが可能です。
ただ、Evernoteに直接保存した記事は意外と読みづらく、編集作業をするのも簡単ではありません。
そこで利用するのが、ブラウザGoogle Chromeの拡張機能、Clearlyです。
これを利用することで、記事が読みやすくなり、簡単にマーカーラインを引くことができるのです。
●準備は以下の2ステップでOK.
(1)ブラウザ、Google Chromeをインストール。
(2)Chrome ウェブストアに行き、Clearlyを検索、検索結果でClearlyが表示されたら、+Chromeに追加ボタンを押してください。
これで拡張機能が追加されました。(無料です)
●ここからは実際の使い方に入ります。
読みたい記事のページを開いた状態で、Clearlyのボタンを押してください。(赤枠内のデスクライトのようなマーク)
ウェブ記事は通常、以下のように広告が多いのですが、
Clearlyのボタンを押すだけで、以下のようにスッキリとした表示になり、読みやすくなります。
表示されている画面の一番右端に以下のようなツールバーが表示されます。
ゾウのマークを押すとEvernoteに記事保存されます。(初回のみアカウントなどの登録設定が必要だったと記憶しています)
ここからは、マーカーの方法に移ります。
この鉛筆のようなボタンを押すと、マウスのポインタの表示が小さな四角に変わります。その状態でマーキングしたい部分をなぞるだけで、以下のように簡単にマーカーラインを引くことができます。
何よりも便利なのが、マーカーを引くたびにEvernote上のノートの方も自動で上書き保存されること。
余計な手間がかかりません。
Evernote上での表示は、以下のようになっています。
ウェブ記事をそのままの状態で保存するよりも格段に読みやすく、また、マーカーした部分もきっちり分かりやすく表示されています。
英字記事を最大限に活用するために
冒頭で書いた通り、英検のエッセイやスピーチの準備に利用するのはもちろん、普段オンライン英会話などに参加する場合も、大いに役に立ちます。
マーカーが引いてあることで、自分が気になった箇所が瞬時に分かる。
当たり前のことかもしれませんが、これが何よりも素晴らしいことです。
(もちろん、Evernoteには検索機能がありますから、保存した記事自体の検索はとても簡単にできます。)
以前は、読んだ記事を保存するといっても、ただ単にストックしているだけで、あまり見返すこともなかったのですが、この機能を活用し始めたことで、一度読んだ記事を2倍も3倍も有効活用ができるようになりました。
どのサービスも無料で利用できるものばかりですので、是非一度お試しくださいね。