国連英検特A級 二次試験受験記


2012年12月16日(日)。
国連英検特A級の二次試験を受験してきました。

今回は、当日の様子、試験内容など今回の受験に関することを余すことなくこちらにご報告させていただきたいと思います。

会場・受験までの様子

今回の二次試験は、大阪会場(大阪学院大学)で受験してきました。
大阪でも特A級の試験が受けられるようになったのは、確か1年ほど前のこと(それまでは東京会場のみ)
中部地区に住んでいる私にとっては、大変便利になりました。

A級受験のときの教訓から、受付の順番が遅くなるとそれだけ面接の順番が遅くなり、待っている間に緊張が高まることが分かっていたので、早めに受付に行くようにしました。そのおかげで、今回は待ち時間なく受験することができました。

面接では、A級・特A級ともにあらかじめ面接シートというものに記入をします。10個の質問で構成されていて、答えたくないものに関しては記入する必要がありません。(詳細はこちらの書籍でご確認ください)

ここをいかに書くかで、面接で話す内容が決まる、つまり合否を左右すると聞いていたので(注:ここに書いた内容自体は採点の対象にはなりません)、書く内容には細心の注意を払いました。
(「書き過ぎ!」と急いで消したり、直前まで試行錯誤しました)

いよいよ試験

名前を呼ばれ、いよいよ試験本番です。

試験官はネイティブの男性と日本人の女性のお二人でした。

(試験前に受付の方から「今日はオブザーバーの方がみえますが気になさらないでくださいね」と伺って、内心ドキッとしていたのですが、いつからいらっしゃったのか、実は記憶がありません。最後、退席するときになって、自分から向かって左側にお二人座っていらっしゃるのに気づきました。)

質問内容、それに対する答えの内容について、記憶している分を書かせていただきます。

(最初は男性試験官から)
・試験会場まで迷わなかったか?

大丈夫でした。自宅から会場まで少し遠いので早起きしなくてはなりませんでしたが、学生時代関西方面に住んでいたので、こちらに来るのが楽しみでした。

・(学生時代の話の流れで、)なぜその学部で学ぼうと思ったのか?

旧ユーゴの紛争で子供たちが戦闘でひどい傷をしているドキュメンタリーを見て、なぜ人がこのように宗教や文化などの違いで争わなくてはいけないか疑問に思い、この学部を選びました。

・それからずっとこの勉強をしていたのですか?(これを書いている今、ハッキリと覚えていないのですが確かこのような内容だったと思います)

いえ、違います。でもこのようにもう一度勉強をする機会を与えてもらえて嬉しかった。知れば知るほど、自分にとっても何かができるのではないか、たとえ小さなことでも・・・と思うようになりました。

(このあたりで、「私の同僚からも質問があります」と女性試験官にバトンタッチされました)

実は、ここからの質問については、ひとつひとつハッキリとは覚えていません。
各質問について、女性試験官のおっしゃっていることの一部分が聴き取れず、3回ほど聞き直してしまったように記憶しています。

女性とのやり取りは、ほぼ大部分「パレスチナ問題」についてのことでした。

自分が答えた内容で覚えているのが、

・先月総会でパレスチナが「オブザーバー国家」になったこと。

・イスラエルがそれに対し、入植地にもっと建物を建てると言っていて、それは平和的解決の進展を邪魔してしまうこと。

・パレスチナ・ガザ地区の人々は、狭い地域に閉じ込められ、外とのアクセスも制限されているが、外からでも何か手伝えることがあること
(eラーニングで、大学生と国連機関が協力して、パレスチナ内の人々に教育の手助けをしていることを例にあげました)

・ユニセフなどが実際にパレスチナ内の子供たちを助けているが、予算不足が原因で仕事をコンプリートできないことも多い。
これらの機関(ユニセフやUNHCRなど)は国連と予算が別なので、それはよくないと思う。

(この辺りでまた、男性試験官にバトンタッチされました)

・国連がしていることについて何か意見はありますか

国連は実際に多くの人を助けている。でも、拒否権の問題で事態がうまく進展しないことも多い(昨年のパレスチナの国家申請がアメリカの拒否権でダメになったことを例に挙げた)

(この辺りでタイマーがなりました。「続けて」と促され)

拒否権がなければ、もっとスムーズに事が進むことが多い。だから、拒否権についてもう少し考える必要があるのでは。

以上が、試験のやり取りの内容です。
(忘れないうちにと思いだしながら、一気に書いたため、文体に統一感がなく申し訳ありません)

書きながらふと気になったのが、「試験官の質問内容を今ハッキリと覚えていない」ということです。その時その時で、質問内容を取り違えてはいけないと思い聞き返すようにしたので、質問を理解していないということはないと思うのですが、こうやって思い返すと少し不安になります。

この後、「ここに来られて大変光栄でした」と告げ、Thank you very much.を繰り返し(ここでオブザーバーの方に気づく)、教室をあとにしました。

試験会場の建物から出たのは、集合時刻から30分をちょっと過ぎた頃。
面接自体もあっという間、試験自体(前後の時間)もあっという間で、「試験が終わった」ということを、にわかに信じることができませんでした。

これからのこと

以上が、試験当日の振り返りです。

これからどのように勉強するかについては、今自分がこちらに書かせていただいた振り返りを元に、じっくりと組み立てていきたいと思います。
(現時点で、全体を振り返った大まかな反省点としては、「国際情勢に関することを説明・自分の意見を言おうとすると流暢さが落ちる」、「専門用語が即座に出てこない、コロケーションがまずい」などが頭に浮かんでいるので、その問題意識を今後の学習に活かしたいと思っています)

一受験者としては、もちろん合格であって欲しいというのが本音なのですが、講師として「自分で自分自身の弱点を見つけ、それを伸ばす対策を立てる」、その実践の場としての国連英検受験でしたので、もし不合格であったとしても、それを「弱点を見つけられた」「今度はその弱点を伸ばすいい機会だ」と受け止め、今後の英語学習・講師としての指導に活かしていきたいと思っています。

そういった意味で、「今日から合格発表まで」と「合格発表以後」の勉強の仕方は、(どちらに転んでも)大きく変わってくると思うのですが、その内容もまた今後のために記録していきたいと思います。

長くなりましたが、今回、記事を読んでいただき、ありがとうございました。
そして、国連英検受験を応援してくださった皆様に、厚く御礼を申し上げます。
今回の経験により、これからも学習者、指導者として英語に関わり続けていきたいと自分の気持ちを再確認することができました。
これからもぜひ皆様に見守っていただけると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

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3 Comments on 国連英検特A級 二次試験受験記

  1. applet
    2013年1月9日 at 1:05 AM (4年 ago)

    そうでしたか。私は東京開場でAと特Aダブル受験して、ずーーーーっと選挙について話してました。前の受験者も選挙について聞かれているようで。
    結果が楽しみですね。 ちなみに、特Aの受験者って大阪で何名ぐらいいました?

    返信
    • applet
      2013年1月9日 at 1:07 AM (4年 ago)

       私がその日最後の受験者で番号が40番台だったので、ちょっと気になってます。

      返信
      • nabo64
        2013年1月9日 at 1:16 PM (4年 ago)

        appletさん初めまして。
        コメントをありがとうございます。
        appletさんも国連英検をご受験されたとのこと、本当にお疲れ様でした。
        もうすぐ結果が来ると思うと、どきどきしますね・・・。

        大阪会場では、A級と特A級、同じ控室に通されました。
        私が受けた集合時間に来ていらっしゃったのは、自分を含めて(A・特A合わせ)4~5人だったと記憶しています。
        (午後の集合時間の方もいらっしゃったようなので、その倍ほどの受験者数になるかと思います。)
        東京ほどは多くないのかもしれないですね。

        返信

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