どのようなことであれ、物事を習慣的に行える人ほど、遠くまで到達することができる。そのようなことわざがあったように思います。
特に英語学習は、短期間集中すればマスターできるものではなく、どれだけ習慣づけて長期間行えるか、その能力が極めて重要となります。
私自身、現在、翌月に資格受験を控えており、複数の学習項目を習慣づけて行うために、いろいろな工夫をしています。
今までにも何度か習慣については書いたことがあるのですが、今回は、試験勉強を追い込む中で実践している、いくつかのアイデアをこちらでご紹介したいと思います。
5つのアイデアで7つの学習項目を習慣づけ
(1)特定の時間と紐付けする
物事を習慣づけるまず一歩として、「その存在を自動的に思いだせるようにする」という方法があります。
「するのを忘れていた!」ということを防ぐために、「この時間は○○の時間」と固定してしまうのです。
以下に書いた2つの時間は、それぞれ10~20分ほどと長さも決まっているので、続けるのも負担になりません。
→朝、目覚めたら布団の中で、Driveを読む
→洗濯を干す間、Eat That Frog!を聴く
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(2)10分単位で行う
以前と生活のスタイルが変わり、まとまった時間をとることが難しく、またまとまった時間は英作文をするなど集中力が必要な時間に充てたいと考えるようになりました。
そこで、読書など細切れの時間にスッと入っていけるものは、細切れ時間用のメニューとすることにしました。
今挑戦している本は、自分としてはかなり難易度の高いもので、読み進めるのもなかなか厳しいのですが、とりあえず「10分間だけ読めばいいや」とすることで、気軽に取り組めるようになりました。
それを1日に数セット行えば、負担なく読み進めていくことができます。
→「貧乏人の経済学」を読む
※このアプリも併用しています
洋書読書のモチベーションアップに 読書管理アプリ ReadMore
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(3)土日祝バージョンの数値を決める
9月末から、試験追い込みの一環として、英字記事読み5本をノルマに課しているのですが、土日に同じペースで記事を読むのが正直なところ負担でした。
それでも、一日、二日とゼロにしてしまうと、そのまま習慣がフェイドアウトしてしまう・・・。それを避けるために、土日は2本しか読まなくていいということにしました。
2本だけなら2回に分けて、数分ずつで済みます。これで土日でペースが途切れるのを防ぐことができます。
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(4)専用コンプリート表を作る
試験対策として、先週からBasic Word Listの単語を一日3課分ずつ暗記するようにしています。
こちらも、即席で進捗シートを作成しました。
できた課の数字にマルをつけることで、全てコンプリートしたい!という気持ちも高まります。
関連記事:英単語学習・3日目にしてアドレナリン大放出 「2ミリずつ進歩」より
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(5)数値を見て励みにする
普段から記録しているノルマ表、そしてオンライン英語学習サイトLingQの学習進捗バッジ。
それぞれ試験直前ということで、通常以上の量を自分に課しています。
とはいっても、全く根拠のない数字というわけでなく、それぞれ「以前に試験に合格した時の数値をもとに、それを越える」を目標にしています。
そうすることで、モチベーションだけでなく、試験に立ち向かう自信を得ることができます。
→ノルマ表(2012年10月版)
まとめ
今回ご紹介した5つの方法。
一度に全てを身につけようとするのではなく、一つずつ試してみてください。
「一つ習慣を続けられた」という自信が、別の習慣を続ける原動力になります。
そして、このような習慣を続ける工夫。
「どうすれば、楽しく続けられるか」、ゲーム感覚で考えてみてくださいね。
そうすることで、英語学習自体もとても楽しいものになると断言します。