昨年より、国連英検の学習を続ける中で、毎週欠かさずチェックしている英字記事があります。
それは、雑誌The Economistの中にある、Politics This Weekというコーナー。
世界各国で一週間に起きた出来事が、コンパクトにまとめられています。
今日は、私がなぜそのコーナーを読み続けているか、読み続けることでどのような成果が表れつつあるのか、お話ししたいと思います。
国際情勢に関する単語を網羅したい
記事の中では、各国で起きた出来事が、それぞれ数文でまとめられています。
出来事とその影響が端的に書かれていることから、国際情勢を把握する上で知っておきたい表現を確認するのにとても便利です。
例えば、2012年9月13日の記事を見てみると、
consulate:領事館
ambassador:大使
immunity:免除(ここでは刑事免責の意)
be sentenced to death:死刑判決を受ける
coalition government:連立内閣
さっと目を通しただけでも、このようにたくさん出てきます。
名詞も動詞も、自分が国連英検の問題を解く上で、大変重要な語句ばかりです。
私は、毎週必ず英語学習サイトLingQを利用して、確実に単語を覚えられるようチェックをしています。
「概要」から「詳細」へ
各国の出来事の説明のあとには、See Articleという形で、詳細記事へのリンクが貼られているものがあります。
まず「何が起こったのか」ということを理解したうえで、「詳細について読んでいく」。
この流れは、Politics This Weekに限らず、他の英字誌、記事を読む際にも心がけておきたいことだと思います。
(なおSee Articleの表示がないものに関しても、検索機能を使えば手軽に関連記事を探すことができます)
同一テーマ・コーナーを続けて読む効能
これもPolitics This Weekだけでなく、全ての英字記事読解で言えることですが、同じテーマ・コーナーの記事を読み続けることで、毎回確実に理解度が上がっていきます。
例えば、上で書いた通り、国際情勢に関する記事で使われる表現に毎回出会うことができ、さらにそれを何度も目にすることで、語彙も確実に身についていきます。
それでも「国際情勢」というくくりだと範囲が広すぎるので、最初は、一国について、もしくは(一国の中でも)特定の出来事について記事を追い続けると、その効果が実感できることと思います。
まとめ
国連英検に挑戦されている皆さんはもちろんのこと、国際情勢を英語で理解したいという方に、Politics This Weekはお勧めです。
また、同一テーマ・同一コーナーの記事を続けて読むことは、理解度、語彙力のアップにものすごく役立ちます。
ご紹介したPolitics This Weekだけでなく、他の英字新聞の記事でも、同様のアプローチをされることをお勧めします。
URL:Politics This Week
(注:固定の一覧ページはないので、検索結果のページをリンクしています)
[…] 以前の記事で、雑誌やウェブサイトの中で同一コーナーを続けて読むことの効能についてお話ししました。 […]