前回の記事で、中学校で学習する英単語は、1200語程度と紹介しました。知っている単語が1200語程度では、英語圏で放送されている普通のニュースや新聞記事を完全に理解するのは難しいと思いますが、それでも読まなくてはなかなか単語レベルは上がりません。今回は、基本語彙を押さえていれば読むことが出来るWeb上のサイトを紹介したいと思います。
1000語、3000語、5000語の3つの語彙レベル別に同じニュース素材を読むことが出来るサイトです。レベル3(5000語)は、実際にテレビで放映されたニュースを取り扱っていますので、レベル3を読んで分からなかったらレベル2(3000語)→レベル1(1000語)とレベルを落として同じニュース記事を読むといいと思います。This strong woman likes sumo level1 を見てみると、確かに中学校の教科書に出てきそうな文章で、女性力士のことが紹介されています。記事の最後に、レベル2,レベル3へのリンクが貼られているので、合わせて読んでみてください。1000語と一般ニュースの5000語を比べてみると、中学英語レベルの1000語でも、記事のエッセンスは伝えられていることが分かると思います。残念ながら、レベル1と2の音声はアクセントが強く、参考にはなりませんが、レベル1-3を読み比べることで、内容の理解を深めたり、自分が平易な言葉でライティングをする時の参考になりそうです。
無料で読める絵本が掲載されているサイトです。冊数は多くありませんが、実際に絵本を買うとなると、ページ数が少ないうえに高価ですので、オンラインで読める簡単な絵本の存在はありがたいです。
絵本風の子供用バイブルです。バイブルを全部読む根性はないけれども、文化をより良く理解するために基礎的なキリスト教の知識が欲しい、という時に便利です。
英語ネイティブの小学生向けサイトです。中学英語レベルはちょっと超えていると思いますが、話題のニュースが分かりやすい言葉で書かれていますので、大人用の新聞記事よりは理解しやすいです。私はESL用の記事は面白くないので読みたくないが、本物のTIMEは読めない、という時期によくこのサイトを利用していました。
5. SPOTLIGHT
基本1500語が使われています。このスポットライトで読み上げスピードは90語/分ほとで、普通の会話の半分程度です。あまりにもスローなので、初めて聞かれた方はビックリするかもしれませんが、耳だけで聞き取る事ができるかどうかをチェックしてみるとよいと思います。
基本の1500語程度が使われていますが、読み上げスピードは通常の2/3 程度と、Spotlightよりは少し早めです。スクリプトと音声がセットで手に入りますので、初級用のリスニング素材としても使えます。
まとめ
文法が完璧になるまで問題集を繰り返したり、ボキャビル本だけで語彙を増やすより、同時に易しい読み物で読むことに慣れる事が大事だと思います。紹介したもの以外にも、Web上には数多くの読み物がありますので、ストレスなく読めて自分が面白いと思えるものを探してどんどん読んでみてくださいね。
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