5月 2012 archive

【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その4 復習の仕方について・補足~

シリーズでお送りしてきました、長文(内容一致選択問題)徹底攻略。
今日はその最終回です。

前回、その3では、長文(内容一致選択問題)を解いた後の復習の仕方について書きました。

正しい復習をすることで、過去問を解く効果は何倍も上がります。問題を解くことと同じくらい、もっと言えばそれ以上に丁寧に行って欲しい「復習」について。今回は、もう一つ大切なことをお話ししたいと思います。

レベルによって復習方法は違う

前回の記事では、”毎回「長文全てを丸ごと訳し、全ての単語を調べる」のでは手間がかかる”と書きました。

確かに、試験対策を開始してから直前まで、ずっとそのように対策していたのでは、数をたくさん解くことができませんし、実戦でどれくらいのスピードで読めばいいかを体得することもできないでしょう。

また、いつまでたっても、(本文の理解に支障をきたすほど)わからない単語がたくさん出てくるということは、語彙対策など、他の分野のレベルアップがうまくいっていないということも考えられます。

対策初期の段階では、丁寧に復習することも大切です。長文を読みながら、一緒に語彙力アップをしていくという意味でも、解いた問題の中で分からない語句は丁寧に調べて、覚えていくようにするとよいでしょう。

そして、徐々に読解力をつけていく中で、「ちょろちょろと分からない単語は出てくるけれども、本文の理解には差し支えない」、そのような段階に来たら、今度は数をたくさん解くことを意識するようにしましょう。

なお、前回の記事でご紹介した、「正解の選択肢」、「本文中の正解の選択肢の内容が書かれている箇所」、(不正解だった場合) 「不正解の選択肢」については、どのレベルにおいても、必ず復習すべきことです。これだけは、毎回最低限、分からない単語・文法事項をしっかりと調べるようにしましょう。

おわりに ~答えはそこに書いてある~

4回に渡り、お送りしてきた”長文(内容一致選択問題)徹底攻略”。
「内容一致選択問題」は、試験の中でも配点が高く、非常に重要な分野です。また、自分を含め、1級合格者の方に伺うと、この問題では満点近い点数をとっている方がほとんどなのです。
「内容一致選択問題」を制する者が英検を制すると言っても過言ではないと思います。

この問題に関しては、苦手意識を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、恐れるには足りません。

質問の答えは、必ず本文の中に書いてあるのです。

その箇所を探す訓練をするという意味で、過去問に挑戦、そして必ず復習をすることをお勧めします。

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【GW特別企画】 英語学習 ~私がブレークスルーを感じた時~(3)

私が体験した英語学習における最初のブレークスルーは、短期間で大量の英文を読んだことがきっかけでした。その後もシャドーイングやプレゼン練習でブレークスルーを感じましたが、振り返ってみると英語力が伸びたと感じた時には、必ず集中して量をこなしていました。

 

はじめに

私は2006年1月に多読を中心とした英語学習を開始しました。SSS多読のHPを参考にGRという学習者用の洋書を読み始めたものの、つまらなくなり1ヶ月も経たないうちに挫折。4ヶ月ほど学習法を模索するだけの日々が続きましたが、5月にネイティブ小学校中学年〜高学年用の洋書で多読を再開しました。ブレークスルーを感じるきっかけになったのは7月〜8月の2ヶ月間、毎日洋書を読んだことでした。

 

2ヶ月で大量の英文を読んだ経験

H19年7月初旬から9月初旬にかけて毎日22時に帰宅してから2-3時間洋書を読み、2ヶ月間で94万語読みました。ネイティブの小学4-5年生レベルのシリーズ12冊だったのですが、冊数をこなすにつれてどんどん読みやすくなっていきました。この頃はリスニングは全く手をつけておらず、他の学習も全くと言っていいほど手付かずの状態で、Grammar in Useの初級を解き始めた程度でした。返り読み防止のため、読んだ文を指で隠しながら文章を左から右に読むことを意識していました。多読を始めるまで、簡単な洋書さえ1冊も読みきったことがなかったので、1単語ずつゆっくりじっくりしか読めませんでしたが、さすがに毎日毎日読み進めるにつれ、和訳しながらではなくイメージで捉えることが出来るようになりました。

 

壁を乗り越えたと感じた時

2ヶ月で94万語読んだことで得られた効果は、返り読みせずに英文を読めるようになったことです。レベルは10歳〜12歳の本でしたが、始めた頃は簡単な本でさえ読めなかったことを考慮すると、かなりの進歩でしたし、その後も多読を続けることでペーパーバックも読めるようになりました。その年の11月に初めて受けたTOEICでは、対策なしで905点を取ることができました。その後、VOAなどの音源つき素材を3ヶ月程使ったところで順調にAudiobookが聞けるようになったことも集中的にリーディングをこなしたおかげだと思っています。

 

まとめ

何をどのくらいやったらいいのか皆目検討がつかなかったころ、”1日1分で”と謳われている問題集や英検準1級用の単語集を1日15分程度やってみたりしましたが、あまり効果を感じられなかったため、すぐに挫折してしまいました。学習の楽しさは、ある程度量をこなさないと実感できないと思います。

私がブレークスルーを感じた体験をお話すると、”私とは最初のレベルが違うから”、”とりあえず基礎が固まってからやる”と言われる事が多いです。コツコツすることも大事ですが、長年英語学習を続けているのに進歩が感じられないのであれば、成長を実感出来る程やったのか振り返ってみてはどうでしょう。

 

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【GW特別企画】 英語学習 ~私がブレークスルーを感じた時~(2)

前回のなぼむしさんに引き続き、今回は私がブレークスルーを感じた時について書いていきます。

私がブレークスルーを感じたのは、英検準1級の受験前に集中して単語を覚えた時でした。

はじめに

まずなぜ準1級を受験したかをお話しします。
会社員をやめて起業し、自分の時間をある程度自分でコントロールできるようになったので、子供の頃に通っていた英語スクールに再び通い始めました。そのスクールに通っている方々が皆さん英検準1級以上を持っていると勘違いして焦って受験を決めました。負けず嫌いの本領発揮です。そんな単純な理由で学習を始めましたが、だからこそ気合をいれて頑張れたのかもしれません。

何をやったのか

まず準1級を取ろう。
そう思ったものの、単語をすっかり忘れていたので過去問を解いてみてもほとんど意味が分かりませんでした。
勢いでJapan Times Weeklyを購読したもののさっぱり単語が分かりません。

「単語だ!!!」と思ったものの何から手を付けて良いのか分からなかったので、英検準1級を狙っていたことから準1級用の語彙問題集
を、2級レベルの単語も怪しいのではないかということから速読速聴・英単語 Core
を購入しました。

どのくらいの期間取り組んだのか

この問題集を2ヶ月間徹底的に取り組みました。
なぜ2ヶ月だったかというと、学習開始が11月で、1月の英検に合格したかったからです。学習開始が10月だったら3ヶ月にしていたかもしれません。

準1級用語彙問題集は実際の問題と同じ形式で4択ですが、正解だけでなく選択肢4つとも覚えました。あの問題集に掲載されている単語は100%とまではいきませんが、95%は覚えました。
速読速聴英単語はその名の通り、速読とリスニングの訓練も兼ねて、単語を覚える以外にディクテーション、シャドーイングを行いました。これについてはこの記事を参考にしてください。

単語の覚え方

単語の覚え方についてですが、私はひたすら問題文の中の文章を読む、辞書の例文を読む、ネット上の記事で該当単語が含まれている文章を読む…というように、ひたすらイメージで覚えました。
このやり方が合う人もいれば合わない人もいると思います。
誰かのやり方が合わないから諦めるのではなく、自分に合うやり方を諦めずに見つけていく必要があります。
合うか合わないかの見極めは難しいです。
例えば、10回書いて覚えられないから書く方法は合わないと判断してしまったとしても、もしかしたら20回書けば覚えられたかもしれません。

結局は覚えるまでどんな手を使ってでも覚える!というのがベストな方法なのです。
元々の記憶力などの要素もあるかもしれませんが、とにかくやったかやらないかです。
よく「何をやっても覚えられない。」と相談されますが、「ではまず何をやったのか教えて下さい。」と質問すると「…。」というように何もやってない方が結構いらっしゃいます。

単語学習に関して、楽して覚えたいとは思いませんでした。短期間で大量の単語を覚えるのは楽でないことくらい分かっていましたから。
この期間は趣味や遊びに出かけることを我慢し、ひたすらひたすら単語を覚えました。ここで速読速聴英単語を併用していたので単語のみの学習に偏らず良かったと思っています。

何ができるようになったか

この二ヶ月の集中的な単語学習の後、あれほど読めなかったJapan Times Weeklyは特に問題なく読めるようになりましたし、準1級の問題もスラスラ読めるようになっていました。そうなると読むことに対するハードルのようなものはなくなり、どんどん読みたくなってきました。
英語を勉強するために英文を読むのではなく、楽しい情報を得るために英語を読むという感覚が分かってきたのです。

準1級はすんなり合格し、その後は1級受験前に1級用の語彙ターゲットをやりましたが、その頃は色々な英文を読んで語彙を増やすことをしていたのでそこまで集中しては解きませんでした。それでも90%は出てくる単語を覚えました。試験では語彙パートで24点取れました。

最後に

知らない単語は前後の文脈で推測することも可能ですが、やはりきちんと知っていると読解力が全く違ってきます。ストレスがなくなります。

個人的な感覚かもしれませんが、英検に関してはかけた時間分点数になりやすいのが語彙パートと思っています。
英検1級に出てくる単語はマニアックすぎると言われることもありますが、色々な読み物などに接しているとよく出くわすので決してマニアックではないです。
そんな声は無視してどんどん進めてください。
仮にマニアックだったとしましょう。何か問題があるでしょうか?それはそれでネイティブの方と話をして「そんなの知ってるの?!」とネタになるかもしれません。もしもその単語を覚えて損をしたと心底思ったなら忘れてしまえばいいです。

ブレークスルーしたいと思っているだけでは何も起きません。
もうとにかくやるしかないです。
今もその気持ちでいます。

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【GW特別企画】 英語学習 ~私がブレークスルーを感じた時~

皆さん、こんにちは。
本日より3回に渡り、”GW特別企画”として、私達3人が、それぞれ英語学習でブレークスルーを感じた時のことについてお話ししたいと思います。
「どんな学習内容を」、「どれくらいの期間行って」、「どのような力を身につけることができた」のか。
一人ひとりの実例をご紹介していきます。

はじめに:コツコツも大事だけれど・・・

英語学習で最も大切なこと。
それは継続です。少しの量でもいいから、毎日コツコツやっていく。
覚えたことを定着させ、身につけた英語感覚を鈍らせないようにするために、大変重要なことです。

もちろんその基本スタンスは否定しません。

ですが、何か大きな変化を起こそうと思った時には、(自分でも、人から見ても)信じられないくらいの量を、ものすごい集中力で学び、”意地になって”体得する必要があるのです。

その過程は、決してスマートとは言えません。月並みな表現となってしまうかもしれませんが、「努力」以外の何物でもない。それも、血がにじむような「努力」。

それを経ずして、ブレークスルーなどありえないのです。

私が感じたブレークスルー

私がブレークスルーを感じたのは、予備校で英語を指導していた時に、文法問題集を徹底的に解いた時でした。

教える仕事のための英語力ブラッシュアップという、特殊な事情があったため、かけた期間は4年間と結果的にものすごく長くなってしまっていますが、読んでくださる皆さんにおかれましては、4年という期間を参考にするのではなく、解いた中身の方を参考にしていただきたいと思っています。

以下は、私が解いた、累計十数冊分に及ぶ文法問題集の中で、ぜひ皆さんにもお勧めしたい1冊です。

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)
全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ) 瓜生 豊

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(本についての詳しいレビューは、以前記事にしていますので、こちらをご覧ください。)

このような問題集に取り組み、文法を集中的に学習したことで、結果として、「読解力が格段にアップ」しました。
具体的には、講師になる前にはできなかった、「TIME, The Economistなどの英字記事が読めるようになった」「長文問題などで、求められた解答の箇所をすぐに見つけられるようになった(=これは、情報を読み取るという意味で、実生活・仕事でも大変役に立つ力です)という変化が挙げられます。

最後に補足をしておきます。ここで誤解をしていただきたくないのは、私が、文法だけを4年間やり続けたわけではないということです。
それと並行して、たくさんの長文、英文解釈を行いました。
文法を学ぶのは、そこに書いてある文の意味がわかるようになるため。
いくら文法問題集だけやっていても、文章の中で、文法が使われているのに出会わなければ、意味がないのです。

まとめ

「ブレークスルー」を感じたければ、自分も人も驚くほどの「努力」が必要。自分が本当に身につけたい力を得るために・・・なりふり構わず、「努力」してください。

私の場合は、「文法」でブレークスルーを体験し、自分が望むものをスムーズに読めるという「読解力」を得ました。

皆さんが目指しているもの、何のために英語を勉強しているかは、お一人お一人異なることと思います。(実際に、私達3人の中でも、それぞれ異なります。)

今日からのシリーズでご紹介する、私達の3例の中で、皆さんの最終目標に合うものがあれば幸いです。
ぜひ、ご自身の目的に合うものをに参考にしていただけると嬉しく思います。

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お知らせ: 今回予定しておりました、【英検】 長文(内容一致選択問題)徹底攻略 ~その4~ につきましては、都合により、次回に延期とさせていただきました。ご了承ください。

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