前回英作文ダイエットトレーニングの記事で、余分な単語をそぎ落とし、洗練されたタイトな文章を書くための参考書をご紹介しました。今回はそこで紹介された項目の一つである、”重複をなくす”について詳しく調べてみたいと思います。
英作文における”重複”とは何でしょう。同じ単語を何度も繰り返し使うのが一番わかりやすい例ですが、その他にも、あってもなくても意味の変わらない言葉も削除の対象となります。例えば、”foreign import”のforeign, ” “free gift,” のfree, “personal opinion.”のpersonalなどです。importには”外国からの”という意味が既に含まれていますし、giftも贈り物なのでわざわざ”無料の”を付け足す必要はありません。opinionも個人の意見なので、personalをつけなくても十分意味が通じます。
また、“oval in shape,” “larger in size,” “shorter in duration,”の in shape, in size, in duration もoval, larger, shorter で状態が表わされていますので、意味の重複している言葉として削除対象となるようです。
200 Common Redundancies には、ありがちな重複例200がアルファベット順に記載されています。 例えば、
- (brief) summary
- emergency (situation)
- (empty) space
- (face) mask
- meet (with each other)
などです。カッコの中の単語はなくても意味が通じるどころか、ないほうがスッキリします。日本人としては、何が冗長なのか基準がわかりにくいと思いますので、このページに挙げられた悪い例に目を通すことで、今後のライティングに活かせるのではないかと思います。
もっと詳しく知りたい方は”Writing, redundancy” でググってみてください。日本語で書かれたライティング参考書よりもわかりやすいページが見つかると思います。
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