英検1級二次試験では、質疑応答もスピーチ同様、重要な得点源です。スピーチの出来が悪かった人でも、質疑応答で挽回出来たとおっしゃっている合格者もいますので、スピーチだけでなく質疑応答もしっかり練習する必要があります。これまで型に沿ったスピーチや質疑応答については習ったことがない方が多いと思いますので、英検1級二次スピーチの対策をする上で、アメリカ人チューターに習ったり、自分で調べた質疑応答法についてご紹介します。英検1級対策に限らず、普段の英会話でも役にたつ方法です。
スピーチにはイントロ、ボディ、コンクルージョンという型がありますが、質問に答える時はどうでしょうか? ”Yes, I think so….(沈黙)” では会話は続きません。質問された時に、長らく沈黙することなく答えるためには、基本となるフレームワークがあると便利です。それがロジカルシンキングなどでもお馴染みの ”PREP Method” です。PREPは、
P: Point, R: Reason, E: Example, P: Pointの略です。各段階で使えるフレーズと共に説明します。
P:Pointで質問に対してagree または disagreeか、またはPoint of viewを述べます。
・The point I want to make is・・・
・I believe that・・・
R:Reasonでは先に述べた意見に至った理由を述べます。
・The reason I say this is・・・
・I feel this way because・・・
・I am basing my opinion on・・・
E : Exampleでは自分の体験や、新聞などで得た情報を例に出して説明します。
・For example,
・My experience shows・・・
P : Pointでもう一度自分のpoint of viewを述べます。
・Hence, it is my view that・・・
・In summary, my point is・・・
上記の例文以外にも色々な始まりがありますが、自分のパターンとしていくつか覚えておくと、予想外の質問に慌ててしまっても、沈黙せずに自然に次の言葉に繋げられると思います。極度の緊張で何を言っているか分からくなった時はPREPを思い出してください。手早く自分の考えをまとめ、簡潔に答えることが出来るようになると思います。
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