【問題集レビュー】全解説 頻出英文法・語法問題 1000


元予備校講師なぼむしの大人が使える大学受験問題集シリーズ。今回は、「全解説 頻出英文法・語法問題 1000」を取り上げます。
TOEICのリーディングパートなどでも四択問題はおなじみだと思いますが、この問題集は四択で群を抜く、問題のクオリティの高さを誇っています。
TOEIC対策として使っていただくのはもちろん、その先にある「使える」文法の体得のためにも、この本はイチオシです。
それでは、さっそく中身を確認していきましょう。

この本の特徴

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)  桐原書店 定価 1300円+税

なぼむしの設定: レベル3~4 文法の総復習をしたい方、「使える」文法を目指す前の総仕上げに)

まず、解答(解説)が別冊になっており、本の作りからして確認がしやすいです。
そして、何よりその解説が丁寧でわかりやすい。
各問題に、どの分野のどの箇所から出題されているかが赤字で記載されているので、
万が一、その部分だけでは理解できなかった際も、文法書での確認がしやすいです。

文法と語法

この問題集は、タイトルにあるように、文法問題、語法問題の両方が出題されています。

文法は文を作る際の普遍的なルール。例えば、時制のルールを知っていれば、時制の問題には全て対応できますね。

語法は、その単語にのみ当てはまる使い方のルールであり、単語ごとに覚えていく必要があります。(もちろん、同じ使い方をする語をまとめて覚えていくなど、工夫次第で覚える効率は上がります。)

問題集によっては、語法ばかりに偏っている場合が多々ある(私の印象ではそのほうが多い)のですが、その点、この問題集は、バランスよく文法、語法に関する問題が出題されており、文法復習に高い効果が期待できます。

全部解いた後に、単語の使い方しか身につかず、結局文法の全体像が見えない。それでは悲しいですよね。
この問題集ならば、そのようなことは決してありません。

おすすめの解き方

先ほど、本の特徴のところでも書きましたが、解説のところに、どの分野・項目から出題されているかが記載されています。
間違えた時は必ずここを確認してください。
もしも語法問題(単語の使い方の時には、具体的な単語が記載されています)ならば、この単語はそういう使い方をするのだなと、納得し覚えるようにしてください。
そして、重要なのは文法問題の場合。(その際には具体的な単語ではなく、文法用語で書いてあります。例:「副詞用法の不定詞-結果」)
それは、その単語だけではない、文法という普遍のルールに関する問題です。この場合は、さらりと流すのではなく、分かるまで食らいついてください。分からない場合は、総合英語Forestなどでしっかり復習することをお勧めします。

余力のある方に

以下にあげるのは、瓜生・篠田先生のシリーズ本です。
紹介しておきながら、あれですが、決してすべてを解こうとしないでください。
今回ご紹介した「全解説 頻出英文法・語法問題 1000」を1冊丁寧に解くだけで十分です。

私は講師時代に、ファイナルの難関大学編を解きました。
「高校生に英語を教えたい」と思われる方には、これらの本(特にネクステージ)は有名ですので、一度手にとって確認されることをお勧めします。

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント215の征服

全解説入試頻出英語標準問題1100―文法・語法・イディオム・会話表現の総整理 (大学受験スーパーゼミ)

全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ (標準編) (大学受験スーパーゼミ)

全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ (難関大学編) (大学受験スーパーゼミ)

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