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スピーチ:時間の感覚をつかむ

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前々回前回と自分のスピーチを録音することについてご紹介してきました。今回は英検二次試験直前ということで、直前に見直しておきたいことについて書いていきたいと思います。

英検1級、準1級の二次試験の準備をしていて気になるのはスピーチの長さです。
1級は1分間の準備時間の後に2分間のスピーチを、準1級は1分間の準備時間の後に2分間のナレーションをする必要があります。決められた時間内に短すぎず長すぎないスピーチをしなければなりません。

タイマーを見ながらスピーチをする訳ではないので、「よし!決まった!」と思っても計測係の人が無表情でまだ時間を測っていたり、まだ結論に行き着いていないのにタイマーが鳴ったり…と、ドキドキした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで普段からどの程度の文章をどの程度の時間で話せるのかを意識して練習しておく必要があります。
果たして原稿を読んで(または暗記して)録音した二分間のように、当日いきなり与えられた課題にたいして同じようにできるでしょうか。
なかなかそういう訳にはいかないと思います。

即興のスピーチを録音してみて、自分が一つの意見を言うのにどれくらい時間がかかっているかを測ってみましょう。3,4本測ってみるとだいたいの自分のスピードが分かってきます。
事前に原稿を作ってみたものと比べて内容はどうでしょうか。同じボリュームで話そうとすると制限時間を超えてしまったりませんでしたか?
スピーチ前に与えられた1分間で、時間内に自分が言い切れる範囲で構成を考えましょう。これは無駄なことをダラダラと述べず、簡潔にしっかりと意見を伝えるということにも繋がっていきます。

しかし内容を削りすぎるのもよくありません。
スピーチのスタイルを保持するために必要なものはしっかりと盛り込んでくださいね。
イントロ→サポート意見1→サポート意見2→コンクルージョンという流れをしっかり意識した上で、どの程度の肉付けをしていけば自分のペースでの2分になるかを事前にチェックしておきましょう。
私が受験した時は、イントロ20秒、サポート意見40秒×2、コンクルージョン20秒という目安を作り、どの程度話せばどれくらいの時間がかかるのかを事前に把握しておきました。

準1級の場合は、4コマを2分間で説明するので、1コマ30秒と考えて、状況説明と動作や感情の説明を1,2文ずつ入れられるようにするといいですね。

今回は直前の対策として、現在の自分のスピーキングのスピードに内容を合わせる方法をご紹介しました。本来ならば言いたい内容を2分間でスラスラと口から出てくるように普段から練習するのが一番なので、期間に余裕がある方はコツコツと言いたいことをスムーズに表現できるように練習してくださいね。

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