前回のなぼむしさんの記事で発音学習の意義について触れましたが、今回は発音、アクセント、イントネーションについての教材をご紹介したいと思います。
この教材は英語を母国語としない人たちのために作られた発音とイントネーションのトレーニングのための本です。(アメリカ英語に特化しています)
CDが5枚付属しており、書籍の内容を著者のAnn Cookさんが丁寧に朗読してくれています。
発音も重要であるけれども、通じるための英語を話すためにはリズムや抑揚が必要であるということを理解できます。
朗読はとても聞きやすく、たとえ聞き取れない場合でも書籍で確認することができるのでリスニングに自信がない方でも問題ありません。書かれている英語自体も学習者向けなので分りやすい英文になっています。
聞き取れる方は書籍なしでも学習できるのでどこでも学習ができます。(とは言ってもさすがに電車の中では無理ですが…。)
トレーニングの内容も飽きさせないように工夫がこらされています。学習中に使用する鏡やペンも教材に含まれています。
各国の英語学習者がこんな喋り方になってしまう…という例もいくつか挙げられており、音声の方では実際にAnnさんがその悪い例の真似をしてくれています。日本人学習者の例では思わず「あるある〜!」と思ってしまうこと間違いなしです。見事に日本人にありがちな単語でブツ切れの文章になっています。
とりあえずリズムに乗って喋れば英語っぽくなるよ!と言っているだけじゃないか…という印象を抱かれる方もいらっしゃるかとは思いますが、リズムに乗るということはとても大切なことです。
発音をしっかり理解することでリスニング力がアップするのと同様に、英語のリズムをつかむこともリスニング力向上のためにはとても重要なことです。
実際に大きな声で発音やイントネーションを練習して、スピーキングに自信を持つと同時にリスニング力もアップさせていきましょう!