10月 2010 archive

ライティング添削サイト

英検1級ライティングの際にお世話になった英文添削サイトをご紹介致します。EverybodyLovesEnglosh.comは、アメリカ人の先生が個人で立ち上げたサイトで、ある程度個人の要望を聞いてくださるので、先生に相談しながら自分の希望にあった形で添削を受けることが出来ました。

 

添削オプションは5つあります。まずはBasic.ワード文書でライティングを送ると、間違い部分がマーカーでハイライトされ、その後に正しい文章が書かれています。作文に対する短いコメントもついて、1語あたり0.03ドルです。200語の作文は6ドル、日本円で約500円程度です。

次にGrade Levelを測定するタイプ。これは上記のBasic添削に加え、書いた作文のシラブルから6歳~19歳まで4段階のレベルが判定されます。1語あたり0.04ドルです。

Double Correctionは、間違い部分がマーカーでハイライトされた状態で返却され、最初の段階で訂正はされません。自分で正しい答えに書き直すスタイルです。これ以上は出来ない!というところまで考えなおしてから改めて提出すると、正しい答えを教えてくれます。1語あたり0.05ドルです。

Your Writing Recorded というスタイルでは、英文添削をしてもらった後、直された英文をチューターの先生が読み、mp3に録音します。料金は1語あたり0.05ドルです。

Best Learning Optionは、上記のGraded level, Double Correction, Recordingに加え、詳しいコメントと、今後のライティングに関しての提案がついて1語あたり0.07ドルです。

英文添削のススメ

大人の英語学習はほとんど独学で出来ると思いますが、ライティングは是非英語ネイティブスピーカーに添削してもらうことをお勧めします。なぜかといいますと、簡単な文法間違いは自分でも気づいて訂正できますが、自然な言い回しや、英語独特のライティングルールは、人に指摘されないとなかなか気づかないからです。私が今までに指摘されたことを例に挙げますと、”事実と感想が混ざり合った作文は読みにくいので、客観的事実を述べる部分に自分の意見を織り込まないこと”、”結論に新しいアイデアを書かないこと”、”I think を多用しないこと”、”But, However, Althoughを使い分けること”などです。

 

もう一つ、添削に出すことの利点は、読まれることを意識して、読み手にわかりやすい英作文を書くようになることです。英語ネイティブの先生は、文章に説得力があるか、論理的で飛躍がないか、などを繰り返し指摘してくださいます。これらの注意点を繰り返し受けるうちに、どうしたら伝わりやすい文章になるか、構成を良く考えるようになります。日本語のように、読み手も当然理解しているだろうということでも、省略しないで書かないと”何を言いたいのかわからない”とバッサリ斬られてしまうのです。日本語のHigh contextな文章は通じないということを意識しながら文章を書くことが、更なる上達につながると思います。

まとめ

英文添削を受けることは、ライティングのルールに則り、分かりやすい文章を書くために重要です。無料の相互添削サイトでは、直しやすい部分だけ直されていたり、添削部分の理由がわからないことがあります。少々お金はかかりますが、500円程度で十分なフィードバックが得られますので、是非EverybodyLovesEnglish.comを試してみてください。

英検1級 英作文対策 その3

英検1級のライティング。
その問題をみると、一見とてつもなく大変なことを求められているように思えます。
何か特別なことをしなくてはならないのではないだろうか?今の対策で大丈夫なのだろうか?不安に感じられる方も多いと思います。
私は英作文に関しては、ものすごくシンプルな対策法で臨みました。

基礎が大事

私が1級の英作文対策として取り組んだのは、エッセイを書く上での型を地元のコミュニティカレッジで学んだのみです。(型については、yukoさんの記事をご覧ください)

たったそれだけ?
じゃあ、そのコミュニティカレッジを紹介してください。
・・・ちょっと待ってください。
そうではなくて。

タネあかしをします。英検の対策として取り組んだのは型の習得のみですが、受験を考える1年ほど前に、以下の問題集に取り組んでいたのです。

伊藤サムの これであなたも英文記者

毎年出る頻出英作文

どちらの本も英検対策用というわけではありません。
与えられた問題(一文)に対してその英訳をするという、どちらかといえばエッセイの前の段階のものです。

あとから振り返ってみると、私がライティングに関してブレークスルーを感じたのは、この問題集2冊に取り組んだ後くらいなのです。
それまでは一つの文を書くにしても、ぎこちなく、そして苦しみながら書いていたのが、この2冊を終えてからは、格段にスムーズに書くことができるようになりました。(伊藤サムさんの本に関しては、文法解説も含めた基礎的な解説が充実していたところ、「毎年出る頻出英作文」に関しては、訳例が3つ載っていて自習しやすいところがよかったです。)

一旦、きちんとした文が書けるようになってしまえば、あとはそれを先ほどの型にあてはめるのみなのです。

合わせて対策しておきたいこと

文をきちんと書けること、型の習得。とてつもなく高いハードルに見えていたエッセイ対策が、身近に感じられるようになってきたと思います。

ここで、英作文対策と合わせて、一緒にしておいてほしいことがあります。

今、新聞で話題になっている社会問題について自分なりの意見を持っておいてください。

前回のエミコフさんの記事がまさにそれに当てはまります。英作文で問われる話題は、新聞に載っている社会問題です。いくら文自体の精度を磨いても、述べるための自分の意見がなければ、書くことができないのです。

と言っても、あまり硬く考えすぎないでください。内容が稚拙だからといって減点されたりはしません。世論では反対されていることを賛成といっても、それで点数が下がることはありません。

日本語で情報を仕入れることはもちろん、時事問題で目にする言葉を英語では何というのか(たとえば「事業仕分け」や「ゆとり教育」など)、英字記事を読みながらストックしていくことをお勧めします。

採点者の立場になって考えてみる

採点に関して、その採点基準の詳細は公表されていません。実は、私は大学受験の模試採点をしていたことがあるので、その時のことを思い出しながら、気をつけたい点をいくつか挙げてみます。

・内容で減点されることはない
上述の通りです。

・自分が自信を持って使える単語で、文法・スペル間違いがないように書く
使われている語句がカンタンすぎるからとか、文構造が複雑でないから減点されるということはありません。逆に言えば、難しい単語を使おうとして使い方を間違えればそれで減点されます。スペルミスなども確実に減点の対象になります。

・丁寧な字で書く

これこそ、減点対象になるはずのない部分なのですが。採点者も人間です。字の汚さでスペルミスとされてしまうなどという、悔しい減点はされないように気をつけたいものです。

まとめ

まずは堅苦しく考えず、英作文の練習(エッセイではなく基本的な文を書く練習)、型の習得をしてください。日ごろから、時事問題に触れる機会を多く持ち、自分の意見を持つようにしておいてください。

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