今回アルクのヒアリングマラソンのモニターに当選しました。応募した動機は、5年前に英語の勉強を始めた時にチャレンジしたものの挫折していたからです。あれから5年。これまでの学習の成果はでているのかとワクワクしながらお試ししてみました。
ヒアリングマラソンと副読本のイングリッシュジャーナルのセットになっています。
※イングリッシュジャーナルについてはYukoさんの記事(学習法アリ)を参考にしてください。
今回は一つ一つのコンテンツを学習しながら内容のご紹介をしていきます。
目次を見ると難易度別に★マークが付けられているので(★〜★★★)自信がない場合は★から始めて行くと良いと思います。
コンテンツ紹介
比べて納得!「英語の音」入門 難易度★
毎月一つの音を取り上げて(この号では”p”)発音のポイントや音の特徴を理解していきます。よく似た発音を聞き取ったり、その月に取り上げられている音が入った文章を聞いたり音読したりできるメニューがあります。この号ではpとbを音の違いに注意しながら聞き取るような構成になっていました。
最後のまとめとして、30秒程度の会話文で今月の音をきちんと聞き取れているかのチェックをします。ゆっくり音声も付いており、シャドーイングの練習もできるようになっています。
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3ラウンドでウォームアップ 難易度★
3ラウンドシステムとは、一つの教材を各ラウンドでの指示を忠実に守りながら3回断続的に学習していく方法です。最初は概要をつかみ、そして細部から行間という流れで理解を深めていきます。学習上の注意点はテキストにきちんと書いてあるので安心です。
ラウンド1ではイラストを見ながらスキットを聞きます。二つのイラストがあり、会話の場面を表しているのはどのイラストなのかというような概要をつかむ聞き方をします。そして単語リストの単語が聞き取れているかを確認しながらおおまかに話の内容を推測。
ラウンド2ではキーフレーズをチェックしていきます。そして発音や意味などをチェックしたあとに、テキストに書かれているスキットのスクリプトの空欄を埋めるトレーニング。
その後に内容についての質問があるのですが、聞き取れない場合は鍵となる語やここの部分に注意してみる…などといったヒントも書いてあるので、参考にして聞いていくことができます。
ラウンド3では、スキットの要旨をまとめたり、登場人物の行動について説明したりするような課題が出されます。そこでもヒントが3つ書かれているので解答の助けになります。
聞き取れなかった時のヒントが書かれていることで、「聞き取れないからもうやめよう」と早々に挫折するということはなさそうです。
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ラジオドラマ劇場 難易度★★★
これはカナダのラジオドラマ Rumours & Boarders がそのまま使われています。
多聴か精聴か自分のスタイルに合わせてナビが付いているので、普段のスタイルを変えることなく取り組めます。(この場合の「多聴」「精聴」はどういうものかということは、入会時に送られてくるコースガイドにくわしく書かれています。)
テンポの良いやり取りが心地良く、日常での口語表現で溢れています。聴き取りが難しいという場合でもスクリプトや語注も付いているので、訳や英文を見ながら取り組んでも良いと思います。徐々に聞き取れていくようになるのを感じることができる教材ではないでしょうか。
キキトレ度チェックという表も付いていて、何も見ない、語注だけみる、訳を見る、英文を見る、再度何も見ずに聞いた場合の5段階のチェックが出来るようになっています。
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通訳者が教えるアクティブリスニング 難易度★★
これは聴くだけではなく、かなり口を動かすトレーニングです。
多聴スタイルの場合は、内容理解の質問が二つあるだけですが、精聴の方は音声のリピーティングやシャドウイング、ポーズ入音声で訳を言いながら同時通訳風の練習ができるようになっています。自分の声を録音して、ミスをチェックしたものを書き込める表まで準備されています。すごい。
音声自体はゆっくりめですし、話者はアルクのコンサルタント&人気講師のドン・ドットさんだけあって聞き取りやすいです。
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今月の本音トーク 難易度★★
毎月一つのテーマに付いて日本に住む3人の外国人が話をするというコーナーです。台本なしのおしゃべりは聞いていて楽しいです。国籍も様々なので、色々な英語に慣れることができます。外国の方々から見た日本の話を聞くのは面白いですね。
多聴派には概要を問う質問が、精聴派にはスクリプトの穴埋め(ディクテーション)をする課題が出されます。会話をはずませるコツといったコミュニケーションのヒントが書かれているので、スピーキングの際の参考にもできます。
内容が盛り沢山なので一度では紹介できなかったので、後半部分は次回ご紹介します。